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いつかのスペイン旅行 3日目

 父と行ったいつかのスペイン旅行 3日目

・次の日。モンセラット観光。

朝ごはんを食べて、ガウディが足しげく通ったといわれるモンセラットへ向かうため、カタルーニャ広場へ。

行き方がよく分からなかったのでインフォメーションに立ち寄ると、登山鉄道かロープウェイで行く方法があるとのこと。
どちらも料金はそんなに変わらないようなので、ロープウェイのチケットを買って、地下鉄でスペイン広場近くのエスパーニャ駅へ。

カタルーニャ鉄道の乗り換えまで少しだけ時間があったので、
アリーナの屋上展望台を1€で見て回る。
そこからスペインの町を360度で見渡すことが可能。
カタルーニャ鉄道で約1時間。駅を降りるとすぐにロープウェイに乗ることが出来る。写真を撮ったりしていたら、ロープウェイにすっかり列ができていてしまい。結構待つことに。ロープウェイは15分毎の運行。
そして、ようやくモンセラットに着く。確か高さは670mくらい。
大聖堂の中を見学。黒いマリア像にすごい人が並んでいた。
大聖堂は後ろにそびえたつモンセラットの岩肌に映えて独特な雰囲気がある。

チケットにはオーディオビジュアルと言うものもセットになっていて、それが聞けるところに移動した。展示品みたいなのがあって、日本語でモンセラットについて説明してくれる。少年合唱団の説明があったけど歌声聞きたかったなー。平日だけっぽい。

それから、ふにくらー(ケーブルカーのことだけどこっちのほうが気に入っている)に乗って、さらに上まで登る。眺めが良くて写真を撮ったりした。晴れててよかった!ピレネー山脈も見る事が出来た。
高さが一番上で1200mということで大したこと無いような気もするが、
すごい高いところにいるように見える。目の錯覚かな。
2時間位のトレッキングコースもあるようで、もうちょっと早く行けたら良かったと少し後悔。ふにくらー(ケーブルカー)に乗って降りて、お土産屋さんを見学するとすでに4時だった。

・私、スリ未遂に合う
帰りの電車がとても長く感じる。眠い。
うつらうつらしていると(防犯意識ない)、
人生初?おそらく、スリに合う。
地下鉄に乗っていて、駅で降りようとしたら、左から女性がさえぎって来て、なんでか降りれない。出ようとしているのに不自然に押し返されるような感じ。
娘らしき人と一緒に乗ってきた入れ墨入りの金髪の中年女性。
ん?と思ってたらパタッと財布が落ちた。

え??
 
年上の女性が財布落ちましたよ的なことを白々しく言う。
急いで拾って地下鉄をおりる。そこではっとした。
カバンのチャックはあけられて、財布のチャック(お金が入ってない方)まであけられていたから。

・これスリじゃん!
急いで中身を確認。携帯、パスポート、お金、携帯、パスポート、お金、携帯…
全部あった。
電車のドアが開いたわずか数秒の間に…

怖えええええ。一気に目が覚めた。
 
その足でピカソ美術館へ向かう。
急に町の人たちが怖い人に見えてきた。ガードが強くなった。ジャンバーの中に鞄を隠す。スリの事を父親は良いワクチンだと言ったが、確かにそうかもと納得するほどの気持ちの代わり様だった。

閉館が迫っていたピカソ美術館まで急ぎまくり、
焦って近くの係の人に父親が入り方を聞くと、入口はあっちだ的な感じで言われ、人にものを聞いた時はありがとうを言うべきだと注意されていた。
すみません…ごもっとも。
こういうことを言ってくるあたりヨーロッパだなと思ってしまうのだが違うだろうか?入口に向かうも今日はもう入れない様子だった。残念。

・スペインでパエリヤ
諦めて、パエリヤを食べに地球の歩き方に乗っているelcheというレストランへ。
予約をしたはずだがとれていない?感じというか英語が通じていない様子だった。
でも、ちょっと時間が早かったのかお客さんがいなくて余裕で入れた。
こっちの人は8時30分とかから夕食をとる。
シーフードパエリヤを注文。パエリアが食べられて嬉しい。
米はちょい固めな感じ。スペインでパエリア!!
手がカニみたいなエビが何匹か乗っていた。
ホテルに歩いて戻る。
 
旅はなるべく身軽で行きたい。
旅の良いところと言えば、本来日常に必要なものが何か分かることだ。
仕事とか以外で。家族とかいないからまだそう思えるのかな。

4日目に続く。。
 
 

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