介護する側の人間性を問う!医療的ケア講師として考えた日
私も人間なので、時には誰かに対してイライラすることがあります。
誰しもがあることですよね…。
気持ちを切り替えなければと思って、今書いています。
昨日は講師のお仕事でした。
そこで私のイライラがふつふつと込み上げてきました。
私の授業は講義自体が少なく、ほぼ演習時間となります。
医療的ケアの演習手順には、ひとつひとつに医療的な理由があります。
生徒さんには、この理由を考えながら演習を進めて欲しいのです。
それが利用者さんを理解し、寄り添うことになるからです。
生徒さんは利用者さんが苦しい状況にあるとき、正しい手技で正確に行わなくてはいけないという医療の「責任」を理解することが必要です。
また、利用者さんの体の中に200〜300mlの液体を注入するという医療の「危険性」を伴う行為である理解が必要です。
医療は「命」に関わるのです。
ただ、生徒さんの中には利用者さんの気持ちを解ろうとも、努力しようともしない方がいます。
非常に残念なことです。
私は演習に完璧などは求めていません。
「理解しよう」「努力しよう」という姿勢が重要だといいたいのです。
人が好きで人を解ろうという人間性がなければ、介護はできません。
介護は向き不向きがあります!
誰でもできる仕事ではありません!
この事実を世間も正直に伝えるべきです!
医療的ケアを今ここで、この授業で出来ないことなんてどうでもいい!
利用者さんに関わるうえで、あなたの気持ちが重要なんです。
苦しいことをされたいですか?
痛いことをされたいですか?
辛いと訴えているとき、「はいはい、大変ですね〜」と軽くあしらわれたいですか?
私は絶対嫌です!
少しでも利用者さんの気持ちを理解しようとする、少しでも辛さを楽にしてあげたいと努力しようとする。
私ならそんな方に介護されたい…。
本当ならばこの場で、私の気を晴らすようなことを書いてはいけないのかもしれません。
気を悪くされた方がいたら、ごめんなさい。
私も人間力向上のため、もっと精進していきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。