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周りのすべての音を消してくれる存在

今までこんな言葉、考えたこともなかった                             ましてや その「音」に関心はなかった                       なんなら嫌な存在と思っていた

毎度のごとくやってくる「音」は、いつも僕にとって嫌な奴だった

都合のいい時に限ってやってくる

頭に響く嫌な音

うるさい音

空気は重い

周りは暗い

いいことなんて一つもないと思ってた



だが変化の瞬間というのは面白いものだ

よく「物事を違った視点から見てみると印象が変わる」というが                  

「最悪」という存在に対して、                       じゃあ違った視点から見てみよう                          きっといいものなんだろう                           なんて考えは即急には出てこない

「最悪」なものは、そう感じた瞬間、「最悪」のままだ

しかしその考え方を否定しているわけではない                      むしろ肯定したいほどだ



もう一度



変化というのは面白いものだ



ふとした瞬間、それは訪れる

視点が変わる瞬間だ

それは意図して起こすものではない                                  そして予期できるものでもない

これこそ「偶然」とも言える現象ではないだろうか   

偶然起きた物事の視点の変化は、僕にも訪れた

いつもうるさいと思っていた「音」は


周りの音をかき消してくれる唯一無二の「音」へと変わっていた

いつもうるさい音 嫌な音 静かにしてほしい音と感じていたのに           いつからか「音」のおかげで                                集中できる音 静かにしてくれる音 心地よい音

周りのすべての音を消してくれる存在


今日も辺りに降っている



変化というのは面白いものだ




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