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申請・手続き、傷病手当金

今回はじめて利用することになりましたが、傷病手当金についてまとめます。月の途中で転院する場合の注意点も記載しています。

傷病手当金とは?

被保険者が業務災害以外の病気やケガで療養のため仕事を休み、その間給与等が支払われない、または給与が減額されたためその支給額が傷病手当金の給付額より少ないとき、被保険者の生活費を保障するために支給される保険給付です。

病気やケガで仕事を休んでいる間、お金を支給してくれる制度です。健康保険に加入していれば利用できます。

支給要件

  1. 療養のために労務が不能である事

  2. 連続する3日を含み4日以上仕事を休んだとき

  3. 休んだ期間について給与等がもらえないこと

給付期間

支給を始めた日から起算して1年6か月間

給付金額

傷病手当金の給付日額は、支給の始まる日の属する月以前の直近の継続した12か月の標準報酬月額を平均した額の30分の1に相当する額の3分の2に相当する金額で算定されます。所属が一年未満の場合は平均額から算定される事になります。

給付日

  • TJK(東京都情報サービス産業健康保険組合)とITS(関東ITソフトウェア健康保険組合)であれば、毎月10日、20日、末日のいずれかの日が支給日です。どの日になるかは人によって違います。

  • 初回の申請では、審査が入ります。審査の期間は、約10日ほど。このため、初回の振込には少々時間がかかり、早くても1ヶ月、遅いと2ヶ月かかることもあります。

  • 通知方法は、支給決定通知書というハガキです。審査が終了すると届きます。このハガキの中に、振込日が記載されているので、振り込まれる前に日にちは確認できます。

傷病手当金受給中に病院を転院する場合に気を付けること

私は途中で転移したのでこの点が気がかりでした。気をつける点は2点。

  1. 転院先の医師から証明をもらうまでの空白期間は支給されない

  2. 転院の際に空白期間が生まれないようにする

月の途中で転院した場合の請求期間と手続き


11月8日までAという病院に通っており、傷病手当金の申請に必要な証明書には11月8日までと記載してあれば、転院先の病院には11月9日に診断を受けて、申請に必要な証明書に11月9日と記載してもらいます。申請用紙は2枚となります。転院前の請求期間は転院前の医師に、そして転院後の請求期間は転院後の医師に「傷病手当金医師の意見欄」の記載をしてもらってください。

これを参考に、空白期間を作らずに2組に分けて申請書を作成し申請しました。


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