カインズのDXがスゴいと聞いたので調べてみた
DIYで柵をつくるのに、カインズに行ったので、
ついでにDXがすごいと噂のカインズのDXについて調べてみようと思いました。
カインズのDX改革は2017年土屋会長の肝煎で始められたそう。
この規模の大企業での改革は3年経って実ができあがると、
一気に戦略的に話題にしている感じがありますね。
①2019年1月に「デジタル戦略本部」の立ち上げ
新部署の立ち上げ。本部長は池照直樹氏。
日本コカ・コーラや、日本オラクルを経て独立された方が、
カインズの本部長として参画されています。
②表参道に拠点を立ち上げ
2020年には、表参道に専用拠点『CAINZ INNOVATION HUB』を新たにオープンしています。
メンバーは発足から1年余りで100人超にまで増えたとのこと。
③サイト流入数2倍
新規顧客向けのWeb広告配信を強化して、Webを通じた自社サイトへの流入量がおよそ2倍に成長したのだそう。
④CAINZアプリユーザー数3倍
ダウンロード数が、50万から150万に一気に増やしたのだそう。
店舗にいくととにかくアプリの宣伝をされていました。
この点、店舗があると強いですよね。
⑤アプリのデータからのマーケティング
MAを使って、アプリユーザーの行動を分析し、
1 to 1マーケティングを実現しています。
⑥オウンドメディアの立ち上げ
「となりのカインズさん」「WanQol(わんクォール)」など
くらしにまつわるメディアで情報発信を強めています。
⑦取り置き機能
コロナ対策のために、取り置き機能も一気に取り入れたのだとか。
しかも数日で実装したというので、驚きです。
すごいエンジニアが集まっているのがそれだけでもよく分かります。
まとめ
これだけのDX改革をされているカインズさん、
気になる売上はといえば、
カインズが、ホームページ上で発表した2020年2月期の売上高は4410億円だった。前年同期比からは196億円上積みし、4.7%増となった。これまでホームセンター業界でトップだったDCMホールディングス(DCMHD)の20年2月期の営業収益は4373億円だったため、カインズが売上高で業界トップに躍り出たことになる。
(出典:ダイヤモンド・チェーンストアオンライン「2019年度のホームセンター業界、売上高トップはカインズに 4.7%増の4410億円」)
売上も業界トップに。
個人的にはオリジナル商品もたくさんあって、
DIYコーナーとかも重宝しています。
あのテーマパーク感がとても好きです。
DXの観点でも、さらなる飛躍が楽しみです。
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