仕事って本来楽しいものだと思うんだ
こんにちは!
唐突ですが、皆さん仕事は好きですか?
恐らく、noteを閲覧している方、または記事作成している方は仕事が好きな方だと思います。
世の中には仕事を全く楽しい物とは思っていなくて、ただお金を稼ぐ為に働く物だったり、もっと言えば働きたくない、働かない人もいます。
また、高い注目度から「こうしなければいけない」とゆうプレッシャーに苛まれ、本来の力を出す事ができない人もいます。
今回は9/7にジャイアンツからマリーンズへトレード、移籍会見をした9/8に大活躍をした澤村拓一投手から改めて仕事について考えさせられたので私見をまとめてみました。
プロ野球を知らない方へ、「澤村投手とはこんな選手」
澤村投手、実は高校時代まで全く無名の選手でした。
もっと言えば高校生の時は3番手ピッチャー。
プロ野球のように毎日試合がある訳ではないので、高校生では主にエースとなるピッチャーと、2番手のピッチャーが主戦力となる為、3番手のピッチャーはその次に出てくる選手です。
プロ球界も当然注目するのはエースのピッチャーなのでこの時点ではプロ野球には遠く及ばず。
それでも腐ることなくプロ野球への道を向かっていく澤村投手に転機が訪れたのは、大学時代でした。
先輩でもあり現チームメイトの美馬学投手がケガを克服する為にトレーニングに重点を置いたところ、投球にも大きく影響。球速があがり一躍プロ注目の選手になったことで澤村選手の人生を大きく動かしました。
元々研究熱心で職人気質な澤村投手は、トレーニングを徹底的に追及。
すると、大学2年の秋には球速も156km/hを計測するなど一気にエースへ躍進を遂げ、その名を自らの力で広めていきました。
そしてプロ野球選手(26歳以下)の選手と行われた大学選抜の親善試合。ここで一気にプロ、マスコミの注目を上げる活躍をしてプロの道を一気に近づけました。
その後、常勝球団、読売ジャイアンツに相思相愛とゆう形でドラフト1位指名。これからのジャイアンツを背負って立つホープとして期待をされました。
プロ野球界ではジャイアンツは常に注目される球団であり、言動、行動1つ取り上げられるほど長年球界の中心にある球団です。
注目度は計り知れない中、入団1年目から大活躍。
11勝を上げ新人王を獲得し、その後も3年連続で2桁勝利を挙げる大活躍をして球団、そして野球界の中心に将来なり得る選手と地位を確立していきました。
大学の先輩でもある阿部慎之助さん(現ジャイアンツ2軍監督)に日本シリーズとゆう大事な試合でミスをして頭を叩かれたなんて事もありましたね。
そんな澤村投手も人間。2014年に右肩を故障してからその後不安定な投球が続いていきました。
それでも持ち前の研究心と根性で復活を遂げ2016年には試合を締める抑えのポジションを任され見事セーブ王のタイトルを獲得。
しかしその後の安定した活躍はすることができず、またケガも重なり不本意なシーズンが続いていきました。
と言っても、実働8年間で317登板、通算防御率2.74と不安定と言われながらも高いパフォーマンスを維持していました。
それでも評価を落としたり、不安定だと言われてきたのにはジャイアンツとゆう球団に所属している所以だったと思います。
黙々とトレーニングをする姿勢や練習熱心な所からクールで寡黙なイメージのある澤村投手で内面的な悩みとゆうのは少なからずあったと思います。
今シーズンも主戦力として期待されシーズン開幕から1軍に帯同していましたが、ついに活躍できなくなってしまいました。
試合中、公開説教を受ける事もありました。
3軍にまで降格し、アマチュアの選手に投げるとゆう所まで深刻な状態に陥っていました。
「このままでは澤村も終わる。」
そんな風に言われていた矢先、千葉ロッテマリーンズへの移籍が決まりました。
「後ろを向くことはない。マリーンズの力になりたい」
元々前向きな選手ではありましたが、昨日行われたリモート会見ではどこか吹っ切れてワクワクしている表情が印象的でした。
マリーンズは今優勝のチャンスが十分にあるチーム。その中に入って闘うとゆうのは違ったプレッシャーがあると思いますが、入団後即登板すると・・・
3者連続三振とゆう華々しい新天地デビュー!
球場の雰囲気も変えるピッチングは正に常勝球団を背負うと期待されていたあの頃のような躍動感でした。
試合後、ヒーローインタビューでは「名前を呼ばれたときの声援はもう絶対忘れません。これからはマリーンズのために腕を振っていきます」と球界一熱量の高いマリーンズファンに向けて熱い言葉を交わし、一気にファンの心を掴みました。
スポーツ界では頻繁に行われるトレードや移籍
今、少しずつ世間の捉え方も変わってきましたが、トレードや移籍とゆうのはチームに、そして当人に物凄く良いものです。
以前にも少し書きましたが、1軍で活躍できる選手人数とゆうのは25名、その中でも主戦力として活躍できる選手は10数名と本当に狭き門です。
中にはほかのチームだったら活躍できるけどうちではこの選手がいるからそれ以上の成績を出すのは難しいとゆう選手も沢山います。
プロの世界ですから。必ず何か武器があってプロの世界に入れるわけです。
今回の沢村投手も実は阿部2軍監督の荒治療もあって徐々に復活の兆しを掴んでいた矢先の出来事だったそうです。
しかし、当然結果が出なくて降格したわけですから時間を掛けてとゆうのが移籍前球団の考え方だと思います。
そこを「うちは今すぐ使いたいんですけどどうでしょうか?」と打診されたら本人の為にも移籍を受諾するのも1つの手段ですよね。
勿論選手自身の考え方もあると思います。
「いや、今はもう少し時間を掛けたかった・・・」とゆう選手もいれば「字今の自分がどこまで通用するのか今からでも試したい」と思う人もいるでしょう。
それは選手それぞれだと思います。
今回の場合、後者の考えが澤村投手には少なからずあったと思います。
その他にも、他球団だったらチャンスがあると積極的にトレードをするのも飼い殺しをしないとゆう所で凄く重要な選択です。
活躍できなかったからトレードされたとゆう考え方ではなく
新しい環境に身を置いてもう一花咲かせる、または開花させるとゆうのは私たちの世界でも非常に重要な選択だと思います。
これは日本の風潮とゆうかどこか後ろ向きな一面がありますが
実はそんな事はなくて、全ては本人の為、そして全体の為であるとゆう考え方になってもらいたいです。
改めて澤村投手の活躍、そして笑顔を見て感じる事が出来ました。
スポーツ界だけが特別ではないと私は思います。
自分は成績を残せなかったから異動させられたんだ。
この仕事は自分には向いてないんだではなく新しい自分に出会うキッカケを探す前向きなキッカケとして捉えてもらいたい。
仕事とゆうのは本来常に前向きに取り組める楽しいものです。
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