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【ヲタ活】私がコミケに参加し始めたきっかけ

「くーさん、コミケの申込書余ったけどいる?」

ひょんなことからコミケに参加申込書の申請をしました。
小さなイベントには何度か参加していたが、コミケのようなバカでかい規模のイベントには参加したことがなかったのです。

学生時代は勢いで参加したこともあったが、すべて当時の相方任せでした。当日の朝に関西から東京までの夜行バスで行くだけ、という体たらくぶり。

それが、単独で参加するというのは進化というか、年を取ったというか。

コミケに参加するのは以前から興味はあったが、なかなかそこまで踏み込めなかったので、『いつかは参加したい』と思いながら、愛用のCITTA手帳の『ワクワクリスト』(所謂ウィッシュリストみたいなもの)に書き込んでいました。

コミケの申込書が手元に届くと、まずは申込書を熟読し、下書きをしました。ひとつのミスは許されないから、付箋を使ってみました。

サークルカットは過去にイラストを描いていただいた友人の許可のもと、使わせていただきました。
(この友人、実は学生時代の相方で不思議なことをきっかけに再会したという)

ひと通り申込用紙に記入し終えて、郵便局に支払い終えるとあとは発送のみ。当落日を待つのみでした。

当落日までの間、ワクワクリストに『コミケを楽しむ』『スペースを確保される(=当選する)』と書いていました。
それが現実になったのはいうまでもありません。

当落日からコミケ当日まで約1ヶ月半ありました。その間、どうしたら楽しめるか試行錯誤していました。
与えられたスペースはカンバスみたいなものだと聞いて、縦置きの出来る棚を購入したり、無印のアクリル板を使ったりしていました。

その前に、小さなイベントが開催されていたので参加しました。所謂実験です。
当時の記録はこう書いていました。

選ばれるのに、『島』も『壁』も関係ないなあと。

例えば、そのサークル団体さんの個性が何らかの形で人気が出たのかもしれないし。
うまい形での告知が実った成果かもしれないし。

最後に選ぶのはお客さんなんだよなあと。

みんながみんな、選ばれるためには努力しています。
だから、特色をいかそうとしているのではないかと思っています。

このときの売り上げはさほどよくなかったけど、買ってくれた方がいたのでありがたかったです。

ということで、コミケ当日を迎えました。

人の手伝いや合同での参加はありましたが、自分が申込から何でもやるというのは全くの初めてでした。それ故にワクワクの加速が強くて、開催の一月前から準備をしたほどでした。
初参加ということで、たくさんのかたがまとめ買いをしていただいたのが嬉しかったです。

当時の記録はこんな感じ。とにかく準備の段階から全力疾走してきました。売り上げはまあまあでしたが、楽しめました。

ネットに書くのも楽しいが、アナログでやるのも楽しかったです。
そんなわけで、私のコミケデビュー戦(自分のスペースにて)が終わりました。