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WhatYaのロゴがカラフルになった理由 【ロゴ制作の現場をインタビュー】

この度、WhatYa(ワチャ)のロゴが完成しました!(上の画像参照)

そもそも WhatYa(ワチャ) という名前を初めて聞く方も多いと思います。
WhatYaはAIやチャットを使って、カスタマーサポートやECサイトのセールスに使っていただけるよう開発された、弊社・空色の新しいプロダクトです。

これまで、デジタル接客や、OK SKY(オーケースカイ)というチャット接客のツールで、空色のことを知ってくださっていた方も多かったと思いますが、今後は、このWhatYa もよろしくお願いいたします。

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ロゴを作成してくださったニードの皆さま

このロゴをつくってくださったのは、株式会社ニードのみなさま。

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お写真左から順に、代表の飯島さんと、アートディレクターの蛯沢さん。
お二方とも非常に芸術家っぽくて、かっこいいです。

今回は、このWhatYaのロゴ制作についてお伺いしてきました。

デザインのロジックによってストーリーが生まれる

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蛯沢さん「これが、WhatYaのデザインを生み出すときに、一番最初に、書き連ねたメモ書きです。」
ーーすごい!こんなに!
蛯沢さん「ここから、左側のプロトタイプを設計して、様々な試行錯誤と検証を重ねて出来上がったのが、今の右側のWhatYaのロゴです。」

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ーーWのフォルムって、WhatYaの頭文字ですよね?

蛯沢さん「それもありますが、コール&レスポンスの意味もあるんです。WhatYaがAIやチャットによって、コミュニケーションを生み出すプロダクトなので、Wが会話の連続性や、会話の発生から解決までの円滑なコミュニケーションを表現しています。イメージとしてはこんな感じです。」

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ーーなるほど!実は、社内でも、このカラフルな色使いが、「朝から、夜までの一日のコミュニケーション」を連想させるという意見があって、それでこのロゴがいいねって決めさせていただいたのもあります。

蛯沢さん「ありがとうございます!流れという意味では、まさしくその通りです!デザインからストーリーが生まれるようにつくらせていただいたので、よかったです」

○▲□の模様の意味はWhatYaの2大コンセプト

ーーロゴの右手側に、くっついてる○▲□は何を意味してるんですか?
蛯沢さん○▲□はそれぞれ、コミュニケーション、データ、ファンのメタファーとして配置されています。

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①言葉やストーリーなど、蓄積された膨大な「データ」
②ユーザーが求めることを読み解く「コミュニケーション」
③ユーザーが楽しみながら会話を進められるような遊び心としての「ファン」
これら3つの要素が瞬時に組み立てられながら会話を創造していくイメージです。

WhatYaの2大コンセプトが、【Useful(役に立つ)】【Delightful(楽しい)】と聞いていたので、それらを実現するための要素をこの幾何学模様で表現しています。」

ーーWhatYa(ワチャ)の名前は、会話が賑やかな様子を表す「わちゃわちゃ」からきてるんですが、なんか、「わいわい、わちゃわちゃ」という感じにぴったりです。
蛯沢さん「そちらも意識して、つくらせていただきました!」

フォント選定にもストーリーを重視

ーー最後にフォントについても、教えてもらいたいんですが、今回はどんなイメージで、WhatYaのフォントを設計してくださったんですか?

蛯沢さん「WhatYaのロゴは、フランス語で【未来】を意味するAvenirを選びました。有名なところでは、スターバックス・コーヒーのブランド書体もAvenirのフォントです。

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様々なフォントとの相性をテストしてみて、これが一番しっくりきました。」

ーーどこが一番の決めてですか?

蛯沢さん「そうですね、幾何学的でありながら、硬すぎず、柔らかすぎず、古さを感じさせない、そんなAvenirのフォントをシンボルマークに合わせてアレンジしているんですが、そこにもストーリーが感じられて、一番しっくりきました。」

まとめ

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改めて、ロゴをみてみると、確かに、WhatYaのサービスを知らない方でも、
WhatYaって、楽しくて、役に立つ、賑やかなサービスを連想していただけるようなデザインだな、と実感します。

「デザインは全てにおいて意味がある」「細部に神が宿る」

とは、常々聞いていましたが、今回、素敵なデザインをつくってくださって、ニードの皆さまに本当に感謝です。

他にも、大小様々な部分を考慮して、デザインを作成してくださっていますが、今回は、3つのポイントに限定してお伝えさせていただきました。

読んでいただき、ありがとうございました。

巻末資料

WhatYaのシェイプ に用いられた黄金比。

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既存のプロダクト(OK SKY)との親和性。

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アプリサイズ、小さいサイズで印刷した際の視認性の検証

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モノクロ時のバランスの検証

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