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nininice
地図のない町
前回ラジオ配信の音楽室の窓で紹介したお気に入りの本。
「風町通信」
あらためて紹介します。
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何となく胸がつかえてるような、モヤモヤしてるような、そんな日の眠る前のちょっとの時間。
パラパラっとめくって、目に留まったお話を読む。
もちろん、好きなお話のページは何度でも。
どこから読んでも楽しめる短編集になっているので、眠れない時のちょっとの時間にだって丁度いい。
ファンタジーなんだけど魔法があるような、あからさまな異世界ではない。
日々に溶け込むファンタジー。
それが心地がいい。
ほっとする。
穏やかな気持ちになる。
不思議な物語。
児童書ではないけど、小学生の頃に出会っていても絶対に好きになっていた。
目次を見ているだけで、ワクワクしてくるのも不思議だ。
タイトルにつけた、「地図のない町」というのは小説の舞台にもなっている風町のこと。
はて、どこにあるんだろうか?
ちょっとクセのある人達がいて、でも憎めなくて、くすりと笑えて、どこか懐かしい場所らしい。
行ってみたくなる。
ずっと大事にしたい大好きな小説。
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