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何でか、この場面が好きである。第2回

前回テキトーに書いてしまったのを読み返して、これではイカンだろう、もう少しシャンとせねばと反省。映画の粗筋すら書いてないし。

でも好きな映画のことをダラダラ語るのって、2時間半ぐらい経過した飲み会の雰囲気みたいで好きだし、まあこれはこれでイイかなと勝手に判断。

なので、思い付くまま勝手なことを書いていきます。一応、ネタバレあるので気にされる方は是非鑑賞してからどうぞ!


≪制服で凍った坂道を滑り降りる酒井美紀≫

僕が「世界で一番可愛い」と思うのは、この映画の中の酒井美紀(中山美穂の中学生時代を演じた)であり、それは恐らく死ぬまで変わらないと思う。そのことを公言し「ロリコン」の称号を背負うことになったとしても、だ。

もしこの先、有り余る富を手中にしたら、現在の酒井美紀に出演を依頼して、自分専用の『完全版 Love Letter』を岩井俊二に撮らせたいと本気で思う。

いや、思っていたと言うのが正しい。最近見直して、中山美穂でも大丈夫になったのだ(初期の頃は顔立ちの違いにイライラが募った…妹の中山忍だったら多分そこまで違和感なかったかもしれない)。

ホントはこの映画の好きなシーンは山ほどある。雪景色、図書館、通学路、ラストシーン。登場人物もトヨエツの変な関西弁、柏原崇の鼻声、中学生には見えない鈴木蘭々等、どれも愛おしい。でも、あえて1つ選ぶなら太字にした所。父親の葬式の帰り、革靴で坂を滑る酒井美紀の天使のような美しさは必見。

多くの人が雪山に向かって叫ぶミポリンを選ぼうとも、僕は断然ココ。この場面である。

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