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メディカルアロマを学ぶ看護師・アウトプットする#4

メディカルアロマ資格取得のために勉強中の看護師です!
4日目はリンパの流れに関してアウトプットしてみました。

リンパの流れや特殊性を知らないと、もちろん現場で活かすことは出来ませんからね。人に説明できるくらいに理解を深めて、繰り返し学んでいきたいと思います。

10、リンパの特殊な流れ

リンパには特殊な流れがあります。
下半身(両鼠径リンパ節)と左上半身(左腋下と左頸部リンパ節)のリンパは胸管を通り左静脈角で合流し血液に戻されます。
しかし右上半身のリンパ(右腋下と右頸部リンパ節)は右リンパ本幹となり右静脈角へ流れ血液に戻るのです!

静脈角:鎖骨下静脈と内径静脈の合流部

11、リンパの循環

リンパの循環は心臓のようなポンプ作用によるものではなく、リンフアンジオン(リンパ分節)の収縮・弛緩により流れます。
この収縮は4〜6回/分。この他に手足の骨格筋の働きや呼吸などにより流れます。

リンパ分節:リンパ管には静脈と同様に逆流しないよう弁がついています。この弁と弁の間をリンパ分節といいます。

ただし、リンパ管の始まりの毛細リンパ管には弁はありません。
では、どうやって組織液が毛細リンパ管に入るのか・・・。

毛細リンパ管:一層の内皮細胞から成り、そこから繋留(けいりゅう)フィラメントと呼ばれる繊維が周囲の結合組織に繋がっています。

この繊維はリンパケアなど外力によって内皮細胞と内皮細胞の間を開くと、組織間液がリンパ管に流れ込みます。そして循環していくようになります。

繋留(=繋ぎ止める)フィラメント:強い圧力をかけすぎると内皮細胞は閉じてしまい細胞間液がリンパ管に入ることができないのです。このため皮膚を1枚動かすように優しく伸展させることが大切。

この軽い圧で優しく伸展させる手技が『リンパドレナージュ』なんですね!!

12、リンパ節とは

毛細リンパ管として始まってから静脈に注ぐまでの間にリンパ管は何度も合流を繰り返しますが、合流する部分にそら豆のような形をしたリンパ節と呼ばれる場所があります。

リンパ節は約600〜800個あるといわれています。特に頸部には200個ほどのリンパ節が集まっています。

リンパ節は全身に張り巡らされていて、心臓に細菌や異物などが入らないように守っています。

リンパ節はリンパ球、マクロファージなどの免疫細胞が集まっており、この免疫細胞が異物を攻撃破壊し、リンパ液は綺麗な液体となって流れていきます。

リンパ液:全身から回収された余分な水分がリンパ管に入り、リンパ液と呼ばれます。


今回はリンパの特殊な流れを理解することに時間がかかってしまいました。
体の複雑な働きは、簡単に理解できるものではないですよね。
忘れないように復習が必要です!

次は私の悩みでもある浮腫について学んでいきます!

今日はここまで。少しずつゆる〜く頑張っていきます!


みなさんのお役に立てるよう、人間力向上のため使わせていただきます!