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冬が寒くってほんとにやだった

12月ですね。一昨日くらいに、今年最初の寒波が日本列島を襲って、僕は冬からの一発目のジャブでKOされた。失神KO。

“四季の中でどれが1番好き?”と聞かれたら、夏の頃の僕は”冬”と答えるだろう。けれども実際冬が来たら話は別。僕の言っている冬は、空想の世界の話だから。

僕の友達に、リアルな冬が大好きなやつがいる。彼は去年の冬、寒いのが楽しすぎて、大雪の中大笑いしながらバンパイアウィークエンドを熱唱してる動画をネットに上げていた。”気が狂っている...”と思った。そういう人もいる。

そんなことを思い出している場合じゃない。事態は急を要する。クローゼットを開き今年のヒートテックの在庫を確認する。薄いの3枚、分厚いの2枚。なんで毎年少しずつ減っていくんだ?捨ててないのに。こいつらでやっていけるだろうか。ヤクルトのポンコツ投手陣をやりくりする投手コーチの気持ちだ。今の時点で、分厚いのを二枚着る防寒セレブになってはいけない。1月下旬に凍った涙を流すことになる。これが難しいところ。いろんな意味で、僕の弱さをしっかり測らないと泣くことになる。ヒートテックは人生だ。

中学生の時、ギターを始めてすぐに練習した、BUMP OF CHIKENのスノースマイル。”冬が寒くってほんとによかった”という歌い出しは共感できない。例えば、ガッキーと寒空の下デートできたとしても”もう一枚着たい”と思ってしまうだろう。年末セールでロマンが売ってたら良いのに。いや、極暖買お。

「スキ」を押して頂いた方は僕が考えた適当おみくじを引けます。凶はでません。