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他人の人生を覗く

ツイッターで全く知らない人の写真が流れてきたりすると、他人事なのにちょっと気になってしまう。顔も知らない女の子の日常の写真とか。(どうでもよければどうでもいいほど良い)

音楽用のツイッターアカウントを作って2年ほど。全く話したこともないフォロワーも多い。そういうアカウントを作って気づいたが、顔を出さずに手とか服だけを載せた写真が一番ウケる。新曲を載せたツイートよりハートがつく。顔を出さないのが肝だ。顔は情報が多すぎる。みんな、人の生活とか、脳みそを”ちょっとだけ”見たいんだ。自分の陣地で。まだ起き上がりたくないベッドの上から。

僕はこの軽薄なインターネットの性質に嫌気がさして、一時期は世界が滅んでしまえばいいと思っていたほどだ。なぜあれほど不快だったのか考える。音楽が絡んでいたからだ。僕は音楽が好きすぎる。自分の生み出したものがどう扱われるかすごく気になるし、自分の曲よりクソなものが持て囃されていると嫉妬もする。インターネットは僕の気持ちに比べて軽い。冷たいんじゃなくて軽い。

でも、文章は良い。どうでも良い。どうでも良いし書くのも好きだ。みなさん1週間前にネットでバズってた四コマ漫画の内容とか覚えてますか?ですよね。僕の取るに足らない暮らしや考えていることを外の世界に向けて書いて、ツイッターの四コマ漫画みたいな、一過性の娯楽になったら楽しい。


「スキ」を押して頂いた方は僕が考えた適当おみくじを引けます。凶はでません。