SLACK FOOTWEAR x WHY NEW YORK? コラボレーションスニーカーついに予約開始!! そして制作秘話も大公開!!
こんにちは!!SLACK FOOTWEAR デザイナーの安田です。
2022年04月02日より「SLACK FOOTWEAR 」x 「WHY NEW YORK? 」とのコラボレーションスニーカーが先行予約開始になりました!!
予約は「SLACK FOOTWEARオフィシャルサイト」にて
2022年04月02日〜2022年05月05日まで行います!!
お渡しは2022年08月中旬〜9月中旬を予定しております。
もう既にご予約していただいた方、本当にありがとうございます。
今日はここで初めて明かすコラボレーションまでの作成秘話や僕のこのスニーカーに対する思いなども含めて記載したいと思います!!
少し長く濃い内容になりますがこのブログを読んで頂き、共感して頂けたら嬉しいです!!
「WHY NEW YORK?デザイナーKENJI氏との出会い」
2021年07月にKENJIさんと初めてお会いしました。
KENJIさんは「NANTRA TV」で大活躍中のスニーカーYouTuberさんです!!
国内だけではなく海外のスニーカーショップやイベントにも体を張って潜入してリアルな現状をリアルな答えで届けてくれる大注目のYouTuberさんです。
そしてなんと「WHY NEW YORK?」と言う新ブランドのデザイナーでもあるんです!!!
昔から仲の良かった友人のYouTuberの「東京消人~トーキョーエスケープ~」のロイ丸君にご紹介して頂いたのがそもそもの出会いのきっかけになります。
僕はSLACK FOOTWEARのデザイナーという立場でもありながらスニーカーをテーマにアートイベントをしている一面もあり、現在「KICKS WAGON」という「全く履けないスニーカーのセレクトショップ」というコンセプトでスニーカーアートの購入できるイベントを行なっています。そのイベントにYouTuberのお二人が来てくれたのがきっかけでした!!
「有名なYouTuberさんが来てくれる!!!どうしよ(汗)どうしよ(汗)」
と色々焦りながらも考えた結果は当時新作でまだサンプル段階であったSLACK FOOTWEARのスニーカーを見てもらおう!!と思いました。
この時ちょうど自身の中でデザインとして最も自信のあった「DUALOS PRM(デュアロス プレミアム)」の(BLACK/WHITE)と(GRAY/WHITE)を持っていきました。
この自信作の2足を持って初めてKENJIさんにお会いしました!!
こちらのスニーカーは僕の中で訪れる5年に1回くらいの確率でデザイン画の段階から完璧なフォルム、絵の段階で頭の中で完璧にスニーカーが360度どの角度からも立体像のビジョンがぐるぐる回せて、欠点すら見つけられない神からの贈り物のような直感的にカッコいいと思えるスニーカーでした。
どの角度から見てもカラーブロッキングがグラデーションのように配置されていて表情が変わる。切り返しのパターンがリボルバーのようにぐるぐる回っているので
見たことのない色の配置を表現しました。
SLACK FOOTWEARはスニーカーと革靴のテクニックの融合したスニーカーをコンセプトにしているので今回は切り返しラインにブーツに使われるテクニックを使ってデザインしました。
センターシーム(甲部分に縦に走る割縫い)を内側に逃すテクニックです。
この切り返しがないと筒周りが長く高いブーツは足の形状に立ち上がらず
不恰好になってしまいます。こう言ったディテールを元に回転式のカラーブロッキングが誕生しました。
デザインソースは「スケーターシューズ」になりますがスケーターが本当に履く為のデザイン構成は全くしていません。「高貴で高飛車な感じ」を表現したかったんです!!
だからスケーターシューズのようにクッションがパンパンに入っているわけでもなく、オーリーガードも全く機能を果たしていません。そしてプラットフォームソール(厚底ソール)というスケーター泣かせのデザインになっていますが、それが本当の狙いでした。
「俺はおしゃれな高級スケーターシューズなんだ!!他のスニーカーとは一味違うぜ!!」
と語りかけてくるような存在感が僕までも凌駕しました。
そんなこんなで話が長くなってしまいましたがその時の動画がコチラになります。
NANTRA TV ←是非見て下さい!!
東京消人~トーキョーエスケープ~ ←是非見て下さい!!
動画を見て頂くとわかりますがこの出会いでコラボを勢いでお願いしました!!
「1回目の打ち合わせ開始!!」
緊張しながらも3人でコミュニーケーションをとりながら(笑)
あの日の出会いから本当にこうしてミーティングが始まりました。
スニーカーを構築していくのは結構大変です。
色や素材の相性もそうですが、どんな人がどんな場所で履くのか?
そこまで理解しあい1つの物を創り上げていきます。
デザイン画と照らし合わせて素材を決めていきます。
そしてKENJIさんが出した答えは!!!!!!!!!!!!!
①冠婚葬祭で履けるようなスニーカー
②ブルーを基調とした爽やかなスニーカー
この2色で決定しました!!
打ち合わせの動画がコチラになります。
実はこの時、東京消人~トーキョーエスケープ~のロイ丸君の企画でKENJIさんをドッキリにかけています。先に東京消人~トーキョーエスケープ~の動画を見ないとKENJIさんの動画の流れがつながらずわからないかもしれません(笑)
東京消人~トーキョーエスケープ~ ←是非見て下さい!
NANTRA TV ←是非見て下さい!!
「KENJIさんアメリカへ旅立つ、そしてSLACK FOOTWEARが世界へ」
第一回目の打ち合わせが終わり、前々から計画していたKENJIさんの「アメリカ1周旅スニーカーショップをめぐる企画」が始まる事をお聞きしました。
と言うことでKENJIさんがアメリカに行っている間、僕がKENJIさんコラボスニーカーのサンプルを作って待っている事になりました。
旅の最中は連絡をメールでやりとりしながら進めていきました…
日本ではKENJIさんのYouTubeを見ながら震えました!!
なかなかなハプニングが多い中、必死にスニーカーショップをご紹介してくれてアメリカに行かずとも情報を届けてくれました。
そんな中、Youtubeを通じてアメリカからKENJIさんが僕に言葉をくれました。
これにはシビれました!!!!!!!!!!!
実はKENJIさんがアメリカに行くときにこっそりとSLACK FOOTWEARのサンプルを託していたんです。
そしてその渡した相手は・・・マジでひっくり返りました。
さて…誰なんでしょうか??
大注目のコチラの動画ぜひ最後まで見てください!!
NANTRA TV ←是非見て下さい!!
僕は嬉しすぎてサンプル制作を急ぎました!!
型押しの確認をしたり
レザーの色確認をしたり
インソールの確認をしたり
徐々にKENJIさんの笑顔を思い浮かべながらサンプルを工場と掛け合い作っていきました。
そしてついに完成しました!!!!!!
「KENJIさん帰国!!そしてサンプルと対面!!!!」
ようやくこの時が来た!!!
長い戦いも終わってしまうのかと少し寂しい気持ちもありつつ2回目のミーティングを行いました。
KENJIさんはUSA帰りでズタボロではありましたが来てくれました!!
そして帰国したと言うことでロイ丸君も駆けつけてくれました。
打ち合わせの動画がコチラになります。
NANTRA TV ←是非見て下さい!!
東京消人~トーキョーエスケープ~ ←是非見て下さい!!
残念ながら冠婚葬祭スニーカーは…ボツりました…
動画を見ていただけたら理由はわかります(泣)
でもでも!!新たに超かっこいいスニーカーの提案が生まれました。
グレーです!!!
アメリカ帰りのかぶれスタイル爆裂しました(笑)
今回このボツが思わぬ「奇跡」を起こします!!
それは最後まで見て頂くとわかります…
「本当に本当に完成しました!!!!!!!」
長い期間色んなことがありましたがついに完成しました。
KENJIさんのOKも無事にもらいました!!!!!!!!!!
DUALOS WHY NEW YORK? (BLUE/WHITE) 【LIMITED COLOR】
価格 : 17,600円(税込)
DUALOS WHY NEW YORK? (GRAY/WHITE/GRAY)
価格 : 17,600円(税込)
今回は撮影もディレクションさせて頂き自身でも色んな経験ができました。
コラボレーションって実はすごくカロリーも消費するんですがKENJIさんはレスポンスが早く、忖度なしでしっかり意見も言ってくれたのですごくかっこいいスニーカーが出来上がったと思います。
そして1度ボツになった冠婚葬祭のスニーカーがあったことで、このスニーカー達の先行予約ローンチ日がずれてまさかの発表日が自分の誕生日に重なりました。
最高の誕生日プレゼントを頂きました!!
少し長くなってしまいましたが、前には出せていない色んな情熱が詰め込まれたスニーカーなので本当にオススメになります。
KENJIさんのご活躍もうなぎ登りなので楽しみです!!
atmos HEADLINE NEWS
携わってくださった方々、本当にありがとうございました!!!!!
是非是非まだ予約できますので今後も宜しくお願いします。
★SLACK FOOTWEAR
革靴のテクニックと現代的な機能素材を融合し、新たなデザインを模索する、東京発のスニーカーブランド。革靴ブランドとスポーツメーカーの両ステージで経験を積んだ、デザイナーの技術とノウハウを踏襲した、制作へのこだわり。手工業と機械工業の工程や構造をブレンドし、これまでにない履き心地と着まわし力を備えたハイブリットな一足を提案する。
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