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#4【契約】酷暑の晴海フラッグを想ふ

海男 契約する

契約日は、天気に恵まれました。
会場は、不動産会社の自社ビルです。投資っぽい方、実需であろう家族連れなど同じ日時で十数組が集められていました。

「何倍のお部屋だったんですか?」「幸せおすそ分けしてください!」
契約の担当者によしよしされながら、必要書類に署名し、捺印。契約が完了しました。海男さんお疲れ様!

その足で、再び晴海へドライブ。
「当選してから、街を見る目が変わるね。」と、海男さん。
曰く、「当選前は『あそこで○○できたらいいね』など話をしていても、妄想でしかなく、おこがましかったけれど、それが現実として手に入れられるようになった。あこがれていた人と付き合えるようになった、みたいなこと。」だそうです。

海を眺める海男 ズボンのポケットにサントリーのウーロン茶

酷暑&直射日光 VS. 断熱性能

この日も、晴海緑道公園を散策することに。
晴海フラッグ内では、植栽の作業が進んでいました。「約3,900本もの中高木を採用し、各街区40%以上の緑化率を実現」するとのことですから、ありがたいことです。

国連のグテーレス事務総長が「地球沸騰の時代が到来」と警鐘と鳴らしていましたが、この夏は、本当に厳しい暑さが続いていますね。この日の気温も、きっと37~8度あったんじゃないでしょうか。

「海辺では、少しは体感温度が涼しくならないかな?」そんな淡い期待を抱いていたのですが、全然そんなことはありませんでした。日光を遮るものがない分、照り付ける日差しで、すぐにでも熱中症になりそうです。いつか、公園の植木も大きく育ち、心地よい木陰をたくさん生み出してくれることを待つしかありません。

炎天下の晴海緑道公園 木陰ほぼ無し状態
公園の植栽も暑さで元気をなくしていた

晴海フラッグでは、一応「LOW-E複層ガラス」(※Low Emissivity=低放射)や「ノンフロン断熱材」が採用されいるそう。ちなみに、モデルルームで使われていた窓サッシは、LIXILのPRO-SEというシリーズのもので、断熱の等級が高い部類のものではありませんでした。こんな暑い日、直射日光が当たり続けるお部屋は、どんな状態になるのでしょうか。

LOW-E複層ガラス(廊下面を除く)
バルコニー側と妻側の窓にはLOW-E複層ガラスを採用することで、断熱性と 日射熱を遮る性能を向上。

SPEC BOOKより

LOW-E複層ガラスは、ガラス面に薄い特殊金属膜をコーティングしたガラスです。特殊金属膜の効果により、紫外線や日射熱などのカット率が高まり、断熱性能や遮熱性能が向上します。

LIXIL HPより
角部屋にはカーテンがかかっていた

見上げたSEA VILLAGEでは、南西方向の角部屋にカーテンがかかっていました。日光から内装を保護するためなのか。工事する部屋の気温を少しでも低く保つためなのか。そんなことを思いながら歩いていましたが、限界がやってきました。

「暑くてもうだめだ。」
散策は15分くらいだったかと思いますが、汗だくになりながら、そそくさと車に戻りました。海男は、水筒の中でキンキンに冷やしていたウーロン茶を、ごくごくと飲み干すのでした。

断熱なんて考えられていないひと昔前の木造住宅(窓もペラペラでアルミサッシ)やら北国仕様の住宅などで過ごした経験から、断熱性能の大切さは身をもって感じています。断熱という観点からの居住性・快適性が気になる晴海散歩でした。

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