ソウル・フラワー・ユニオンについて

スカイチアーズDJRuneです。

前回の記事で、進化と変化を遂げまくっているバンドが好きと書きました。
今年結成25周年を迎えるバンド、ソウル・フラワー・ユニオンもそれに当てはまります。

元々はパンクバンド、ニューエスト・モデルから始まり、同じ関西出身のバンド、メスカリン・ドライブと合体する形で結成されたソウル・フラワー・ユニオンは、ロック、ジャズ、トラッド(民族音楽)などの音楽を貪欲に取り入れ、いまなお第一線で活動しています。
バンドとしてはもちろん、ギターボーカルの中川敬さんは、ソロでも活動の幅を広げています。

1995年の阪神淡路大震災の後、ソウルフラワーは避難所を訪問し、音楽を届ける活動をしていました。ギターを三線に、キーボードをアコーディオンに持ち替えるなど、電気を使わない楽器で演奏をしていたそうです。

被災地の惨状を目の当たりにして、ヒートウェイブの山口洋と「満月の夕」という曲が共作されました。

この曲は、いつ聴いても寂しさと力強さに溢れています。

ソウルフラワーの曲は、バンドのすべての感情をぶつけてくるほどの力があります。それに対して、聴き手も感情を揺さぶられるのです。

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