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HIP-HOP歴2年のリスナーがZeebra局長にプチインタビュー!「WREP開局4年目の今」

※2020/8/22追記:一部修正・加筆しました! これで完全版!

ハジメマシテの方も、いつもありがとうの方も、こんにちは!
令和のカズミと申します。
(※冒頭のご挨拶はSKY-HIのメッセージをサンプリングしたものです)

このたび東京都・渋谷にある「DJ BAR & LOUNGE WREP」のクラウドファンディングのリターン企画で、HIP HOP専門インターネットラジオ局「WREP」の番組内で、Zeebraさんと生電話させてもらいました!

当日はキンチョーしっぱなしで、出演後は夜まで抜け殻状態でした…笑。
キンチョーして「ゼッタイに上手く話せない!」と思っていたので、事前に台本を作り、Zeebraさんにインタビュー形式でお話ししました。

今回は支援した理由と当日の番組の様子を文字起こししたいと思います。
その前に自己紹介!


■簡単な自己紹介


思春期はルーズソックスが流行り、テレビでは「Mステ」「CDTV」だけでなく「POP JAM」「HEY!3」「うたばん」と様々な音楽番組があり、朋ちゃんが「ヒューヒュー!」言ってるCMを見ていた…そんな世代です(通じる人に通じればそれでよい笑!)。J-POPや邦ロック、アニソンがずっと好きで、雑食趣味の母が流すカーステレオからジャニーズや歌謡曲、演歌、軍歌もたまに聴きながら過ごしていました。
HIP HOPは思春期の時に聴いた『Grateful Days』の「悪そうな奴は大体友達」が強烈で、長年ネクラのヲタク気質で過ごしてきた私は「こわい!」とビビってあまり聴きませんでした…Zeebraさん、ごめんなさい(平謝り)!


※『Grateful Days』の公式MVが見当たらなかったので、コチラの動画をシェアします↓
【本人解説】Zeebraが「Grateful Days」のリリックを解説します!


そんなこんなでHIP HOPと縁遠かった私の転機は2015年の2月
SKY-HI(スカイハイ|日高光啓)さんがリリースしていたデジタルサウンドが強めの『Limo』が好きになり、そこからHIP HOPとの距離が徐々に近くなっていきました。

※私の人生の大きな転機となったSKY-HI『Limo』はコチラ↓


どのようにHIP HOPが好きになっていったかに関しては、放送中にもお話させてもらったので、後述します。
※SKY-HIとの出会いは過去に記事にしているのでよかったらあわせて読んでみてください!
SKY-HI(日高光啓)にハマったきっかけ「衝撃だらけの赤坂公演」

では以下、当日の文字起こしです。どうぞ!


■1.「私がWREPを聴き始めたきっかけ」

2020/8/12(水) 12~13時MC:Zeebra「LUNCHTIME BREAKS」の期間限定コーナーから文字起こししています。

~~文字起こし はじめ~~


Zeebra(以下、Z)
「ここでこのコーナーを言ってみたいと思います!」
「さてさてさてさて…本日はでございますね、令和のカズミさ~ん」

令和のカズミ(以下、私)
「はい、カズミです!」

※放送で聴こえる内容とリアルな時間の流れに若干の時差があり、慌ててスマホを取りました笑。


Z「はい、おはようおはよう」

私「あ、おはようございますー!」

Z「よろしくおねがいしまっす!」

私「よろしくお願いいたしますー!」

※キンチョーするとよそ行きモードになるので、放送を聴いていた友だちから「(様子が)硬くて『何事!?』と思った笑」と言われました…ひー笑。


Z「えーと…まぁもうね、いつもずーっと聴いててくれてね、本当にありがとうございますって感じなんですけれども」

私「はい」

Z「もともとWREPを聴き始めたきっかけって言うのはなんだったの?」

私「はい、えーと最初はSKY-HIのレギュラー番組がきっかけでして、そこからランブレロクレプを聴くようになったのは、2年前にフリースタイルダンジョンが楽しくって、そちら関連の情報も含めて聴けるかなと思って、聴き始めました」

※事前に台本に書いてた文言をそのまま読んだので、まるで面接のような回答をしています笑。


Z「うんうん」

Z「実際聴いてみてどうですか?」 

私「あ、すごく楽しいです!」 

Z「あの、どの辺…なんか一番…。例えばもちろんそうやってね、ダンジョンとかの話も出てきたりとかそういうのもあったりするかもしれないんだけど…。あのそれ以外のところで逆に…、『こういうところ! 思いもよらず楽しかった』とかってあったりある?」

私「そうですね…いろいろ知識を吸収するのが好きなので、例えば(ロクレプ内の1コーナーである)セロリさんの『HIP HOP解体新書』とかで、『こことここがサンプリングしてるんだよ』みたいな話が聴けると、楽しいなと思います」

※セロリさんことDJ CELORYさんの「HIP HOP解体新書」の一例↓

Z「うんうん、それはまさにHIP HOPのひとつの大きな楽しみ方だからね。それを楽しんでいただけているだけでもWREPを作った甲斐があるという感じでございます」

Z「今日はなんか、カズミさんから俺になんか、あの、ミニインタビューがあるということで…

私「(笑)」

Z「と、聴いているんですが笑、ちょっとドキドキしながら…はい笑

私「スミマセン笑。多分キンチョーして話せないと思ったので台本を作ってきました笑。」

Z「ハハハハ笑。オッケオッケー、じゃー早速その台本通りに進行を進めてみましょうかね笑!」

私「はい笑、じゃーお願いします!」

私「突然ですが! 『突撃!Zeebra局長にプチインタビュー』!!!


■2.「突撃!Zeebra局長にプチインタビュー」

※終わったあとにTwitterのTLを読み返してみたら、いつも放送を聴いてらっしゃるWREPリスナーの方々からのざわつきがすごかったです…みなさん、聴いてくださりありがとうございます…笑!

私「みなさん、おはようございます!」

Z「おはようございます笑!」

私「現場の令和のカズミです(東海林のり子リスペクト)!」

Z「ハハハハ笑」

私「今回はWREPのヘビーリスナーとして2年間、WREPを聴き続けてきたことから、WREPについて聴いてみたくなったことを、Zeebra局長にいくつか質問したいと思いますので、よろしくお願いします!」

Z「よろしくおねがいしまっす!」

※アドリヴに弱いので台本通りになった途端、喋りの様子が如実に変わるワタクシ…笑。
※ちなみに事前に作成していた台本の一部がコチラ↓

台本一部


★Q1.開局から4年目の今、WREPを通じて変化のようなもの、得られたもの

私「はい! …えーまず、WREPに関してです! WREP開局当時のニュース記事をいくつか拝見した上でお伺いします。開局から4年目の今、WREPを通じて変化のようなもの、得られたものなどあればお聴かせてください」

Z「えーとね、なんだろうなぁ…。まぁね、おかげさまでやっぱり…あの、はじめのうちはね、いくらあれだけのこう、すごいメンツでせーので始めても、なんとなくほら、新しいメディアだしさ。ちょっとあのー…、みんな半信半疑なところはあると思うんだよね。それはリスナーさんもそうだし、出てくれたりするゲストのみなさんもそうだと思うんだけども…。今おかげさまで、みんなこう(ミュージシャン側が)リリースするとさ、あのー…『ゲスト、出させてください』って言ってきてくれたりとか。まぁとにかくメディアとして、やっぱり続けてきたことによって認知がされたなってのが一番デカイかなぁ

私「ありがとうございます」

Z「はい!」


★Q2.渋谷の平日の昼間にHIP HOPが流れていることへの反響

私「WREPリスナーにはおなじみ、道玄坂のスピーカーでもこの放送は流れていますが、渋谷の平日の昼間は毎日HIP HOPが流れるようになったことに関して、反響みたいなものはありましたか?」

※渋谷・道玄坂エリアに流れる様子↓

Z「あ、それはね! やっぱりすごい、みんな喜んでくれてる。やっぱり…その、なんだろな。特に…あの関係者の方とかね。あの…なんだろな、よくTwitterとか見てても、『WREPが渋谷で流れてるって知ってたけど、ほんとに流れてるんだなー!』つって動画をUPしてくれたりとか。なんかそういうのもあるし…。」
Z「やっぱりほら。一番俺はじめにとにかく、日本でも24時間HIP HOPラジオをやりたいって思った時に…ひとつ、思っていた絵があって…。それは何かって言うと、ニューヨークで「HOT97(ホットナインティーセブン)」っていう、そちらもHIP HOP専門ラジオ局なんだけども…。えーと一時期から本当にね。どこの店に行っても「HOT97」がかかっているみたいな時期があったんだよ。あの、お昼間ね。例えばそのー…洋服屋さん。例えば、我々のHIP HOPの格好とか売ってそうなところとか。そういうところの並びにバーッといくつお店が並んだりしているんだけども。そういうところ行くとね、全部のお店でかかっているからずーっと聴きながら買い物ができるの

私「ふーむ、面白いですね」

※キンチョーしているので、基本的にリアクションがイケていないですが面白く拝聴しています…!


Z「そう。でそれってやっぱりね、『これが街の音だなー!』と思って、『これこそニューヨークの音! これこそHIP HOPだ!』みたいな感じがしてたから…。やっぱり東京にもさ、『東京のHIP HOPをこう…鳴らせたいな!』ってのがずっとあって。だからこの局を立ち上げる時にも、何かそういう形で街鳴りができないかなとずーっと考えてたの。で、なんかこう俺もね、観光大使をやらせてもらっている流れで道玄坂の方々とも仲良くなって、んでー…ちょっと相談したら、『いいですよ』ということでやらせていただけることになったかな」

私「そうなんですね」

Z「そうなんです」

私「ありがとうございます」

Z「はい!」


★Q3.HIP HOP初心者へのメッセージ

私「では最後に…」

Z「うん!」

私「お礼も交えながら質問させてください」

Z「はい!」

私「はい! 私はSKY-HIがきっかけで本格的にRapを聴くようになりました。で、畑違いの音楽を聴いてきた私でも、こう気軽な気持ちで『HIP HOPを楽しみたいな』って気持ちになれたのは、みなさんこう…信じてるHIP HOPって違うと思うんですけれど…」

Z「うんうんうん」

私「じぶさん(Zeebraさん)やWREPのスタンスが、初心者も歓迎してくださっていると思えたから、2年間、ヘビーにWREPを聴き続けられました

Z「はい」

私「えー…本当に楽しいです! いつもありがとうございます!」

Z「ありがとうございます!」
 
私「はい! で、過去の私のように、まだHIP HOPに出会えていない方、もしくは興味の片鱗はある方向けに、よかったらメッセージをいただけますでしょうか!?」

Z「あのね、ほんとね、だから今っておかげさまでね。そうやって入り口をいろんなところに作れているなと思っていて…。まぁ例えばそれこそさっきカズミさんも言ってたけどフリースタイルダンジョンみたいなああいう番組もやらせてもらえたり、まぁこうやってWREPで、もしかしたら渋谷・道玄坂を歩いている人に新しく曲を聴いてもらって『あ、いいな』ってところからHIP HOP入ってくれることもあるかもしれないしー…」
Z「あのー…なんだろな。本当にいろんなところにいろんなきっかけが今はあるわけじゃない?」

私「はい」

Z「だから、きっかけからどんどん入ってきてもらって…。でまぁ、なんていうかよくほら、あのさ『にわか』とかっていうワードがあるじゃない?」

私「うん、うん」

Z「『にわか』って、誰でも一番はじめは絶対『にわか』じゃん?

私「はい」

Z「で、ちょっと知ったかぶりしてしまう瞬間あったりとかさ。そんなこともありながらどんどん深くなっていくのが当たり前なんで、みんなそんなこと気にせずにー、がんがんいけたらいいな、っていう風に思ってます!」

私「ありがとうございます!」

※ちなみに…事前にこんなツイートをされているのを拝見していたのもあって、「ZeebraさんならHIP HOP歴の浅い方向けのメッセージをくださるかな?」と思い、質問させていただきました!↓

Z「はーい! …そんな感じかな?」

私「そうですね、ありがとうございます!」

Z「ありがとうございました! えーと…まぁちょっと今後もほんとにねー、あのー…、こういうヘビーリスナーのみなさんのTwitterで…俺のこの番組なんてはっきりそれでできあがっているようなモンだから」

私「(笑)」

Z「(笑)。今後もがんがん呟いてくれたらなと思います!」


■3.リスナーからのリクエスト曲

Z「はい! ということで、えーと、1曲、カズミさんのリクエストを行ってみようかなと思うんだけれども…曲紹介、よろしくお願いします!」

私「はい! えー…WREPのパワーピックで知って、大好きになった曲です。何度でも最高の時をリフレインしながら過ごしたいという気持ちをこめまして…。KEN THE 390さんで『リフレイン』です」

Z「カズミさん、ありがとねー! また今後もよろしくー!」

私「はい、ありがとうございましたー!」

Z「うぇいよー!」


■4.出演後のTwitter TLの反響…

Z「WREPー! 『LUNCHTIME BREAKS』、お聞きいただいたのは! えー先程、クラファンゲストで出てくれましたカズミさんのリクエスト曲でKEN THE 390で『リフレイン』でした!」

Z「もうTwitterでもねー、みんながもーカズミさんに対するすげーすげーが半端じゃなくてですね」

Z「えーと、他にはどうでしょう」

Z「ほんとにありがとうございました! えーとりあえずあのー、ここのクラファンゲストのハードルがあがってっていうツイートも見たんですが笑、確かに笑、明日はどんなことになんのかな笑? はい! お楽しみに!」

~~文字起こし おわり~~


■企画の背景

まずは対話形式ではなくインタビューにしようと思った理由は、私はキンチョーしぃですぐアタマが真っ白になって上手く喋れないので、放送事故対策(!?)に、基本的にZeebraさんに喋っていただく形式にしようと思いました。

次に「じゃあ、何を話していただくか?」です。
WREPリスナーの方々はHIP HOPに造詣が深い、いわゆる「ヘッズ」と呼ばれる方々が多いです。一方で私はHIP HOPのIQがぴよぴよで、HIP HOP界のレジェンドであるZeebraさんと深い話はできないと考えました


であるならば、


「『ぴよぴよ』の私だからこそ深堀りできる内容って何か?」
「どうせなら他の生電話の方々と重複する内容は避けたい…」
「きっとWREPそのものを尋ねようと思う人は少ないのでは?」


そう考え、ZeebraさんがWREP関連について語っている記事をいろいろdigったところ、開局当初の記事はあったけれど、開局から時間が経った状態でのインタビューを見かけることはありませんでした。

Zeebraさんは「ラジオ/ラジオ的にHIP HOPを聴けるメディアの重要性について意識的なスタンスであったZeebraにとって、今回の専門局開設は彼の念願が叶った形だ。」(Zeebra発案。日本初のHIP HOP専門ネット・ラジオ局:WREPが4月1日(土)開局! より引用)と強い思いを持って始めていました。それに対する2020年現在、4年目を迎えるまでに続けているものの「いま」に対して、一リスナーとして関わった結果、興味が湧いたのです。

誰かが思いを持って何かを始めた時、その後のことについて尋ねられるきっかけは大きな周年だったり、始めたものを終えるタイミングであることが多いです。digってみた結果、WREPに関しては経過に興味を持って記事にする方がいらっしゃらなかったので、「じゃあ私が訊いてやるッ!」という気持ちで尋ねてみました笑。

そして、これは副次的な要素ではありますが…。
ヘッズ“じゃない”人にもこの放送の様子を、リアタイもしくはこの記事をきっかけに知ってもらえたら、僭越ながらHIP HOPに対する間口が拡がるかな…なんて気持ちもありました笑。結果、普段HIP HOPを聞かない友だち数名が今回の放送を聴いてくれたみたいで、「Zeebraさんの印象が変わった! めっちゃええ人やん!」「Rapは苦手だけどカズミさんがリクエストしてたKEN THE 390さんの曲は良いなと思った」「道玄坂でも(WREPが)流れていることを知らなかった! 今度聴いてみるね」などと感想をくれて、私の周りの数人だけでもHIP HOPが届きました。これは本当に嬉しかったです!

■余談:本クラウドファンディングに支援した理由

前述した通りの音楽人生を歩んでいたので、クラブにも全く縁のない人生でした。けれどWREPを聴いていて耳馴染みのあるパーソナリティの方々が増えていくうちに、彼(彼女)たちの現場にも興味を持ち始めました。

「生のプレイを聴いてみたい!」

HIP HOPとの縁は薄いけれどもともと音楽も現場を味わうのも大好きだったので、勇気を振り絞って行ってみました。

その結果、大きな音を聴きながら呑むお酒は美味しくて、馴染みのあるWREPが関わる場所だからどこか安心して行きたくなりました。未だに慣れないので行っても借りてきた猫みたいな心情になることが多いですが笑、私にとってDJ BAR & LOUNGE WREPはそんな場所だったので、生電話のリターン云々関係なく、支援いたしました。


■あとがき

文字起こし以外の文章も入れたら、すごく長くなってしまった…笑!

局長・Zeebraさん、編成局長・DJ yanatakeさん、聴いてくださったWREPリスナーのみなさん、そしてこの初めての文字起こし記事を見てくださったみなさん、ありがとうございました!


※おまけ:当日のTwitterの様子
2020年8月12日(水) WREP Zeebra「LUNCHTIME BREAKS」クラファン企画に対する感想 - Togetter

※インタビュー企画のために、参考にさせてもらったURL
ZEEBRAがパーソナリティを務めるWREPの看板番組「LUNCHTIME BREAKS」が渋谷区の中心である道玄坂でスピーカー中継決定!
Zeebraによる日本初HIPHOP専門ラジオ開局特番「WREP SPECIAL」放送決定!
Zeebra発案。日本初のHIP HOP専門ネット・ラジオ局:WREPが4月1日(土)開局!
ZEEBRAと☆Taku Takahashi WREPとblock.fm開局の意図を語る
ZEEBRAと☆Taku Takahashiが語る、インターネットラジオの未来と目指すメディアの形

2020.8.20. カズミ

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