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すぐやる脳 菅原道仁 を読んでのアウトプット

こんにちは!
久しぶりの更新ですが、自身の学びや
クライアント様とのやりとりで忙しく、
意識的に読書することから離れていましたが、
やはり本を読まないとエネルギーがでない!
ということで、溜まってた読書欲が爆発し、
1日で3冊読んでしまいました。

とはいえ、読んだままだと身につかないので
こちらにてアウトプットをさせていただきます。
もし興味があるのでしたら、ご自身の選書の
参考にしていただけたら幸いです😊

さて、今回は「すぐやる脳」
という本を読みました。
これは一言でいうと、

「すぐに行動するためにはどうすればいいか」

ということについて、脳科学の視点から
解説してあります。
すぐに実生活に応用できる点も沢山あり、
とても有意義な本でした!

著者は脳外科医で、脳についての知見も深く
その知識をわかりやすく噛み砕いて解説して
くれています。

脳の特性を理解して、それを
どう活かせばいいかについて
書かれています。
それでは、内容についての気付きなどを
アウトプットしていきます。


この本はこんな人におすすめ

  • やる気を出したい人

  • 先延ばしにしてしまうのが嫌な人

  • 脳科学について知りたい人

  • 脳を学んで目標を達成して生きたい人


最近どうもやる気がでない。
やらなきゃいけないことがあるのに、
どうしても先延ばしにしてしまう。

そういうことって、ありますよね😓
私も当然あります。

そのことについて、脳科学の観点から、
どうすればやる気をだして、すぐやる脳に
なれるのかについて書かれています。
「すぐにやる気を出したい人」
「どうせやるなら楽しくやりたい人」
にもおすすめの内容になっています!


なぜこの本を読もうと思ったか


この本を読もうと思ったきっかけですが、
正直な話、ちょっと最近疲れ気味でした。
となると、当然やる気も落ちてしまいます。
どうすれば意欲が湧くのかなあ・・・
などと悩み、
運動したり、沢山寝たりと
色々と試していたのですが、
フラッっと立ち寄った本屋さんで目にした
このシンプルな本の内容に惹かれて
購入しました。

脳科学の本は、
今まで多数読んできているのですが、
シンプルに、且つ科学的に書かれていたので、
即買いしてしまいました!

シンプルに書いてある本って、
好きなんですよね😊

この本で得られた気付き


この本で得られた気付きについて、3点挙げさせていただきます😌

脳は怠け者で、誘惑に弱く、流されやすく、エネルギーを節約したい

え?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、事実です。
というのも、まず、脳は非常に燃費が悪いんです。
基礎代謝の20%近くも、脳はエネルギーを持っていきます。
こんなに大量のエネルギーを使う臓器は、脳以外にないんです。
だからこそ、少しでも脳は近道をしたい。
省略したい。
楽をしたい。考えたくない。
ルーティーンをこなしたい。
まずはそれを知ることですよね。

人間の脳機能については
「すごい処理能力を備えている!潜在意識は3万倍!」
とか言われていますが、
実際のところはこんなもんです。

怠惰な脳を、どう使っていくか。
そこに立ち戻って考える必要がありそうですよね😓

また、流されやすい側面も持っています。
バンドワゴン効果。ともいいますが、
個人の判断よりも、集団の判断のほうが正しいと思ってしまうのも、脳の省略化の仕組み。
自分で考えることが大変なので、
周りに合わせればその分のエネルギーを省略できるからです。
ダニエル・カーネマンさんの言うところの
「システム1・システム2」にも通じますね。
できるだけ脳は、なんとなく無意識ですごす
「システム1」を使いたがる。

また、脳は誘惑にも弱いです。


この本では、たとえとして食欲を挙げていますが、
満腹でも、テレビで美味しそうなものを食べていたり、
街を歩いていて美味しそうな匂いがしてきたりする。
つまり「5感」を刺激されると、
お腹が空いていなくても、無性に食べたくなってしまう。
そんなメカニズムがあるとのことです。
これは、狩猟採集時代の名残りなのかもしれませんよね。

脳は例えて言うなら「かなりいい加減な人」
と言っても良いかもしれませんね。

それを前提にすることで、どうすれば
いい加減な脳をうまく使って、やる気を出して行動していくか。について考えます。
「なんで私はすぐ諦めてしまうのか」
「私ってどうしてできないんだろう」


と無駄にネガティブになることはなくなりますよね。
だって、基本的に脳はそういうものなんですから😌

では、そんな脳をどう使っていけば良いのでしょう?
ということですが、この本では

「ドーパミンをコントロールしてやる気を出す」
ことをおすすめしています。

ドーパミンコントロールこそ最強!


どうすれば、基本的に怠け者の
「やりたくない脳」を「やりたがる脳」に

変えていけるのでしょうか?
その答えが、この
「ドーパミンコントロール」に
ある。と、この本では述べられています。
というか、
それしかない。
と言い切っています。

そのドーパミンコントロールってどうやるの?
ということですが、以下の手順でやっていくようです。

  1. 自己暗示をかける

  2. スモールステップに分解する

  3. ドーパミンを出す。

この3つの手順だけ。
簡単そうですよね。

自己暗示をかけることで、脳に
言葉を浸透させて、聴覚に働きかけて、
脳にしっかりと覚えさせること。とのことです。

暗示法の始祖、エミール・クーエは、
あなたが何かを行う時、「簡単にできる」と自分自身に言い聞かせなさい。そうすれば、本当に簡単になる。

Day by day in every way,Im getteing better and better
(私はあらゆる面でますます良くなっている)

こんなふうに、就寝前などのリラックスしている時に
20回声に出して自分に言い聞かせるとのこと。
これが極めて重要とのこと。


また、目標を小さなステップに分けて、
各ステップを達成した時点で喜びを感じるようにする。
それによってドーパミンが出ます。
目標の重要性や達成度の大きさではなく、フィードバックの回数の多さを重視して、都度ドーパミンを出していく
ことを意識すること。

あまりに目標が大きすぎると、達成する気が失せてしまうため、ドーパミンが分泌されずにやる気が起きません。
だからこそ、小さなステップに目標を分けて、こまめに達成してドーパミンを出していくことが大事になってくるんですね。

また、最後の
「ドーパミンを出す」についてですが、
良いことでも悪いことでも
「なにか大きな出来事が起こりそうだ!」と感じると、
脳はドーパミンを出すとのことです。



なので、「これをやっていったらこんな良いことが起きるかも」であるとか、
「これをやらないとこんな悪いことが起きてしまうかも」と
想像することでも、脳はドーパミンを出します。

想像のちからってすごいですよね。

また、ドーパミンを健康的に出すためには、

  • 運動を楽しむ

  • 趣味に没頭する

  • 音楽を聴く

  • 新しいものを探したり、新しいことに挑戦する

ことでも、ドーパミンレベルがあがります!
是非取り入れていきたいですよね。

逆に、不健康なドーパミンの出し方として

  • 甘いもの

  • アルコール

  • ギャンブル

  • スマホ・ゲーム

  • ショッピング

これらのものでもドーパミンが出ますが、
依存性が高く、且つ巧妙に人の脳の仕組みを
操って、少しでも中毒にさせようとするものです。
これを続けると、健康的な手段でドーパミンを出すことができなくなってしまいます。
ほどほどにするか、きっぱりやめるかしたほうが良いと思いました。

飽きっぽくない人などいない。


良い習慣が続かないと嘆く人も
多いかと思いますが、その原因として
「飽きるから」というものがあります。

実際、赤ちゃんでも飽きることが
わかっているので、大人は当然飽きやすい。
この「飽き」をコントロールするためには
報酬をアップデートすることが必要になってくるとこの本では述べられています。
では、どうやってアップデートしていけばいいのか?
ということですが。。

やることを「ゲームにしてしまう」
いわゆる「ゲーミフィケーション」が大切とのことです。

脳科学的にも正しい。と本書では述べられています。

ゲーミフィケーションの内容としては、
以下のものになります。

  • いつもと違う場所で作業する

  • 作業の順番を変えてみる

  • 小さな幸せを報酬として用意してみる

  • 少しでも時間短縮したり、効率化を目指す

  • 仲間と喜びをシェアする

確かに、場所を変えたりすると集中できたりしますよね。
単調な作業でも、少しでも効率化するにはどうすればいいかを考えることで、ゲーム的要素を取り入れて続けられるようになりそうです。
堀江貴文さんが投獄中に単調作業でどれだけ効率化できるかで楽しんでいたことが書籍に書かれていて、そのことを思い出しました。
堀江貴文さんも、労役をゲームにしてしまうことで、ドーパミンを高めて作業していたんでしょうね😌



仲間とシェアすることも大事になってくると思いますね。
朝活会や読書会など、続けたいことで仲間を作ることで
その行動がゲーム化して続けやすくなるのは理解できます。

ゲーム化することでドーパミンを出していきましょう!

実践すること

それでは私がこの本を読んで実践することですが

  1. 自己暗示をかける

  2. 内発的動機づけと作業興奮を利用する

  3. 依存性の高い手段に頼るのをやめる

自己暗示をかける

これは脳科学的にも正しいと思いますが、
私が提供する脳科学コーチングでも取り入れています。
自己暗示をかけて何度も脳内にインプットすることで
潜在意識にしっかりと入れていくことができます。
本当に効果があるので、読者の方も試してほしいです😌
ただ暗示をかけて読むだけなので、3分~5分程度で人生が良くなると考えれば、やらない手はありません。
かの有名なコーチング界のカリスマ
アンソニー・ロビンズも
「インカンテーション」
いう名の自己暗示を自分にかけ続けた結果、あれだけの成功を勝ち取れたと述べています。
怠惰な脳にしっかりとインプットして行動できるように
自己暗示をかけていきます😊

内発的動機づけと作業興奮を利用する。

なぜやる必要があるのか?
それは周りの評価でなく、自分が心からやりたいことなのか?を明らかにすることが大切です。
外発的な動機づけでは、続かないんですよね。
確かに承認欲求は大切な要素ですが、そのバランスが
大事です。
承認されなくても、褒められなくてもやりたいことなのか。
それをする必要はなんなのか?を言語化しておくことで、
内側から湧き上がってくるやる気を利用したいと思います。

結構承認欲求は強いほうがと自覚しているので、
しっかりとこれは意識していく必要があるな。と感じました。

また、作業興奮についてですが、
とりあえずやりたくないことでも、5分頑張ってみる。
それにより、脳の側坐核が刺激されて、夢中になる。
まず手を動かすことでやる気がでるそうです。

やる気が出るのを待つのではなく、
やっているうちにやる気が出る。

のが正解。
まずは手を動かしてみるのが、脳科学的にも
正解とのことですので、どうもやる気がおきない場合も
とりあえず取り掛かってみようと思います!

まとめ

今回は、「すぐやる脳」という本について
アウトプットをさせていただきました。
シンプル且つわかりやすい内容でした。
どうもやる気がわかない。
スムーズにやる気を出すにはどうすればいいか
悩んでいる人や、
そういう人のサポートをしている方には
是非読んでほしいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。


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