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アニメの「部室」素敵すぎ問題

みなさん、こんばんは。最近どうですか。夜な夜なアニメ、観てますか?

アニメ。もともとそれなりに好きだったが、2年前に、ファンシーひきこもり製造組合amazon primeに加入してから拍車がかかった。生きててよかった。最近は寝食を犠牲にして交響詩篇エウレカセブン(全50話)を観ている。

エウレカは最高に面白いからいい。今期僕が欠かさず観ているアニメ「色づく世界の明日から」控えめにいっておもしろくない。何も起きない。7話目くらいまで、そよ風レベルのイベントしか起きない。僕は男の子だ、ハリケーンを頼む。あと、ヒロインの瞳美ちゃんの頬がいつも不自然に赤いのはなんでだ。あれは多分、撮影前に欠かさず43度の湯に浸かっているか、身体のどこかに潜まされているエロいひみつどうぐのせいだ。(のび太さんのえっち)

つまんねーと思いながら、観続けてしまうのはなぜだ。カンタン。学園モノだからだ。しかも、部室が出てくる。狭い部室。アニメの部室は最高だ。

「涼宮ハルヒの憂鬱」「氷菓」の部室、「シュタインズゲート」の未来ガジェット研究所、「あの花」の秘密基地。アニメに出てくる、本人たちだけの閉鎖空間、めちゃくちゃワクワクする。願わくば僕も通いたい。まゆしいのバナナ勝手に食べて怒られたい。

青春を描いた作品から感じる面白さや感動は「共感」の色が強い。自分の過去と重ね合わせてグッとくるわけだ。僕は、まごまごした文系学園アニメを見ていると、視聴覚室を思い出す。

10年前、校則がほとんどないゆるい学校に通い、その中でもことさらゆるい軽音楽部に入っていた。軽音部の「部」は世界で一番安い「部」だ。ダイソーで買える。コロコロの付録についてくる。野球部、サッカー部吹奏楽部その他、きつかった人たちごめん。放課後集まってずっとオセロとかしててごめん。せめて楽器弾けって感じだよな。

ただ、甲子園を目指すのと同じように、放課後のオセロも青春だ。大人になって、あの時間のかけがえのなさに気付いた。残念ながら部室は狭くなかった。視聴覚室、学年集会に使うような大きな教室だった。でも、他の生徒は控室のロッカーにオセロが入ってることを知らないし、僕が校歌の伴奏に使うグランドピアノでドラクエの曲を練習してることを知らなかった。あそこには「僕らだけの」があった。

「僕らだけの」を思い出す。寝食を犠牲にする理由としては充分だ。ちなみに、瞳美ちゃんは「魔法写真美術部」の一員だ。たいがいにせい。

「スキ」を押して頂いた方は僕が考えた適当おみくじを引けます。凶はでません。