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【つぶやき】卵かけご飯が嫌いな奴は非国民だ(個人の感想です)

 私の身近に、「卵かけご飯が嫌い(食べない)」と公言している人間が2人いる。1人は母で、もう1人は夫だ。母曰く、「生の卵のどぅるっとした感じが嫌い」。一方夫は「わざわざ生で食べなくたっていい、火が通ってる方が美味しい」らしい。

 なんと、いうことだろう。卵かけご飯の素晴らしさがわからない人間がこの世に2人もいるなんて。
 卵が生で安全に食べられるのは日本くらいなんだぞ。海外だとフグばりに、あるいはそれ以上に危ない食べ物で、腹を壊す覚悟で食べないといけないのに(それ以前に生で食べることを想定して流通させてないから、危険度的には生肉に等しいかもしれない)。

 そもそも卵かけご飯は、生卵大好きな日本人が生み出した至高のファストフードだ。卵を割り、調味料を足して混ぜ、ご飯にかける。終了。これで食事としては一定の栄養がちゃんと得られる。足りないものがあるとしたら、恐らくボリュームだろうか。

 でもそれも具を足せば充分解決するし、その“チョイ足し”の概念はマンネリをも打破する。正直朝ご飯は毎日卵かけご飯でいい。飽きる前に味を変え具を変えすれば、余裕で365日食べられる。

 何より手軽さがいい。私は世間には珍しがられるかもしれないが食事を取るのが嫌いで、食べることに付随する何もかもが面倒くさい。そこにこの卵かけご飯。割る、混ぜる、かける、終了。というこのお手軽クッキングは素晴らしいの一言だ。
 現に学生〜独身時代の休日、1人の時はしょっちゅうこれで食事終了としていた。それでも私はド健康で今まで大病1つしていない。風邪も滅多に引かない。ありがとう卵。ありがとう卵かけご飯。ブラボー命の塊。

 ここで、そんな私が普段「さらにリッチに、さらに食事として完璧」を目指して編み出したレシピを紹介しよう。いや、レシピと呼ぶのもおこがましいけど「何を卵かけご飯に足すか」という話ね。

 ではいざ。

  • 白米(大きめの茶碗に気持ち普段より多めによそう)

  • 納豆1パック(おかめ つゆたっぷり納豆推奨)

  • 絹ごし豆腐半丁(小分けのタイプを使うと楽)

  • 卵1個(安いのでいい。気取らないのが魅力)

  • 牡蠣醤油(上記納豆のタレで足りない方はお好みで足して下さい)

 はい、これだけ。これだけである。あとは調理工程の紹介レシピなんてない。深めの皿に卵割って納豆付属のタレを足して混ぜて、具をどーん! と入れてまた混ぜるだけ。簡単!

 私はこれを「タンパク質マシマシエディションTKG」と呼んでいる。卵、納豆、豆腐があれば植物性&動物性Wでタンパク質がとれ、なおかつビタミン類も色々取れちゃうお得飯。これさえ食べれば文句は言わせない、最強時短飯だ!

 (なお、この記事の見出し画像が実際に作ったタンパク質マシマシエディションTKGである。素人写真なのでクォリティはお気になさらず)。

 さて、これだけでも大満足だけど、ズボラに栄養を取りたい私はさらに一工夫する。そう、ひととき話題になったミロ(with牛乳)だ……! これでミネラル、鉄分も完璧。さらに卵があったとは言え、ちょっと粘ついた口の中もさっぱりさせられる。

 え、牛乳じゃ全然さっぱりしない?そう言いなさるな。これだけ取れば無敵感がして最高だろう?
 ズボラでも栄養はちゃんと取りたい。そんな現代人にピッタリの無敵TKG。興味を持ったそこの貴方、さぁ早速明日の朝にでも食べよう。今日の帰りはスーパー行って卵と納豆と豆腐買おう。OK?

私の夢は本を出版して、その本を本屋に並べてもらうことです。本好きとして一度でいいからこの光景を見てみたい! 応援するね!という方、あなたの作品推します!という方、よろしければサポートしていただきたく思います……!