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【回顧録】生田斗真と神山智洋

ここはかなり斗真担色が強い回顧録になると思います。
斗真さんと神ちゃんのことを書いていきます。


★★トピック★★

1.VBB上演決定

2.「神山くん」から「神ちゃん」に

3.頑張れ、イアーゴー様!

★★★★★★★★


1.VBB上演決定

2016年に入って、斗真担にとって朗報が来ました。
斗真さんが「準劇団員」と言われるほど仲良くしてもらいながらも、なかなか出ることのできなかった「劇団☆新感線」の舞台に10年振りに出演が決定!しかも主演で、宮藤官九郎さん書き下ろし作品「Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン~」。
その出演キャストの中に、彼の名前を見つけました。


「神山智洋(ジャニーズWEST)」


ジャニーズの後輩くんとの舞台共演!!!!


そのことに歓喜しました。
斗真さんは、2007年に「イケメンパラダイス」でブレイクして以降、とにかくジャニーズの後輩との共演がなかなかありませんでした。
とても面倒見の良い人で、共演した他の事務所の後輩俳優さんたちとはどんどん仲良くなっていくのに、ジャニーズではそもそもの共演機会すらない。2015年に公開された映画「グラスホッパー」で山田涼介くんと共演したのが、久々の後輩とのお仕事でした。
山田くんとの共演に歓喜した後に、立て続けにきた更なる共演。しかも、斗真さんがかつて松岡昌宏くんのバーターとして出た「劇団☆新感線」の舞台に、自分のバーターとして出る、今まで縁の無かった後輩。

「間違いなく、斗真さんは神山くんを可愛がる」

このキャスティングの時点で、それは確信していました。

ちなみに、この頃の神ちゃんの印象ですが、見た目が派手だけど真面目そうな子、というのと、あとは新感線の舞台に抜擢されるくらいだから、実力派なんだろうなぁというのをぼやっと思っていました。
(実力派どころか、何でもできちゃう人でしたけどね!!!!)

VBBの発表の後、Twitterを見ていて、神山担と思われる方の言葉が目に留まりました。斗真さんと馴染めるか、共演を心配していました。
斗真さんが実は面倒見の良い人であることが神山担の皆さんにも伝わって、安心してもらえますように、と願いました。


2.「神山くん」から「神ちゃん」に

斗真担から見ていても、徐々に斗真さんと神ちゃんの距離が縮まっている様子が分かってきました。
製作発表、雑誌に2人揃っての掲載等のメディア番宣、稽古期間、そして本番期間……。
私は個人的な都合でVBBは観に行くことが叶わなかったけれど、本人たちのメディアでの発言や、観に行った方たちの感想を読んでいて、良いカンパニーの雰囲気ができていることが知れました。
神ちゃんは多分人見知りで控えめな人なのかなと思っていましたが、どんどん打ち解けてきて、特に本番時に最後の挨拶での2人のスキンシップが回を増すごとに激しく(!?)なっているのを知って、思わずニヤニヤしてしまいました。
それに伴って、私自身も、いつの間にか神山智洋くんのことを「神山くん」ではなく「神ちゃん」と呼ぶようになっていました。

Blu-rayで見た時も、ウザ華やかな(褒めてる)斗真さん演じる藤志櫻と対比で、癖はあるけど可愛くて爽やかな神ちゃん演じる蛍太郎が本当に良かったです。
大胆な演技も堂々とやってのけていたし。
あと、2幕最初のフェスシーンでニコニコとギターを弾きながら歌ってる神ちゃんを見て、本当に幸せそうで、一緒にこの舞台に出てくれて良かったなと思いました。
噂のスキンシップも見れて、特に大千秋楽で、神ちゃんが斗真さんの腰に抱きついたところからの2人がハグした光景は、本当に本当に見たかったもので、感激しました。

後にWEST沼に落ちてから知りましたが……。(もしかしたらリアルタイムで聞いてたのを忘れてただけかもしれませんが)
神ちゃんがまだ新感線の現場に馴染めていなかった時、斗真さんが某中華料理チェーン店(多分、餃子の○将)に神ちゃんを連れていって、神ちゃんから色んな話を聞いたとのこと。お店のチョイスといい、ちゃんと話を聞く機会をつくるところといい、凄く斗真さんらしいなぁと思いました。

VBB後も、時々2人がプライベートで交流を続けている様子が知れたり、「神ちゃんが雑誌で斗真さんの名前を出してくれてる」という話が伝わってきたりして、本当に嬉しく思いました。また、VBB後に神ちゃんの演技のお仕事が決まると、それもとても嬉しくなりました。
私の中で、神ちゃんは「斗真さんにとって大切な可愛い後輩」となりました。


3.頑張れ、イアーゴー様!

2018年、神ちゃんに新たなお仕事が決まったという知らせが入ります。
病気休養のため降板した今井翼くんの代役で、シェイクスピアの「オセロー」に出演。主演が中村芝翫さん、共演に檀れいさん等がいらっしゃる舞台で、その中に翼くんの代わりに神ちゃんがキャスティングされたことに、私は心から拍手しました。翼くんは私にとって個人的に思い入れの深いジャニーズタレントさんの1人で、その翼くんの代わりを神ちゃんがやってくれることが凄く嬉しかったです!
それと同時に、同じく翼くんの代理で「マリウス」への主演が決まった照史くんも含め、ジャニーズWESTの2人なら翼くんの代わりにやってくれると、事務所からちゃんと信頼されているんだろうなと思いました。

とはいえ、翼くんの代理ですから、大きな役であることには間違いありません。しかもシェイクスピア劇ですから、ただでさえ大変です。
そんな中、舞台の記者会見の記事の見出しに斗真さんの名前が。

「生田斗真が神山智洋を太鼓判」

主演の芝翫さんに対して、斗真さんが「神山なら大丈夫です」と太鼓判を押す連絡を入れたというのです。これを見て、またも斗真さんらしいなと思いました。
きっと斗真さんは、神ちゃんを心配して、でも神ちゃんならちゃんと出来るという確信もあって、公私共に付き合いのある芝翫さんに、自分の代わりに神ちゃんを温かく見守ってもらえるよう、この言葉を使ってお願いしたのだろうと思います。斗真さんがこうやって神ちゃんが頑張れる環境づくりを後押ししたことに、私は感激しました。
また、共演者に斗真さんとてれび戦士同期の前田亜季ちゃんもいたので、おそらくこれを受けて亜季ちゃんも神ちゃんの味方でいてくれるだろうなと、安心して神ちゃんの挑戦を見守る気持ちができました。

「斗真さんと翼くんが応援してくれてるから大丈夫だよ!頑張れー!」とTwitter上と心の中で神ちゃんにエールを送りました。

神ちゃんは、この大きな代役をちゃんと務めあげてくれました。
後から「凄く大変だった」と本人が話していたけれど、年末の「オセロー」テレビ放送で、その理由がよく分かりました。
ただでさえ難しいであろうシェイクスピア劇で、膨大な出演シーンと台詞の量。実質、裏の主人公であるイアーゴーは、量・質共に仕上げていくのに本当に本当に大変な役だっただろうなと思いました。
でも、テレビで見たイアーゴーは本当に素晴らしかったし、未だにファンの間でイアーゴーの名前が出るくらいインパクトが大きかったのも分かります。
神ちゃんは本当に努力の人なのだと、ますます好きになりました。

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