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雑記:逆プラ反省会 4/5

【本文はPC視聴にて最適化されております】
※非常に長文となります。忍耐力のある方はお付き合いくださいませ。

お疲れ様でございます。slaughtercultです。
【前回……~10月21日投稿分/今回……10月22日投稿分~】
あーようやく峠を越えた!
そろそろ物語の構想も練っていかなければ!
趣味全開の冗長な後語りを温かく見守って下さる皆様!
本当にありがとうございます!
さて残り2回、粛々と進めていきましょう。

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16.【電脳遊民ロッキード

10月22日投稿分。サイバーパンク物の二つ目。
№4.SNUBBY "Clockworker"との関連性はなく、独立した物語です。
上記よりも電脳化が進行している世界設定です。
念の為に補足しますが、ここでのマッキントッシュPCではありません
防水性を持ったゴム引きのコート。英国製で高級品です。(→LINK←
さすがにブレードランナーみたいなPVCコートは前衛的すぎますので。

この物語のサイバーパンクは、攻殻機動隊に寄せてありますね。
人間がコンピュータに近づいた世界観。
犯罪も他人の身体を乗っ取って行われるということで。
戦闘描写はちょっと分かりにくかったかな?
物理空間と仮想空間がリアルタイムで同時進行している表現です。
その為、主人公の「攻撃」もあくまで電子的なものに留まっています。
仮想空間上のサイバー篭手の変形は「ロックマン」そのものですね(笑)
いきなり実弾をブチ込まないのは、主人公の優しさということで。

短い字数で纏められた感はありますが、可もなく不可もない仕上がり。
どの点で物語に新奇性を持たせるかが鍵ですね。
構想では、手足に装着した外部端末で電子戦を繰り広げる予定です。
無限遠の電子世界に、敢えて距離の制約や指向性を持たせる感じ。
物理肉体の闘いと同時に、プログラムを銃弾めいて飛ばし合う。
電子と物理がリアルタイムで併存する戦い。
どれだけ複雑さを持たせつつ、分かり易く読者に示せるかが課題です。

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17.【Chirdren's Umbush
(兄弟作品:2.【Jackrabbit Squad

10月23日投稿分。№2に引き続き、少年兵戦争物ですね。
この辺りから、焼き直しでネタ切れを凌いでおります(笑)

Jackrabbit Squadと比べると、少しは幼く見せられたかな。
改めて見直すと、それでも少年兵だとは思えませんね。
説明しなさ過ぎるのが私の文章の欠点ですね。
説明し始めると、今度はくどくなり過ぎるのもまた欠点(苦笑)
短い文章で分かり易く伝えるのは、技術が必要ですね。

ともかく。物語の想定は東南アジアの戦場。
ベトナム戦争とかその辺りの感じですね。
タイトル画像は黄泉比良坂ですが(笑) 撮影者こと私のみぞ知る真実。
思うに、紛争の背景を最初に書いていた方が良いのだろうか?
でもそうするとアクションの分量が少なくなってしまう。
少年兵戦争物の2作は、その点を鑑みて戦闘シーン偏重にしました。

よくよく考え直せば、上記2作はどっちも待ち伏せですね。
Children's Umbushに至っては、味方は1発も発砲してませんしね。
戦争物を書いてる割に、大胆な動きが少ない。
戦場での立体的で機動的な戦いは、文章で表現するのが難しいですね。
もうちょっと分かり易く、撃ちまくった方が良かったかな?
まあいいや。今後の反省点としましょう。

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18.【実録! ガンジャ神社は存在した!

10月24日投稿分。これはなあ……実録風犯罪小説
神社と大麻から安直に連想した、お馬鹿なジョーク作品ですね。
スキの多さから察するに、結構お気に召して頂けたようです。

昔、何かの洋画で麻薬組織の話を見たのを覚えてるんですよね。
途中からほんの少し見ただけだったので、映画の詳細は不明。
先住民系の小作人が働く畑に、悪党の手先みたいな男が来るんです。
農民の妻か娘みたいな女性が、そいつらに連れ去られていく。
それで悪党の偉いヤツが、畑の向こうからその様子をじっと見てる。
私が見たのはそのシーンだけです。

で、この物語はそれをなぞっていると(笑)
でも大麻を収穫する労働者に悲壮感は無く、何だか愉しそうですよ。
愉しそうにラリって、武装巫女に殴り倒されております。
麻酔いとは実在する言葉ですが、ここまで顕著かどうかは不明です。
ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」で、大麻を密栽培している大学生がクダを巻いているシーンがそれなのかな。

神社×麻薬×ギャング。
思いつきの一発ギャグみたいな物語ですが、結構面白くなりそうですね。
神社間の縄張り争いで、武装巫女に撃ち合いとかさせてみたい。
暗い話よりは、明るくハッピーな話にしたいです。
恐らく、最終的にバッドエンドになるでしょうが(笑)

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19.【僕の街のトイレダンジョン

10月25日投稿分。日常系×不思議世界系という鉄板構成。
こちらもコメントいただけました。ありがとうございました!
単独で肝試しする辺りに、小学生の考えなしな蛮勇を表現できたかな。
最初は1人称で書いてましたが、後から3人称に書き換えました。
小学生のアホさ加減が消毒されちゃったので、これもトレードオフですね。

少年がトイレに落ちると、数十年後の世界で大人の姿で便器に座っていた!
……というのが、最初の構想だったんですが。
サイレントヒル」で裏世界と表世界を行き来する感じで、異なる時空間を行ったり来たりする感じはどうだ? と思ったところです。
どちらかというと「ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 時空の賞」が近いか。
過去と現在を行ったり来たりできるギミック、という感じ?
ワープと共に、登場人物自身の年齢も変化するというのがフックですね。
そのうちどっちが現実の時間軸か分からなくなって、混乱してくる。
そもそも小学生とオッサンは、本当に同一の人物なのか?
とかまあ、そんな具合で。

落ちた先の展開を描写出来てないので、個人的には消化不良かな。
シンプルに異世界ダンジョンに飛ばしてしまうのもアリかな?
そうなると、全く異なった話が作れてしまいますね。
完全に見切り発車なので、先の展開は今もって不明です(笑)

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20.【従軍祈祷師アンゲラの戦場

10月26日投稿分。初めての純粋なファンタジー物です。
こちらにもコメントいただけました。感謝です!
戦場の物語ではありますが、野戦病院というのが変化球ですかね。

戦場における医療の概念が発達し始めた時代。
もし祈祷によって本当に傷が治せたら? というのが出発点です。
私が描こうと考えている「治療」は、光の魔法でパーッと傷が塞がるようなファンシーなものではなく、もっとグロテスクでおぞましいものです。
漫画「無限の住人」の血仙蟲が傷を塞ぐみたいな感じですね。

通常の祈祷師だと、盲貫銃創から弾頭を引きずり出して傷を塞ぐ。
熟練の祈祷師であれば、千切れた手足をも結合させる。
そして選ばれし血筋のアンゲラは、異なる人間の手足と胴体を繋ぎ、潰れた脳天を再生し、切り離された首と胴体をすらも結びつける!
その代償として、治療される者は死んだ方がマシなほど強い苦痛を感じる!
因果をも捻じ曲げる強い祈祷力が、主人公補正というカラクリです。
空想科学ではなく、敢えてオカルトで攻めてみました。

この題材は間違いなく面白く出来ると確信しています。
成長あり、友情あり、涙ありの正統派少女ファンタジーとなるでしょう。
しかし、果たして現在の私の技量でこれが書けるのか?
正直言えば、私よりもっと上手くて知識が豊富で、文章の力量もある作家にこの話を書いてもらい、私はそれを読む側に回りたいです(笑)

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さて、今回はいかがだったでしょうか。
私が今回の逆プラ祭で一番手応えを感じた作品が、上記の№20です。
皆様はどの作品で一番手応えを得られましたか?
次から次にアイデアを練っていると、時々とんでもない物を考えついたりもするものですね。
それでは、皆様の創作の一助となることを願って!

From: slaughtercult
【本日の解説  10月22日~21日 投稿分まで】
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