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車:私とスバル・ステラ RN1の終活②/小型車、何を乗り換える問題

再びドーモ、slaughtercultです。前回は、憎悪と怨念に満ちた5,000文字にお付き合いくださりありがとうございました。お腹は壊しませんでしたか?
まだ読んでないけど、早く本編を始めろ、ですって? それはいけない。

☝ここまでの経緯をしたためたお気持ち長文☝ お気持ち長文という表現、アイロニーが強めで私嫌いじゃないです。前回の記事はルサンチマン全振りだったので、今回はテンション(☝ ՞ਊ ՞)☝アゲアゲな話題で行きましょ。

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(´◉◞౪◟◉)<Hellyeah! 我らが4発軽の綺羅星☆彡『スバル・ステラ RN1』
インドカレー屋のテイクアウト回収直前、綺麗サッパリ洗車した直後の勇姿
フロント下部のバンパーは過去に事故で全損し、一度取り換えられている

前回記事にて、そろそろ次の車を探さなきゃ……と思って色々調べました、たのしかったです(小学生並みの感想)と締め括りましたが、この記事では具体的なモデルを幾つか列挙し、理想的な車を探していきたいと思います。

今回は一つルールを設けまして、それは中古車を入れない! ということ。ゆえにプロボックスはリスト落ちしたわけですが(現行型はHV・CVTのみ)現代マジでヤベーっすよ、4WD構成がCVT限定とか各社ザラですからね。

だがしかし! ラクラク車の蔓延る現代! 私は声を大にして言おう!
こんな時代だからこそMT車が欲しい、マニュアル仕様に乗りたいのだ、と!
そんな私の独断と偏見により、以下のリストはほぼ全てMT車となります。


1.スズキ・ジムニー 3BA-JB64W (軽自動車)

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ジムニー JB64(排気量 660cc)ベースグレードのXGモデル。
画像は https://www.suzuki.co.jp/ より転載しています。
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2.スズキ・ジムニー・シエラ 3BA-JB74W (普通車)

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ジムニー・シエラ JB74(排気量 1,500cc)ベースグレードのJLモデル。
画像は https://www.suzuki.co.jp/ より転載しています。
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大正義ジムニー。ラダーフレームでFRレイアウト、質実剛健の小型SUV。
私が車を乗り始めた頃から欲しかった車で、ぶっちゃけ今でも欲しいです。
5MTでベースグレードのお値段、軽は1,485,000円、普通車でも1,793,000円!
パートタイム4WDとサブトランスファー付きなのに、意外とリーズナブル。
ある一点を除けば(重要)これでキマリでしょ感すら漂わす風格ですよね!

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ジムニーの総排気量 658cc 3気筒インタークーラーターボ付きエンジンは、
最大出力 47kw(64ps)/6,000rpm 最大トルク 96N・m(9.8kg・m)/3,500rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,725mm 重量 1,030kg 回転半径 4.8m
室内寸法が、長さ 1,770mm 幅 1,300mm 高さ 1,200mm といった具合。

シエラの総排気量 1,460cc 4気筒NA(自然吸気)エンジンの場合だと、
最大出力 75kw(102ps)/6,000rpm 最大トルク 130N・m(13.3kg・m)/4,000rpm
全長 3,550mm 全幅 1,645mm 全高 1,730mm 重量 1,070kg 回転半径 4.9m
室内寸法が、長さ 1,795mm 幅 1,300mm 高さ 1,200mm といった具合。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

車体寸法は、私が現在乗っているステラRN1とほぼ同寸。ただ車体重量のみ凡そ200kg増えておりますが、最高出力が軽で10ps、普通車で48psと増えて最大トルクも軽で3.4kg・m、普通車で6.9kg・mと大幅に増加しました!
(註:ps=Pferdestärke 馬力。原語はドイツ語だが、数値はフランス発祥)
最大トルク1.5~2倍増は、重量1.25倍の増加分を相殺して余りあるのでは?
まぁ屋根高は相変わらずなので、機械式立体駐車場には停められませぬが。

捕らぬ狸の皮算用に冷や水を浴びせる情報。冒頭のある一点を除けばという意味深な言葉はこのことでした。新車ジムニー、驚愕の納車待ち1年以上!
これに関しては上の記事にもある通り、ジムニー専用の生産ラインの余裕が無いとの事情で、マジで仕方ないです……これから買う人は肚を括ろう。


3.スズキ・アルトワークス DBA-HA36S

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アルトワークス HA36S(660cc)。単一グレード車種。
画像は https://www.suzuki.co.jp/ より転載しています。
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またスズキ! ナウなヤングにバカウケの腕白小僧、アルトワークスです。
型式名を通常アルトと共有していますが、中身は強化されたホットモデル!
うちの会社にも女性社員で乗られてる方がおりますが、格好いいですね!
トランスミッションは5速MTと、5速AGSというセミAT仕様が選択可能。
価格は5MTの2WDで1,537,800円、フルタイム4WD仕様なら1,647,800円!
癖の強い車種ながら、ジムニーとはキッチリ棲み分けがなされて興味深い。

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アルトワークスの総排気量 658cc 3気筒インタークーラーターボエンジンは
最大出力 47kw(64ps)/6,000rpm 最大トルク 100N・m(10.2kg・m)/3,000rpm 
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,500mm 重量 670kg 回転半径 4.6m
室内寸法が、長さ 2,040mm 幅 1,255mm 高さ 1,215mm といった具合。
重量は5MT・2WDの場合で、5AGSでは+20kg、4WDでは+50kg重量増。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

全長全幅はジムニーとも、ステラRN1とも同様で、軽規格の上限ギリギリ。ステラより200kg、ジムニーより400kg軽い圧巻の軽車重に、自主規制値の最高出力と、ジムニーよりやや強化された最大トルクが華を添えます!
最大トルクの発生回転数が、何気に500回転低いのも見逃せません。実用に軸足を置きつつもこの攻撃的セッティング、羊の皮を被った狼ですね。
スズキの軽は凄い。流石ケータハムにエンジン提供しただけのことはある。
購入意欲はそそられますが……この車、事故ったらただじゃ済まないよな(笑)


.トヨタ・ヤリス 5BA-MXPA10-AHFNB

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ヤリス MXPA10(1,500cc)。ベースグレードのXモデル。
画像は https://toyota.jp/ より転載しています。
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ガソリンエンジンを積んだアクアじゃねーか! いやヤリスの中身はアクアじゃなくてヴィッツだろう(国外仕様車の名前でした)そんなトヨタの車。
だが、ちょっと待って欲しい。この新型ヤリスは中々面白い車なのです。
このサイズのコンパクトカーで、今や殆どのメーカーが捨て去ったMT仕様が設定可能。正気か? CVTじゃないだけで嬉しいのに、ミッションは6速!
おまけにベースグレードの価格は1,543,000円! スズキの軽に被る低価格!

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このヤリスに搭載されている、総排気量 1,490cc 3気筒NAエンジンは、
最大出力 88kw(120ps)/6,600rpm
最大トルク 145N・m(14.8kg・m)/4,800~5,200rpm とやや幅があります。
全長 3,940mm 全幅 1,695mm 全高 1,500mm 重量 980kg 回転半径 4.8m
室内寸法が、長さ 1,845mm 幅 1,430mm 高さ 1,190mm といった具合。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

興味深いと思いませんか? ハイブリッドやミニバンに食指が向かない方もオッと思わせる、今時の一般向けにしちゃ硬派な内容ではござんせんか。
ちなみにこのヤリス、スポーツモデルGRが近日発売予定(なお価格396万)最高出力 272ps/6,500rpm?  最大トルク 37.7kg・m/3,000rpm? という怪物
86(スバル提携)、スープラ(BMW提携)と徐々にレガシー復刻の兆しも見せて、これからのトヨタはやるのかもしれないぞ!? という予感です。


5.マツダ・MAZDA 2 6BA-DJLFS (ガソリン)/3DA-DJ5FS (ディーゼル)/3BA-DJLFS (特別仕様車)

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MAZDA 2 DJLFS(1,500cc)。ベースグレードの15Sモデル。
画像は https://www.mazda.co.jp/ より転載しています。
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天上天下唯我独尊、国産メーカーでもトップクラスに我が道を行くマツダ。
少し前まで『デミオ』と称されていた車が、国外使用車の名称に統合された形です。この辺の事情は、上記のトヨタ・ヤリスと全く同じですね。
MAZDA 2もトヨタ・ヤリス Xと同様6速MTですが、マツダはトヨタと違いお家芸のディーゼル仕様車だって選べます。この点が大きな差ですね。
価格はガソリン車のベースグレード 15Sで1,573,000円、ディーゼル仕様車のXD PROACTIVEグレードが、お値段上がって1,991,000円。特別仕様車としてスポーツベース車(ハイオクガソリン車)15MBが1,650,000円とあります。

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MAZDA 2 15Sが搭載している、総排気量 1,496cc 4気筒NAエンジンは、
最大出力 81kw(110ps)/6,000rpm 最大トルク 141N・m(14.4kg・m)/4,000rpm
全長 4,065mm 全幅 1,695mm 全高 1,500mm 重量 1,040kg 回転半径 4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,445mm 高さ 1,210mm といった具合。

MAZDA 2 XD PROACTIVEの、総排気量 1,498cc 4気筒直噴ターボエンジンは
最大出力 77kw(105ps)/4,000rpm とガソリンエンジンに比べ低回転寄りで、
最大トルク 220N・m(22.4kg・m)/1,400~3,200rpm と低域からトルクフル。
重量 1,110kgのほか、室外・室内寸法は全く同じなので省略します。

特別仕様車 MAZDA 2 15MB、総排気量 1,496ccの4気筒NAエンジンですが、
最大出力 85kw(116ps)/6,000rpm 最大トルク 149N・m(15.2kg・m)/4,000rpm
通常モデルと比べ、出力トルク共に微増。但しプレミアムガソリン使用車。
重量 1,030kg、室外・室内寸法は全く同じなので、XD同様に省略します。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

ここまで4m以内に収まっていた全長が、遂に4mを飛び出てしまいました!
このMAZDA 2に関して特筆すべきは、ディーゼル車の最大トルク発生までの回転数の低さ。ガソリン車の4,000回転も、スズキのジムニー・シエラといい勝負の数値ですが、ディーゼルは1,400~3,200回転までの鬼トルクで圧勝!
最高出力こそ少ないですが、220N・m/22.4kg・mって何だその数値は!? お化けトルクが普段使いを直撃! 違いの分かる方にピッタリの1台です。


6.日産・マーチ NISMO S MT DBA-K13改

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マーチ DBA-K13改(1,500cc)。マーチの中で最上級のNISMO Sモデル。
画像は https://www3.nissan.co.jp/ より転載しています。
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現代ではノートにお株を奪われた、往年の定番コンパクトカー。メーカーが純正チューンを施し、ホットハッチに進化! ただのマーチじゃないぞ!
通常のマーチは1,200cc HR12DEエンジンを使いますが、マーチ NISMO Sのみ普通はジュークやNV150で用いる、HR15DEエンジンをチューンして武装!
ジューク NISMO RSはCVTだが、マーチ NISMO Sは5MT……こいつ本気だぜ!
ジューク R? そんなものは無かった。兄貴分のノート NISMO Sも5MT仕様!
お値段は1,876,600円。ヤリスGRの1/2ながら、果たしてお買い得か否か!

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マーチ NISMO Sが搭載する、総排気量 1,498cc 4気筒NAエンジンですが、
最大出力 85kw(116ps)/6,000rpm 最大トルク 156N・m(15.9kg・m)/3,600rpm
MAZDA 2 15MBと近似した特性ですね。当然プレミアムガソリン使用車。
全長 3,870mm 全幅 1,690mm 全高 1,495mm 重量 1,040kg 回転半径 5.2m
室内寸法が、長さ 1,905mm 幅 1,370mm 高さ 1,270mm といった具合。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

前述の通り、MAZDA 2 15MBと猛烈に張り合うような何らかを感じますネ。
強いて言えばこの車、MAZDA 2より7N・m/0.7kg・m多い最大トルクを、MAZDA 2より400回転少ない3,600回転でより早く発生させられます。
それが優位と言える数値差なのか? それは素人である私には不明です。
強いて言えば、ほぼ同性能のMAZDA 2がマーチよりも226,600円安い点は、僅かな走行性能差よりも、明確に瞠目に値する点だとは思いますが。


7.ルノー・トゥインゴ S 7BA-AHB4D

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ちょっと待って。あなた今、マジか、と思ったでしょう。恐らく誰も考えていなかったであろう大穴、ダークホース。意外ッ! それはフランス車ッ!
外車は高いってお思いでしょう? このトゥインゴはそうでもないんです、お値打ち1,790,000円(もう100,000円でマーチNISMO Sが買えるけど)。
smartと技術共有しているため、小型車では珍しい純粋なRRレイアウト!
オマケに5MT仕様で、何と驚きタコメーター(回転計)を装備しておらず!
その他もろもろ、先進快適装備も皆無! 電装品から解き放たれる自由!

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Good News! トゥインゴが使用する、総排気量 997cc 3気筒NAエンジンは曰く付きで、日産・マイクラやスマート・フォーフォー、そしてあの有名な『ダチア・サンデロ』も使っている素晴らしいエンジンなんだ! What!?

最大出力 54kw(73ps)/6,250rpm 最大トルク 95N・m(9.7kg・m)/4,000rpm
スズキ・ジムニーと同程度の非力さ! その上プレミアムガソリン使用車。
全長 3,645mm 全幅 1,650mm 全高 1,545mm 重量 950kg 回転半径 4.3m
室内寸法は正確に開示されていません。恐らく軽並みに狭いことでしょう。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

こんなにもクソなスペックしておいて、これほど欲しいと思わせるぶーぶがかつてあったでしょうか、いやない。回転計すら無いのは流石に……(笑)
フィアットがMTを捨てて5速ATに走り、ミニもまたMTを捨て7速ATに走り、スマートが、プジョーが、シトロエンがMTを捨て6速ATへと走る中!
それ以前に日本市場の車だけ、売れないMT仕様を外してるだけな気が。
あとVWは限定車のup! GTIが6速MTモデルですが、お値段は強気の234万円。
まぁそれはともかく、こんなあからさまな安かろう悪かろう車をこの時世に堂々と売ろうとする心意気ッ……わたしは一向に構わんッッ!!!!!


8.トヨタ車体・COMS(コムス) ZAD-TAK30

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トヨタ車体・COMS TAK30(0.59kw)。一般向けP・COMモデル。
画像は coms.toyotabody.jp/ より転載しています。
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凄く小さい! ヤクルトやコンビニの配達でお馴染み、一人乗りミニカーで電気自動車。軽自動車よりも更に1クラス下の、異なる税制に属します。
まあまあ、居住性も積載性もほぼ最悪に近いでしょうけれど、そういう物と割り切れば使えなくも無いかな? 一般向けP・COMのトランクは小さく、業務向けB・COMデリバリーを買う方が、より実用的と私は思いますね。
お値段はP・COMが895,278円、B・COMデリバリーが919,722円と微妙。
うーむ……これだけの価格なら、激安グレードの軽も買えちゃうんだよな。
なおホンダの法人向け電動バイクは737,000/748,000円だよ、やったぜ!

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さてこのCOMS、RRレイアウトで駆動する純電気自動車ですが、モーターは定格出力 0.59kw、最大出力 5kw(6.8ps)、最大トルク 40N・m(4.08kg・m)。
いやちょっと待て……出力が低い割に、意外とトルクがありますね……。
全長 2,395mm 全幅 1,095mm 全高 1,500mm 重量 420kg 回転半径 3.2m
室内寸法は聞くな。人と事故れば相手を殺しかねず、車と事故ればこちらが殺されかねない、中々安全性に不安のある道具ではありますが、興味深い。

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

充電6時間で、満充電からの実用走行距離は、JC08モード想定で57km程度。
最高速度は公称60km/hとのこと。まあ電気自動車だから遠出は厳しいかな。
やや気にかかるというか、恐ろしい項目が坂道発進角度13°(23%勾配)。
これはつまり……この勾配を超える上り坂で発進し、登って行けない……?
そんな車を製造するトヨタ車体は、名前の通り大手系列のメーカーですが、他にも日本にはミニカー製造を得意とする零細メーカーがあるんです!


9.タケオカ自動車工芸・アビー キャロット

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タケオカ自動車工芸・ABBEY carrot(50cc)丸ハンドルモデル。
画像は www.takeoka-m.co.jp/ より転載しています。
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最終兵器キタコレ! 電気車もありますが、敢えてエンジン車をチョイス。
これの何が凄いかと言うと、原付バイク用 50cc 4サイクル単気筒エンジンをパワートレインとして組み込んでいるところなのです!(そしてCVT駆動)
エンジン車なら、電気自動車と違ってガソリンスタンドで給油できるから、燃料の心配は無用!? タンク容量は4.4ℓ だけど。但し公称燃費は35km/ℓ!
垢抜けないオモチャ感に溢れた、潔さが弾けるその造形は人目を引くぞ!
ハンドル形状は、自動車風の丸型とバイク風のバー型を選べる点が面白い。
お値段はハンドル形状に関わらず、843,700円! 決して安くはないかな。

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アビーが使用する、YAMAHA製・総排気量 50cc 1気筒NAエンジンは、
最大出力 3.1kw(4.2ps)/8,500rpm 最大トルク 3.9N・m(0.4kg・m)/6,500rpm
COMSに比べ、出力トルクともに負けている……まぁ原付エンジンだしね。
全長 2,150mm 全幅 1,140mm 全高 1,350mm 重量 160kg 回転半径 2.5m
室内寸法は情報ナシ。驚くべき軽車重と、最小回転半径の小ささ!

参考値:スバル・ステラ RN1、排気量658cc 4気筒NAエンジン+CVTの場合
最高出力 40kw(54ps)/6,400rpm 最大トルク 63N・m(6.4kg・m)/4,400rpm
全長 3,395mm 全幅 1,475mm 全高 1,645mm 重量 870kg 回転半径4.7m
室内寸法が、長さ 1,805mm 幅 1,205mm 高さ 1,295mm。

まあ、ミニカー(道路交通法における)はネタ枠と承知の上ですが……。
トヨタ車体(COMS)とタケオカ自動車工芸(ABBEY)、メーカーの違いが車名のセンス、全体的な造形、完成度にまで表れていて面白いですね。
COMSは形こそ未来的だけれど、ドアなんかキャンバス(布製)だからね。その点、ABBEYはドアと車体で全方位を防護! 多分FRP製だろうけど。


結論

まあ冷静に考えて、ミニカーを選ぶことが無いということだけは言える(笑)
色んな車種を突き合って、ワチャワチャ考えるのは楽しいものですね!
ホント言うとジムニーが欲しいのだけれど……納期が……ヤバすぎるでしょ。
私の中でジムニーと1、2を争う候補は、割とトゥインゴ Sだったり……。
ATモデルが搭載する、0.9ℓ ターボエンジンのMT仕様があったらいいのに。
Great News! Whaaaat!? グワーッ、ハナセーッ! 俺は正気だーッ!
まあそんなこんなで考え、悩む日々は続き……そして終わらない。ともあれこの記事が、皆様のコンパクトカー選びの一助になったら幸いです。
買ってもいいのよ……ミニカー。車検が無いから、整備だけは気を付けて!
というわけで、これでお開きです。ご清聴ありがとうございました!


【車:私とスバル・ステラ RN1の終活②/小型車、何を乗り換える問題 終】

From: slaughtercult
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