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仔鹿(タピ)との出会い

今日は、アイコンにしている仔鹿のことを!

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東京で暮らしていたときには
ほとんど出会うことがなかった野生の動物たち。

野生動物のお客さまは
田舎暮らしならではだなぁと思います。

わたしが移住した九州の森にいる鹿たちは
奈良や宮島の鹿たちと違って
まったく人に慣れていないので、
小さな物音を立てるだけで
ものすごい早さで逃げてしまいます。

そんな怖がりの鹿たちと
ぐっと距離が近づいた出来事について。



仔鹿との出会い


朝から、途切れ途切れに
子犬が困ったような鳴き声が聞こえてきました。

当時、我が家は末期癌の父のケアを家でしていて
ちょっと余裕がないや…と、
気になりつつもしばらく様子を見ていたのだけれど
丸2日経っても鳴きやみません。

やっぱり鳴き続けるのが気になって。

鳴き声を頼りに探してみると
家の下の田んぼと山の間にある農業用水路に
仔鹿が落ちて上がれなくなっていました。

夫が仕事で北海道へ行ってしまっていたので
チリから父のお見舞いに来ていた父と私の共通の友人と
こちらに来てくれていたお義母さんと3人でなんとか救出。

お母さん鹿に会えるよう、
体を拭いた後ですぐに山に返したのですが…
翌日、また外から鳴き声が聞こえて来ました。


二度目の救出


その後、市役所の方なのか数人の男性が水路に来ていて
しばらく鳴き声が聞こえなかったので
もう大丈夫だろうと思っていました。

が。少し経ってから、また鳴き声が。

いやいや、さすがにまた落ちるとかないよね、
山でお母さん鹿を探しているだけだよね…と
2日様子を見ていたけれど、やっぱり鳴き続けていて。

また水路に落ちているのだとしたら
弱ってしまうなぁと気になって、
もう一度お義母さんに声をかけて
今度は2人で山の急斜面を探したら、
やっぱり水路に落ちていて。

1度目に助けたときよりも
衰弱した様子で震えていました。

弱りながらも鼻を上げて
背中の毛を立てて威嚇しているので
近づくのも可哀想だったのだけれど、
このままだと死んでしまうなぁと。

水路は少し行くと滝のようになっていて
深さも3メートルくらいあるから、
人が降りるのもちょっと怖いようなところ。

子鹿が逃げて深いとこへ落ちてしまわないよう
息子のソリでガードしつつ、
長靴で水路に降りてタオルで
頭と体を包んで落ち着かせて、無事に救出!


はじめての、仔鹿のお世話


仔鹿は体が冷え切っていたので
家のお風呂場に運び、
温泉をぬるめにして温めました。

お義母さんに抱っこをお願いして、
わたしはあちこち泥だらけのひどい格好のまま
哺乳瓶とミルクを買いに車でドラッグストアへ。

母鹿と思わないと哺乳瓶からミルクを飲まないと
鹿の習性を紹介しているサイトに書かれていたのだけれど、
すんなり慣れてくれて、
自分から飲みたがるようになったので、ひと安心。

体重は、3.5キロ。
獣医さん曰く生まれて1週間くらいだろうとのこと。

このくらいの時期は
一日に700ccは飲ませないと衰弱してしまうそう。
哺乳瓶で飲まない子が多くて、
鼻からカテーテルで必要量を入れたりするそうです。

救出した当日は200cc、翌日は700c、
翌々日は午前中だけで800cc飲んでくれたのでホッとしました。

顔を見ると鼻先をコツンとしてきたり、
後ろを付いてきてカワイイ。

わたしの暮らすエリアでは鹿は害獣ですし
野生動物を保護することは本来NGだと思いますが
人間が原因で怪我をした仔鹿を
放っておくことはできませんでした。

救出した時期は梅雨に入っていて
水路の水量が一気に増え
濁流になってしまっているので、
また落ちたらひとたまりもないかなと思って

草で栄養が取れるようになるまでは、
家でみることに。

背中の白い点々を見て
息子が「タピオカ」と名前をつけ、
「タピ」と呼ぶことになりました。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

あなたが、いまどこにいて誰といて何をしていても
いつも健康でしあわせでありますように。


もし、はじめましてでしたら
ご挨拶させてください。

親子関係、職場での人間関係、親子関係、
お金のこと、子育てのこと、夫婦のこと。。

どれも、わたし自身、思い込みから自由になることで
現実のパターンを変えてきたテーマです。
意識を変えると、現実が変わります。
頭で理解しても、変えることはできません。

もしお困りのことがあったら
お力になれることがあると思います。
お会いできますのを楽しみにしています。


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