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結婚は二人だけのもの?

愛し合っている男女の仲を裂くことは容易なことではありません。特に恋愛期の初期においては、周囲の忠告などには聞く耳を持つことなど一切無く、また、周囲が反対すればするほど、二人はかたくなになってしまう悪循環に陥ってしまい、周囲が見えなくなってしまいます。恋は盲目とはよく言ったものです。

私自身、現在の妻と結婚する前、別の女性と4年ほど付き合っており、友達や知り合い関係の間では、当然のようにその彼女と結婚するものだと思っていました。
ところが、披露宴の新郎新婦入場の時、登場した新婦はは予想していた女性とは違う顔。「ありゃりゃ、新婦が違うじゃん!」と驚いた人は少なくありませんでした。もちろん、招待状を見た時はすでに、「あれ、彼女はこんな名前だった?」と不審に思っていたには違いないと思うのですが。

以前の彼女とは私の親から猛烈な反対に合っていました。
彼女の父親は公務員、母親は専業主婦で、両親も彼女自身も何の問題もありません。しかし、彼女の兄上にちょっとした問題があったのです。ここではその問題の中身については書くのは控えますが、私の両親は、その問題にこだわり、「彼女と結婚すれば将来お前は必ず苦労する。」と言われ続けました。年上の親しい知り合いにもその事を話したのですが、その人にも同じように反対されました。「結婚は恋愛とは違う、好きだけで結婚すると余計な苦労を、しなくて良い苦労をすることになるぞ!」と忠告されたのでした。
それでも、私は彼女と付き合い続けたのですが・・・・

私も親や忠告してくれた知人に反発する一方で、心のどこかに「周囲の反対を押し切って結婚して良いのか?」と言う気持ちがあったのかも知れません。また、同じように彼女の心の中に、私と同じような気持ちがあったのかも知れませんがそれはわかりません。
彼女と付き合いを重ねる中で、次第に二人の歯車が噛み合わなくなってくるのを感じました。そして、何かにつけて彼女の言動や行動が気に障り、私の言う事に反発する関係になってしまったのです。結婚に反対それたのが原因なのか?結婚反対とは全く関係なく、なるべくしてそうなったのか?それはわかりませんが、結局、親に結婚の話をしてから1年ほどで私たちの関係は破綻しました。

私たちが別れたことを知って、息子が不幸を背負い込まずに済んだと、親は安堵したようでした。同時に、驚いたのは私自信も安堵したことです。
親を安心させたことで安堵したのではありません。別れてから後、冷静になって二人の将来を想像してみると、やはり幸せにはなれなかったかもしれない・・・と言う結論に達したからです。

結婚は二人だけのもの、二人で選択するもの、親の同意は必要ないと憲法24条の条文にもありますが、冷静に周囲の声を聞くことも必要なことだと思います。親は常に子供の将来を案じています。私も二人の息子の親になって子供の将来を案じています。
燃え上がった勢いで結婚し、添い遂げるパターンもありますが、成田離婚(今でもそんな言葉を使うのかな?)やわずか半年、1年で破局するパターンもあります。そんなわずかな結婚期間のカップルって、おそらくは周りの意見どころか、自分たちさえ見えてないように思えてしまいます。
また、貧乏でも困難は乗り越えられる、と言いますが、私には難しい問題ですね。現実の結婚生活はまず金です。金銭的に苦しいことは心に余裕がなくなり、相手に対する思いやりや優しさもなくなってしまいます。

結婚相手には普通の収入と金銭感覚のある相手を選択するべきです。高収入とは言いません。人並みで良いです。好きと言う気持ちが必要なのは当然ですが、そればかりでは結婚生活を維持していくことなんてできませんからね。
国民の多くが思っているように、私もこのまま眞子様が小室氏と結婚して、幸せな結婚生活が送れると思えません。憶測でしかありませんが、もし、小室氏が、一億数千万もの持参金をあてにして、結婚に固執しているのであれば、眞子様には目を覚まして欲しいです。好きだからどうしても結婚したい!という事であれば、小室氏自身の口で殿下の納得いく説明をし、周囲の祝福を受けて結婚するか、眞子様も皇室を離脱し、一般人として結婚するか、道は二つに一つ。
ちなみに一億5400?、5200万?と試算されている持参金ですが、それは結婚する時の新婦の持参金ではなく、皇室離脱者に与えられるお金のようです。いずれにしても国民の血税ですから、殿下、眞子様ともども正しい判断を下して欲しいものです。

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