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茶道をはじめる

裏千家で茶道を始めました。

知らないことだらけ、新しいことだらけで本当に楽しい。日本語なのに、知らない単語がこんなにある世界。。
お茶室の中には今までいた現実世界とはまた別の宇宙があるようです。

これから、月に一回、お稽古をしていくので、そこで学んだこと、感じたことを記録していきます。


初回のお稽古までの準備

帛紗、扇子、菓子切り、懐紙を準備していきました。

購入場所は、新宿駅西口の青松園さんです。
「裏千家で初めてです」とお伝えすると、いろいろ揃えてくださいました。

帛紗(ふくさ)は道具を清めるために使うもの。

菓子切り懐紙はお茶菓子を食べるときに使います。

扇子
は、普段使うものより一回り小さく15cmほどです。
座って挨拶をするときに膝前に置いて使います。
これは自他の境界(結界)を表し、相手への敬いの念を示すことになるそうです。

利休百首

扇子を広げると、利休百首が書いてあります。
言わずと知れた、茶の湯を大成した人物、千利休の教えを和歌にしたものです。

https://www.ava-cha.com/rikyu100

茶道を学ぶ者の心構えなので、ひとつづつ読み解いていきます。

一首目は

その道に入らんと思う心こそ わがみながらの師匠なりけり

道=茶道を自発的に学ぼうと思った時点で、その人の心にもうすでに立派な師匠が生まれている

という意味です。

学ぶ姿勢を忘れずに、好奇心や知識欲、素直に物事を受け止める気持ちを持ち続けたいと思います。

ちなみに、もともとは戦国武将たちのたしなみであった茶道が、女性のイメージになったのは、明治時代、女性が礼儀作法を身につけるものとして女学校に取り入れられたことがきっかけだそうです。

それは「良妻賢母」を目指すものであった一方で、それまで家庭に入ることでしか認められなかった女性たちが素養を身につけるための、女性をエンパワーメントするものでもあったんですね。そしてその女性たちが文化を守ってきた。


割稽古

初回ということで1時間早く行き、1人で割稽古をしていただきました。(作法をいくつかの部分に分けて、一部分ずつを稽古すること。)

  • 水屋でのお道具の準備

  • 帛紗さばき

  • 棗、茶杓、お椀の清めかた

  • 茶筅通し

  • 道具の拝見の仕方

お稽古

そのあとは、濃茶のお手前、釣瓶の水指・洗い茶巾のお稽古を見学しました。
生徒さんは三人、同い年くらいでした。

水差し、道具、お手前は季節によって変わります
お軸:瀧
お花:むくげ、金水引
主菓子(おもがし):団扇と向日葵の練り切り/かんたんなゆめ
干菓子:紫陽花の琥珀糖


YouTubeでキムタクが初めて茶道をやる動画が面白く、勉強になったので貼っておきます


次回までにやること

  • お稽古で他の方が持っていた、帛紗挟み、お稽古着を次回までに揃えたい

  • 茶道検定の本を買ってみる

  • 作法の復習

  • 日常生活に茶道を取り入れる

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