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LGBTQにおけるアライと教育

  こんにちは!
 今回は私達アライの実態と教育ついて書きます。


 先月、P&Gジャパン合同会社様が日本における「アライ」の実態を明らかにするため、15歳〜69歳の5,000人を対象に全国調査を発表されました。


 とても貴重な調査結果がわかったので共有できたら嬉しいです。


目次
・アライについての調査
・学校における教育

・アライについての調査

 はじめに【アライ】という言葉の認知度は7.7%であることがわかりました。しかしアライの考え方に共感すると答えた方は半数以上いたため、素晴らしいと思いました。


 ここからが大事な結果です。共感者の7割はアライとして行動ができていなかったということです。その理由とてしては【身近にLGBTQの人がいない】、【何ができるかわからない】この2つが大きな理由になっています。


 今回の調査では9.7%でLGBTQを自覚しているという結果が出ています。しかし、身近にLGBTQの方がいないからアライとしての行動ができてないという結果も出ています。


 
 つまり、まだまだ自身のセクシャリティーを周りの人に言えない環境であることがわかりました。


・学校における教育

 自身のセクシャリティーを周りに公表できる環境がない、公表された方もどのように反応したら良いかわからないという悩みがあると思います。


 この点を解決するには、LGBTQに関する事を理解する場が必要だと私は考えてます。


 学校教育から指導していくと子どもの時から多様性が当たり前になり、親も子どもと一緒に勉強して連鎖的に理解が広まっていうのではないかと思います。


 そこで現在の学校はどうなのでしょうか?


 平成27年に文部科学省から教職員に向け「性同一性障害や性的指向・性自認に係る、児童生徒に対するきめ細かな対応等の実施について」という資料が発表されました。


https://www.mext.go.jp/content/20210215_mxt_sigakugy_1420538_00003_18.pdf

 
 学校における日常生活から修学旅行までの支援や指導方法などが記載されております。


 平成27年に文部科学省が発表した教職員に対して発表したことは一歩前進なのですが、この資料はトランスジェンダーの方に焦点が当てられていて、同性愛に関しての記載はほとんどありません。


 学習指導要綱にセクシャリティーに関する内容が少なく、まだまだ課題はあります。


 自治体や地域別の学校によってはセクシャリティーに関する教育を行なっている所もあるそうです。

 
 全国にしっかりとした教育が行き届き、カウンセリング、トイレ、体育の授業など様々な施設の配慮も必要になってくると思います。

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