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20201022 日記・雑記

 朝8時に起きる。なんてことだ。目覚まし時計は6:40と7:00にセットしてあったのに。とはいえ、起きねばならない用事があったわけではない。ただ、最近平日だというのに、朝が遅い生活をしていることに嫌悪感を抱いているのである。私は朝に強いことが一つの特技である、ゆえに起きれない日はとてつもなく自分が堕落した人間のような感じがする。まあ、ここのところずっとなんだけど。
 まあ敗因は、昨日2時までドロヘドロ1巻を読んでいたのと、カーテンを締めきって寝ていたことだろう。明日から、寝る直前にカーテンを空けることを忘れない。深夜の漫画は…うん。ドロヘドロこんなに面白いと思わなかった。いっき買いしてしまいそう。

 そこそこすいている電車に乗って学校へ。最近、満員電車を非常に苦痛だと感じるので、遅起きは逆にいいのかもしれない…と思わないこともないが。通学中はKindleを読む、少し寝る。今読んでいるのは岡本太郎の「日本の伝統」。少し読みにくい。「今日の芸術」の方が面白かった。

 11時少しすぎに学校に到着する。机の上に置いてあったハンガリー土産?のチョコ?を一つもらう。ゼミ準備をいやいや行う。背中向かいの席の留学生がインターン受け入れの資料を作っているらしく、少し質問される。「履歴書ってどうやって書くの?」「テンプレートがネットに落ちてるよ」留学生は就活について、いつも「むりやー」と言っている。今度、癒しをもとめに猫カフェに行く約束をした。

 ポートフォリオを作らねば…とずっと思っており、今日やっとフォーマットのたたきのたたきのようなもの?を作った。先輩に就活の時に使ったポーフォリを見せてもらい、ガチじゃん…と思う。自己満みたいな上っ面のものではなく、ちゃんと伝わるタクティカルなものを作らなければと思う。

 先輩に「このシート(差し替え)は○○用、これは△△用…」と見せられているうちに、「うちの御社の就活解禁いつなんだ?」と思う。そして御社のHPを見ると、
数日前にはまだ「準備中です」と書かれていた2021採用のページが、、、
現れている、、、
しかも思っていたよりも開始早い。
ついに始まった。ああ、頑張らねば、ポートフォリオ。

 最近、フィルムカメラを預かっている。杭瀬のamare管理人の二人が転居するらしく、新居を片付けたりリノベしたりしているらしいのだが、そこから出てきたらしい。Autoboy2という、フイルムカメラでオートフォーカスが導入された初期のもの。幸い液漏れしておらず、電池を入れ替えたら動いた。管理人の二人は「これでエモい写真撮れるかもな」と言いつつあまり興味がなさそうで、売り飛ばしてしまう様子だったので、少し強引に私が引き取らせてもらった。今はフィルムを入れて、私が持ち歩いている。36枚撮りきるまで現像は出さないつもりだが、果たして撮れているのか。カメラ屋さんに大丈夫って言われたから大丈夫なんだろうけど。
 Autoboy2は、コンデジより軽く、そしてびっくりするほど手に馴染む。外装が金属でないので、冷たくない。

 NINを聞きながら、電車に乗る。JR神戸線が大幅にダイヤが乱れているらしく、阪急にしわ寄せが来ていて、人が多い。NIN、久しぶりに聞いたけど、やっぱり私のオールタイム・ベストだ。トレント・レズナーの声が世界一好きだ。

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 最近、趣味の合う人と親しくなった。その人とはかれこれ4年前くらいから面識があるのだが、ごくごく最近、互いにカルチャーの趣味嗜好、というか「なにを通ってきてるか」が異様に合うことが、ひょんなことから明らかになったのだ。私にとって彼は、どんな「これ知ってる?」「これ聞いたことある?」を振っても大体答えてくれるし、もし知らなくてもアツくお勧めすることができる。一方で、彼が私にアツく何かを語ることはないのだが、彼の洗練された一言一言が、私の「わかる~」を誘発する。
 もっとたくさん音楽を聴いて、もっと彼と話したい、と思える人に久しぶりに出会った。
 しかし、彼は同じ思いを持っていないのだろうというのが、ひしひしと伝わってくる。
 電車の中で、彼を思い出しつらくなる。彼は私と似ているが、私よりもずっと大人で、ずっと物事を分かっている。私とおなじでニッチさに魅せられた人間であるのに、友達も多く、彼女もいて、器用に堂々と生きている。いわば、私の上位互換。
 頼むから貴方の世界をもっと見せてよ、私が嫉妬に狂わない程度に。
 「人間に興味ないんだ」と彼は言った。「私も」と私は言った(ような気がする)。本当に、違うだろそうじゃないだろ、と返せばよかった。「だから私たちはカルチャーを信じてるんだろ、そしていつまでそんなこと言ってるんだ、興味ない、で思考停止してんじゃねーよ、私たちはもう大人だぞ」とでも、言えばよかった。
 そして、私は「人間に興味ない」彼のことを、気づけばずっと考えている。

 今日はカレーの日らしく、西正寺でカレーをたべるゆるっとした会が行われた。それに向かうために、塚口に向かう。学校からなので阪急塚口で降りて、駅前に立てかけてあるサンサン劇場の上映予定をチラ見する。パラサイト上演しないかな。大好きな駅前のレトロな喫茶店、八根有羅(やねうら)に向かおうかと思っていたが、この時点で電車の遅延もあり30分遅れなことが確定していたので無理だ~と思いながら八根有羅の前をとおる。

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定休日やんけ!

 西正寺に到着。住職さん含め6人の大人と、2人の子供がいる。遅れて1人の大人がやってくる。カレーを美味しくいただきながら、本当にたわいもない話をする。こういう、大人に囲まれつつもくつろげる空間が好きだ。集まった人の人生を正当に覗き見してる感じ。
 最近思っていることは、宗教の存在意義で一番大事なのって、「対話」と「共有」の円滑化じゃないかということ。絶対に漫画とかででてくるなんかよくわからないものに祈りを捧げる的なの(ぱっと思いついたのだと進撃のウォール教のシーン)ってとにかく的を得てないよなあということ。
 2人子供がいたと言ったけど、1人が1歳半?の赤ちゃんで、とにかく大人しく物怖じしない子だったので少しだっこさせてもらった。時々こちらをじっと見つめてくるのがたまらなくかわいい。「喋らない今がかわいいんよね〜」と、お母さんが言っていた。

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 少し食べ足りなかったのと、お酒を飲みたかったので、家の近くのたこ焼き屋さんで一杯だけ飲む。たこ焼きと唐揚げ、ビール一杯で1020円。

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いや、めちゃぶれとるやんけ。autoboy2、接写に向いてないのか?

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