チャーリーとチョコレート工場🏭感想
ワクワクとダークとホラーと心が温まるような、そんなカオスな感情が入り混じった映画だった。
ウンパ・ルンパの不気味さの衝撃はすごいけれど、
私が好きなのは、
チャーリーがチョコレートを家族に分けるシーン。
「君のものだから自分で食べなさい」と言われたことに対して、
チャーリーは「僕のものだから僕の自由にする」と言って
みんなに同じ大きさずつチョコレートを分ける。
お母さんがひとかじりすると、
みんなもチョコを食べ始めるあのシーン。
彼は大事なものを分け合うことの幸せを知っているんだな。
的確で確信をつく一言を言えるチャーリーは
きっと賢い。
チャーリーの家庭環境も好きだ。
両親と、祖父母、
合計6人の大人に囲まれて暮らすチャーリー
ジョージおじいさんは、チャーリーに
「最初の金のチケットが当たるのはでぶでぶのチョコばっかり食べるやつに違いない」と言うけれど
一方で、
チケットをお金に換えてくると言ったチャーリーに対して
「お金は何枚でも刷れるけど、チケットは5枚しかない」と言う。
ジョーおじいさんはわずかなへそくりでチョコを買ってくるように言う
子供のような笑顔がかわいい、ワクワクが伝わってくる
いろんな大人といろんな言葉を交わしながら成長するのって
いい環境だなと思う。
チャーリーが10ドルを拾ったときは、
思わずおっしゃとガッツポーズしたくなるほど
見入ってしまいました。
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