【イギリス大学院受験】大まかな出願スケジュール
【8月~9月】エージェントカウンセリング&申し込み
私はBeoというエージェントを活用した。
海外大受験については何も知識がなく、かつ動き始めたのが少し遅いように感じていたので、効率性と正確性を重視し、迷わずフルサポートを申し込んだ。
Beoのサービスと詳細はまた別記事で執筆していくが、大まかなスケジュールはこんな感じだった。
8月10日
初回カウンセリング
8月22日
サポート申し込み→担当カウンセラー決定
9月10日
担当カウンセラーと初回面談
9月22日
志望校決定&PA準備開始
【8月後半】リファレンス(推薦状)の依頼
大学院受験の難関の1つともいえるのが、このリファレンスの準備。
基本的には2通必要で(中には1通で出願できる大学もある)、アカデミックリファレンスと呼ばれる、大学時代の教授等に書いてもらうものはほぼ必須となる。
私は大学を卒業したのが10年前、かつ私のゼミの教授はとっくに定年退職していたが、唯一連絡先は残っていたので、何とか連絡をとることができた。
11月頃の出願を見据え、私は8月後半には依頼の趣旨を伝えた。
幸いなことに、教授も英語での推薦状は書ける方だったので翻訳などの作業はいらなかったが、英語での推薦状の準備が難しい場合は、別途翻訳などの必要になるので、スケージュールには余裕をもっておきたい。
なお、もう1通は職場の上司に依頼したが、既に私はイギリスで働いていたこともあり、依頼から2週間ほどで準備できた。
【9月】志望動機書(PS:パーソナルステートメント)の準備
志望校決定後、準備していくのがPSと呼ばれるパーソナルステートメント。
こちらも別記事で詳しく書いていくが、通常B5の紙1・2枚に収める。
まずは大まかな土台を作り、志望校ごとにアレンジしていくといったイメージだが、私はbeoのサービスで3回添削してもらえたおかげもあり、2か月くらいで完成させることができた。
大学院の出願知識のあるネイティブにしっかり添削をしてもらうことが重要。
【10月】IELTS受験
大学院受験の最難関ともいわれるIELTS。
私のIELTS初受験は10月後半(ほぼ11月)と非常に遅いスタートだった。
理想は、出願が始まる11月までに出願条件基準を満たすことだが、満たしていなくても出願はできるので、出願準備と並行しつつ勉強しておく必要がある。
実際には翌年の5月頃までにクリアし、無条件合格をもらえば問題ないが、IELTSはスコアを0.5あげるのにも相当な時間を要し、4項目(リスニング・リーディング・ライティング・スピーキング)の全ての基準スコアをクリアしなければならないので、余裕をもった勉強計画を立てていくことが重要。
【11月~翌年5月】いざ出願!
イギリス大学院はローリング形式とよばれ、早く出願した人から選考が始まり、定員になると締め切るというシステムを導入している。
※逆に言えば、入学直前でも、空きがあれば応募はできる。
そのため早期出願が大事といわれており、11月の出願ないしは年内の出願がベストと言われているが、実際私はこんな感じだった。
※志望校の選定基準や具体的な大学名に関しては別記事詳細。
【11月下旬】2校出願(うち1校不合格)
【1月上旬】1校出願(合格)
【5月上旬】1校出願(合格)
これを見ると、必ずしも出願時期=合格とは限らないということだ。
PAの完成度や出願における成績等も大事な選考基準となるので、焦らず、納得いくまで準備をすることが肝心なように感じる。
まとめ
このように私は、受験準備~初回出願まで約3か月という超短期間勝負だった。エージェントを利用したことも大きいと思うが、結果的には納得のいく大学院受験ができたし、何よりGPAが3.0ギリギリだった私でも、4校中3校合格、うち1校は奨学金付きで合格をもらえた。
今年イギリス大学院受験を検討している人は、ぜひ参考にしてもらえたらと思う。
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