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【全文無料】テラパゴスex〜〜??そんなもんいらねー!!!!!!新星ヒスイゾロアークの決定版はこれだ!!!!!


二藍のヒスイゾロア可愛すぎんだろ。

※このnoteは5本目のヒスイゾロアーク考察となります。





どうもソラ(‎@sky_pokemoncard)と申します。




ヒスイゾロアーク界隈の皆様。
お待たせしました!!(待ってない。)
今回も性懲りも無くヒスイゾロアークVSTARのnoteを書いていきます。
ヒスイゾロアークVSTARのnoteではあまり茶番を入れずに書いているので、過去noteの宣伝をしていざいざ本文にいきたいと思います。



おかげさまで今回ヒスイゾロアークVSTARのnoteがめでたく5本目の公開となりました!
これもヒスイゾロアークというポケモンの人気と、僕のnoteを読んでくれている皆様のおかげです。
いつもありがとうございます!
今後とも皆様に読んでもらえるようなnoteが書けるように頑張ります!




また今回のnoteから読んでいただく方もいるかと思いますので、一応過去のnoteも貼っておきます。
本noteのみで完結する内容にはしたつもりですが、良ければこちらも読んでやってください。


それでは本編へどうぞ!!


※前書きでは最近ポケモンカードを始めた方向けの、テキスト確認と構築の過程について触れています。
ポケモンカードのテキストはバッチリな方、過程に興味がなくレシピだけ見たいという方は、↓の目次からデッキリストまで飛ばしてください。
また5度目の解説となりますので、これまでのnoteの内容と重複する内容が含まれます。
その点もご容赦ください。





▼前書きと構築の過程



今回筆を取った経緯といたしましては先日発売の拡張パック「ステラミラクル」に収録されるスタジアム、ゼロの大空洞がヒスイゾロアークVSTARと鬼の噛み合いを見せているのでこいつは最強だなーとなり執筆となりました。



エクストラレギュラーションを遊んだことのある方ならしっくりくるかと思いますが、エクストラにはポケカ史上最強のスタジアムと言っても過言ではないスカイフィールドが存在します。

”翼”がないから人は飛び方を探すのだ。



今回収録されたゼロの大空洞も条件付きとはいえ、スカイフィールドと同様にベンチを8まで広げる効果を持っており、スタンダードレギュレーションの常識を破壊するスタジアムとなっています。

スカイフィールドもゼロの大空洞も、
名前に空って入っててなんかエモい。


ゼロの大空洞下ではヒスイゾロアークVSTARのわざ《のろいをきざむ》の最大ダメージがなんと脅威の450点となり、ダブルターボエネルギー込みでも430点なので環境に存在する全てのポケモンを一撃できぜつさせることが可能です。


いつ見てもかっこいいよ。お前。


エクストラレギュレーションでもヒスイゾロアークVSTARはスカイフィールドとセットで使われているので、これはヒスイゾロアーク最強!!圧倒的復権!!の気持ちで待ちに待った新弾発売日!!

カドショでカードを買い集めいざいざ対戦となったその日のうちに、その希望は打ち砕かれることとなりました、、、








あれ、ゼロの大空洞4枚だと盤面のダメカン全然増えなくね?








なんということでしょう、、、これは想定外です。
エクストラの感覚で8体にダメカンとか余裕余裕!!先2から430点で相手を破壊するぞ!!とか思っていたのですが、スタンダードとエクストラではカードパワーが違いすぎてダメカンを置けないなんてレベルではありませんでした。




スタンダードとエクストラのカードパワーの違いは勿論ですが冷静に考えてみると、そもそも既存のヒスイゾロアークVSTARデッキの時点で、ゲンガーやダメージポンプなど様々なカードの組み合わせによって高打点を出すコンボデッキであるにも関わらず、今回ゼロの大空洞のコンボまで追加しているため異なる2種類のコンボを組み合わせたデッキとなっています。




そのため要求を揃えるのが非常に困難となっており、それらを博士の研究やヒスイゾロアークVSTARの特性《ファントムスター》などの縦引きのみで揃えるのは非常に困難だという結論になりました。





そこでそれらを解決するために検討したのが、同じく「ステラミラクル」に収録された強力な特性《うらこうさく》《ほうせきさがし》を保有しているヨルノズクと、その展開をサポートする特性《バンデットリング》《ファンコール》を保有したスピンロトム達です。


サトシの色違いヨルノズクが好きです。
こいつ見てたら思い出したんですけど、
最近買ったおすすめの扇風機がこちら↓です。

https://www.yodobashi.com/product/100000001008358706/ # 

使わない時期はめちゃくちゃコンパクトになって、
収納が楽なのでおすすめです。
あと静かでかなり涼しいです。
扇風機選びで困っている人は良ければどうぞ。



これらの採用により、ヒスイゾロアークVSTAR特有の要求を達成できない場面が格段に減り、鬼すぎる要求を達成しやすくなりました。
また検証していく中でダメカンをばら撒く観点から、やはりゼロの大空洞をメインに据えた展開に無理を感じることが多かった為、既存のコンボに組み込まれていたスタジアム大口の沼の採用が不可欠という結論になりました。



今回のタイトルは

【全文無料】大口の沼〜〜??そんなもんいらねー!!!!!新星ヒスイゾロアークの決定版はこれだ!!!!!

になる予定だったのになぁ、、、はぁ。


これらの要素から大口の沼などの既存コンボをベースにした構築に火力アップ手段としてゼロの大空洞を組み込むことで、既存デッキでは到達することができなかった更なる高打点を叩き出す構築として再編成する方向でデッキを考えました。



それでは前置きも終わったところでお待ちかねのデッキリストの紹介です!!
いざいざどうぞ!!






▼デッキレシピ



↓デッキコード↓

HgQ6ng-J8jYlJ-HLgQnP


こちらの構築をベースに組み換えて使えるよう、ある程度丸い構築にしています。
解説を読んで納得できない部分は組み換えて使用してみてください。


▼簡単な採用カードの解説



ここでは採用カードについて簡単に触れています。
疑問点がありましたら、気兼ねなくDM頂けると幸いです。


▶︎ヒスイゾロアークVSTAR・ヒスイゾロアークV

このデッキのアタッカーはヒスイゾロアークのみなので、上下4-4での採用です。

またヒスイゾロアークVSTARのデッキは博士の研究や、ヒスイゾロアークVSTARの特性《ファントムスター》により重要なカードを巻き込んでトラッシュしてしまう点でも4-4での採用が丸いです。

この構築では夜のタンカを2枚採用しているのでヒスイゾロアークVSTARを3枚にするくらいの調整はあっても良いかと思いますが、根本的にVSTARに進化しないと何も出来ないデッキのため個人的にはおすすめできません。

▶︎おまけ
ゼロの大空洞により《のろいをきざむ》の最高打点が上がったのでここで整理しておきます。
打点計算の際にお役立てください。
HPラインに対応するポケモンもざっくり書いておきますので参考にしてください。
※打点はダブルターボエネルギー込みの打点です。


盤面にダメカンの乗ったポケモンが
1体 30点→バチュル、ピィなど。
2体 80点→70の進化元。ヒトカゲなど。
3体 130点→かがやくゲッコウガなど
4体 180点→ネオラントVなど。
5体 230点→たねex系統、たねV系統。
6体 280点→VSTAR系統。
7体 330点→リザードンex他2進化ex。
8体 380点→アイアンローリング後レジドラゴVSTAR。
9体 430点→ヒーローマント付きリザードンex。


▶︎オーガポンいしずえのめんex

ゼロの大空洞の発動条件を満たすために2枚の採用です。

特性《いしずえのかまえ》により特性を持つポケモンからわざのダメージを受けないので、ゼロの大空洞の発動条件を常時発動させつつ、相手からも倒されにくいのが優秀です。
倒されにくいということはゼロの大空洞の効果を持続させやすいということなので、継続してヒスイゾロアークVSTARが高打点を出すことができデッキのコンセプトとも合致しています。

またゼロの大空洞の発動条件を満たすテラスタルポケモンであれば、テラパゴスexの方が相性が良いのではないかと考える方も多いと思います。
仰る通りわざ《ユニオンビート》を無無で使えるのでダブルターボエネルギーを共有しており相性が良さそうに感じますが、ゼロの大空洞下での《ユニオンビート》の最大火力が240点となり、ダブルターボエネルギー込みであれば220点となってしまい強くもなく弱くもない最低限の性能に感じます。

また《ユニオンビート》の追加効果により後攻1ターン目から使用することができない点も微妙に感じ、相手の下振れを咎めることもできずイージーウィンにも繋がらない性能であり、サイド1のアタッカーでもないテラパゴスexでわざを使うことは少ないと考え、前述した場持ちの良さなども相まってオーガポンいしずえのめんexに軍配が上がりました。


▶︎キチキギスex

特性《たむけのまい》《さかてにとる》によりコンボパーツを集めやすくするために1枚の採用です。

ヒスイゾロアークVSTARというデッキは盤面が出来てしまえば毎ターン高打点を容易に叩き出すデッキの為、V系統のデッキやたねex系統のデッキに対しては無類の強さを誇るデッキタイプとなっており、相手からするとバトル場のヒスイゾロアークVSTARを放置できずきぜつさせることを強要しているデッキタイプです。
その為《さかてにとる》の発動条件を満たしやすく相性が良いと考えています。

後続のヒスイゾロアークVSTARがまだ育っていない場合や、ゼロの大空洞を張り替えながら手札干渉を絡めてヒスイゾロアークVSTARが倒された場合、次の要求を叶えるのが非常に困難となる為キチキギスexの採用となりました。
《ファントムスター》を温存できている場合、《ファントムスター》で7枚、博士の研究で7枚、《さかてにとる》で3枚となり最大計17枚山を引くことができ山札の約1/3を見ることができるので要求を揃えやすくなりました。


▶︎ゲンガー《ならくのうらもん》

ゼロの大空洞を張り替えられても盤面を即時に復帰出てきる点と、早期にトラッシュに送りやすくするために4枚の採用です。

ゼロの大空洞が張り替えれた場合ゲンガーをトラッシュしゼロの大空洞を張り直せば、《ならくのうらもん》によって即座に盤面を復旧し《のろいをきざむ》の打点を押し上げることが可能です。
相手に崩れたスタジアムを張られバトル場をきぜつさせられた後ゼロの大空洞を張り変えられた場合、盤面のポケモン全てにダメカンが乗っていればゲンガーが4体が《ならくのうらもん》を使用することで盤面にダメカンが乗ったポケモンが7体となり、330点の打点まで即座に復旧できる点でもゲンガーの枚数は4枚以下にはならないと考えています。

またゲンガーを早期にトラッシュすることで、ダメージポンプの受けが常にゲンガーによって作られるので、盤面を作りやすく2ターン目の高打点を目指しやすい他、ネストボールからポケモンを展開しても復帰しやすいのが強力です。

ネストボールで盤面にたねポケモンを出した場合、大口の沼の手札からポケモンを出した時にダメカンを2つ乗せるという効果が適応されずダメカンが乗りませんが、そのデメリットもトラッシュのゲンガーがダメージポンプの受けになることでダメージポンプが使用できない場面を減らし盤面を作りやすくなっています。

本来強力であるネストボールをテーマの性質により使うことが難しいと考える方が多いですが、tierの低いデッキが弱いカードを使うのは弱いどころの話ではなく、それでは強いカードを強く使ってくるtier上位のデッキに勝てるわけがありません。
構築次第で他のデッキと同等の条件でネストボールを使用することが出来る様になっていますのでお試しください。


▶︎ヨルノズク・ホーホー

ゼロの大空洞のコンボを通す場合、特性《ほうせきさがし》から展開していく場面が多く、《ほうせきさがし》を強く使うための受けを広く作りたいので3-3での採用です。
特性の仕様上テラスタルしたポケモン盤面にがいないと使用できないので、その点は注意しましょう。

前書きでも触れましたが《ほうせきさがし》によって山札からトレーナーズを2枚持ってくることが出来るため、ヒスイゾロアークVSTARデッキ特有のコンボパーツが揃わない事象を減らしてくれます。

また《ほうせきさがし》から博士の研究を持ってくる場面が多いのと《ほうせきさがし》のみで要求を達成している場面があることから、《ファントムスター》を温存しやすく最終盤面の詰めで手札干渉を受けても確定で勝ち切れる盤面を作りやすくなりました。

夜のタンカとも相性がよく盤面にホーホーがいてトラッシュにヨルノズクがいる場合でも《ほうせきさがし》を使うことができます。
山にヨルノズクがいる場合はハイパーボールなどからアクセスし、トラッシュにある場合は夜のタンカでアクセスできるので、受けが広くどこからでも巻き返しやすい構築になっています。

また《ほうせきさがし》のような特性を扱う場合は、サイド落ちの確認が非常に重要になります。
このデッキの場合《ほうせきさがし》から全てのカードにアクセスすることができるので対象となるトレーナーズはもちろんのことらトレーナーズからつながるポケモンやエネルギーなども段階的にチェックするように心がけましょう。


ホーホーはHPが70であればどちらでも問題ないと考えていますが、わざ《サイレントウイング》で相手の手札を見れる方が強く使える場面があると思いこちらを採用しています。


▶︎スピンロトム

前述した《ほうせきさがし》を使うためには、盤面に進化元であるホーホーを置いておく必要があります。
その展開を補助する特性《ファンコール》が強力なのですが、最初の番にしか使用できず2回使用する特性ではない点とサイド落ちをして欲しくない点から、3枚以上の採用にはならず2枚の採用となりました。

HPが100以下の無色ポケモンを3枚手札に加える効果なので、持ってきたホーホーは手札からベンチに出すことができ、大口の沼の恩恵を受けることができる点もこのデッキと噛み合っています。

また《ファンコール》からヨルノズクも合わせて持ってくることで次の展開も補助することができるので強力ですが、手札にすでにヨルノズクを持っている場合は次ターンにトラッシュする可能性があるのでそこも考慮して《ファンコール》の対象は選びましょう。

あらかじめヨルノズクをトラッシュしておいて夜のタンカの受けにするというプランもなくはないですが、ゼロの大空洞を張り替えられた時にヨルノズクをトラッシュする場面が多いので無理に初ターンから受けを作る必要はないと考えています。



スクロールの手間を省くため、
改めてデッキリストを載せています。
ご活用ください。



▶︎ネストボール・ハイパーボール・キャプチャーアロマ

ヒスイゾロアークVSTARは進化ポケモンなので、まずヒスイゾロアークVを盤面に置かなければゲームになりません。
この構築であれば不確定要素であるキャプチャーアロマをカウントしなくても、ネストボールが4枚、ハイパーボールが4枚、ヒスイゾロアークVの現物が4なので計12枚となり、初手からヒスイゾロアークVを置くという第一関門は突破しやすいです。

またボール系統のカードが多いと当然スピンロトムにもアクセスしやすく、最初の番にしか使えない《ファンコール》を使いやすい構築にもなっています。

もちろん運も絡みますのでこの構築でも先攻1ターン目の下振れでヒスイゾロアークVを置けない試合が存在します。
その点でもネストボールは4枚以下にはならないかと思っています。
また後続のアタッカーを準備する上でもネストボールは優秀で、ヒスイゾロアークVを確定で置くことが出来るため常に後続を準備することができ、終盤の息切れを防止することが出来ます。

ハイパーボールはたねポケモンを持ってくる・進化ポケモンを持ってくる・ゲンガーをトラッシュするなど複数の役割があるため4枚の採用です。
今回より採用しているヨルノズクに確定でアクセスできるカードでもあるので、4枚で問題ないかと考えています。

キャプチャーアロマに関しては裏表が重要になる場面もありますが、基本的には表裏どちらが出てもデッキ内のポケモンを1枚圧縮することが可能で、このデッキにおいては対象なしが少ないカードです。
その為4枚入れたかったですが、枠の都合で3枚となりました。

その他ヒスイゾロアークに採用されるボール系統のカードだとスーパーボールがありますが、大口の沼の恩恵を受けるしかメリットがなく、ネストボールを4枚採用し使用している体感では必要に感じなかったので不採用となりました。


▶︎ダメージポンプ

然るべきタイミングで使えないと、大きなテンポロスになるかつデッキの重要なコンボパーツのため4枚の採用です。

ゲンガーを4枚採用している点とヨルノズクの採用により、相当かみ合いが悪い場合以外ダメージポンプを使用せずトラッシュすることは無くなりましたが、ダメカンが1体も乗っていない状態から9体全てにダメカンを乗せる場合ゲンガー3体とダメージポンプ3枚が必要になるため、1枚のサイド落ちやトラッシュが命取りになるとこは覚えておきましょう。

ダメカンを他のポケモンに移すことで疑似的に回復もできるのでダメカンを移動させ、《げっこうしゅりけん》や、かがやくリザードンのわざ《かえんばく》などをケアできる盤面を作りましょう。


▶︎ポケモンいれかえ

本当は2枚入っていたカードですが、エーススペックの枠をプライムキャッチャーに出来たので1枚の採用です。

殴り出しに使う場面もあれば中終盤に裏を呼ばれて縛られた際の入れ替えカードとして使用することもあるので、プライムキャッチャーと合わせてサイド落ちの確認をしましょう。
またこのデッキ構築だとにげるためのエネルギーをほぼ用意できないので、使う際は注意しましょう。


▶︎夜のタンカ

ヨルノズクの項でも触れましたが《ほうせきさがし》と相性が良く、ヒスイゾロアークVSTARデッキ特有の巻き込みをケアする点でも2枚の採用です。

最終盤面でヨルノズクがまだ山にある場合、ボールにアクセス出来ない時でも夜のタンカがあれば、そこからホーホーを出してあげることで次ターンの《ほうせきさがし》の受けを作ることができるので盤面は柔軟に作りましょう。

ダブルターボエネルギーは特殊エネルギーなので夜のタンカからから拾えない点と、トラッシュにゲンガーしかいない時に夜のタンカを使用すると必ずゲンガーを回収しなければならないので注意してください。


▶︎プライムキャッチャー

マキシマムベルトと検討の枠になるかと思っていますがゼロの大空洞が擬似的なマキシマムベルトの役割を果たしており、環境的に最初盤から280点以上の打点が必要な場面が少ないことから、裏も呼ぶことができ入れ替え手段にもなるプライムキャッチャーに軍配が上がりました。

盤面にもよりますが《ほうせきさがし》でプライムキャッチャーとアクロマの執念を取ることで勝ちになる試合も考えられるので、《ほうせきさがし》と組み合わせるのであればプライムキャッチャーだなと考えています。


スクロールの手間を省くため、
改めてデッキリストを載せています。
ご活用ください。


▶︎博士の研究

《ファントムスター》以外に山札を引く主な手段となるため4枚の採用です。

このサポートで最終盤までにどれだけ山を圧縮出来るかで勝負が決まるので、この枠が4枚から動くことはありえないと考えています。


▶︎ボスの指令

以下の理由から裏を呼ぶ機会が減ったので2枚の採用です。

ヒスイゾロアークVSTARデッキは相手盤面によって使うサポートが明確なデッキで、簡単に分けると相手バトル場にサイド2のポケモンがいない時はボスの指令。
相手バトル場にサイド2のポケモンがいる時は博士の研究を使用します。
厳密には様々な条件からボスの指令か博士の研究かは判断するのですが現環境ではサイド2のアタッカーが前に出てくることが非常に多く、それが2進化exの場合必ず300以上の高耐久を保有しています。

以前までのヒスイゾロアークVSTARデッキの場合、300以上の高耐久を複数回突破することが困難だったため、やむなくバトル場のアタッカーを無視して裏のサイド2ポケモンをきぜつさせることもありましたが、ゼロの大空洞の恩恵を受けたヒスイゾロアークVSTARに破壊できないものはありません。

ということは必然的ボスを使う回数が減り、以前までは3枚以上欲しかったボスの指令の枚数を減らしても問題ないと判断しこの枚数になりました。
この構築ではプライムキャッチャーも採用しているのでその点でも2枚で問題ないと考えています。


▶︎アクロマの執念

《ほうせきさがし》の受けとして1枚あると便利なサポートですが、複数回使用するサポートではないので1枚の採用です。

スタジアムと特殊エネルギーを確定サーチすることができるので、まさにヒスイゾロアークVSTARのために用意されたサポートと言っても過言ではありません!!(過言)
スタジアムを2種類採用している点でも相性がいいです。

プライムキャッチャーの項でも触れましたが、《ほうせきさがし》からプライムキャッチャーとアクロマの執念を選択することで勝ちとなる試合があるので、1枚デッキに入っていると便利なサポートです。


▶︎大口の沼

序盤に必ず張りたいスタジアムであり、既存コンボの中核をなすカードのため4枚の採用です。
対面次第ですが基本的に初ターンにしか張らないスタジアムですので4枚も必要なのかと考える方も多いかと思います。
ですが初ターンに張ることでその後の要求を大きく減らすことができるので、4枚の採用となりました。

大口の沼下で1体でもポケモンを出せていると、ゲンガー2体からダメカンを分けることでダメカンの乗ったポケモンが7体となり、《のろいをきざむ》の打点が330点に到達し要求もダメージポンプ2枚で済むのでかなり揃えるのが楽になります。

ゼロの大空洞のみの採用だと330点を出すためには必ずダメージポンプが3枚必要となり、1枚の巻き込みやサイド落ちが命取りになったので大口の沼の大切さが身に沁みました。
これは体感ですが1ターンにダメージポンプを2枚集めるのと3枚集めるのでは難易度が大きく変わり、ただでさえ揃えるものが多いこのデッキで3枚同じカードを集めるのは至難の業だと感じております。

その点でも大口の沼でダメカンを乗せられる恩恵は非常に大きく、4枚採用し必ず序盤に張りたいと考えています。
ゼロの大空洞だけでいけると思って、一度全部抜いてしまってごめんよー。


▶︎ゼロの大空洞

3枚あると2進化ex3体との真っ向勝負を制することが出来る点と、対2進化ex戦以外でも展開上3枚使うことがあるので3枚の採用です。

このスタジアムにより擬似的にマキシマムベルトと同等以上の効果を得ている為、このデッキはエーススペックを4枚搭載していると言っても過言ではありません!!(過言)
マキシマムベルトが3枚入っていると思うと、とんだ脳筋デッキだなーと思います。


▶︎ダブルターボエネルギー

ヒスイゾロアークVSTARが即時攻撃出来るようになるカードなので4枚の採用です。

ヒスイゾロアークVSTARに毎ターンダブルターボエネルギーを手張りすることが出来れば、最速でツツジを使われた時でも既にアタッカーが3体育っているので、ツツジから返されない盤面を形成することができます。

同様に終盤のナンジャモに対しても盤面にダメカンが乗っておりヒスイゾロアークVSTARにダブルターボエネルギーがついている状態であれば、カウンターキャッチャーなどと併せて使われない限り盤面で勝ちの展開作りやすい点でも、ヒスイゾロアークVSTARの強さを底上げするエネルギーといえます。

にげる為のエネルギーとしても使えますが、切り過ぎには注意が必要です。
ベンチを縛られる展開も多いので、枚数は常に把握し数え間違えのないよう意識することが大切です。


▼目指すべき盤面



初ターンの目指すべき盤面について簡単に触れていきます。
使用する際に目安にしてください。



初ターンの理想盤面


初ターンに目指すことは、ヒスイゾロアークVを出す。(後攻であればヒスイゾロアークVを2体出す。)《ファンコール》からホーホーを2体出す。
ここまで出来れば及第点です。
欲をいえば大口の沼からダメカンを1体以上に乗せられており、ダブルターボエネルギーをヒスイゾロアークVに手張りできていると最高です。



また理想盤面でダメカンが誰にも乗っていない場合、ゼロの大洞窟を張り《ならくのうらもん》でゲンガーを3体出しダメージポンプを2回使えば盤面のダメカンの乗ったポケモンが7体となり、330点を出すことが出来ますが、、、これはかなり大変な要求になります。
バトルコンプレッサーを使えば簡単なのですが、、、ないものねだりをしてもしかありません。




大口の沼の項でも触れましたが、初ターンにダメカンを1体に置けているとトラッシュに落とすゲンガーの要求が3枚から2枚と少なくなり、《ならくのうらもん》でゲンガー2体を出しダメージポンプを2枚使うことで盤面のダメカンの乗ったポケモンが7体になるので、要求が減っていることがわかります。
このことからも、初ターンに大口の沼を張れている重要性が分かるかと思います。





2ターン目以降の盤面形成で気をつけることは、必ずヒスイゾロアークラインを2体以上出す。《ならくのうらもん》から7体以上にダメカンが置ける盤面にする。《ほうせきさがし》の受けを意識してホーホーを盤面に置く。この3点は意識して盤面を構築してください。



またレジドラゴVSTARデッキにごく稀に入っているオンバーンexのわざ《ドミネートエコー》を受けてしまうと、スタジアムと特殊エネルギーを貼ることが出来ず盤面のダメカンを増やせませんので注意しましょう。



▼採用検討カード



ここでは採用の余地がありそうなカードについて触れていきます。
これ以外のカードでこれのカードどうですか?などの質問がありましたら、DM頂けると幸いです。

また差し替えるのであれば、ヒスイゾロアークVSTARの4枚目か夜のタンカの2枚目なら抜いても構築上問題ない箇所だと考えていますのでお試しください。


▶︎基本闘エネルギー

採用することでオーガボンいしずえのめんexのわざ《ぶちやぶる》を使用でき弱点・抵抗力と相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない為、特性《しんぴのまもり》を持ったミミッキュや《ミラクルボディ》持つミルタンクなどを突破することができるようになります。

《ぶちやぶる》のエネルギー要求が闘闘無の為ダブルターボエネルギーに対応しており、夜のタンカで基本闘エネルギーをトラッシュから拾うことができる為、《ぶちやぶる》を使用する難易度は比較的低いデッキだとは思います。

ですがミミッキュが採用されているサーナイトexデッキには元より勝率が低く、基本闘エネルギーを採用した場合も勝率が大きく変わらなかったので不採用となりました。
他デッキに採用されているミミッキュやミルタンクに完封されるのは耐えられないという方は採用を検討しても良いかと思います。

個人的にこの辺りの考え方は環境でこれらを採用しているデッキタイプがどの程度いるのか?や、デッキの使用者がこれらのカードで詰むことを許容できるのか?でしかないと思っているので、環境読みと感情の話になると考えています。
大切なのはデッキの使用者が構築に納得できるのか?だと思うので、好みに合わせて組み替えてご使用ください。


▶︎基本超エネルギー

採用することでゲンガーのわざ《スクリームサークル》を使用することができます。
地味にゼロの大空洞の恩恵をもらっているわざで、相手のベンチの数×20点を相手バトルポケモンに乗せる効果なので最大で160点を与えることができ結構強いです。

基本闘エネルギーと同様にトラッシュされていても、夜のタンカから回収することができるのでサイド1のアタッカーを倒す際に使用できると強そうです。
ただこの構築ではサイドを2-2-2で取り切る展開を想定して構築したため、サイド1の取り合いをあまり考慮しておらず不採用となりました。
細かく戦う場面を想定されてるのであれば採用を検討しても良いかと思います。

またミストエネルギーのついた相手には《スクリームサークル》が効かないので、使用する際は注意しましょう。


▶︎かがやくサーナイト

《じあいのヴェール》によりヒスイゾロアークVSTARにダメカンが乗っていない場合《ロストインパクト》の280点を耐えるようになりますが、《ロストインパクト》を使用してくるデッキタイプは、その場で倒されなくても後でまとめ取りする手段を持っているので、これを採用するならチェレンの気配りも合わせて採用しないと意味がなくデッキの形も変わって来ると考えています。


▶︎ともだちてちょう

《ほうせきさがし》と相性が良いカードですが、特段山に戻したいサポートがなく採用枚数以上に使いたいサポートもなかったので不採用となりましたが、ツツジとセットの採用であればありかと思います。


▶︎ツツジ

先行してサイドを取っていくデッキタイプなので、ナンジャモを強く使える場面が少なく手札干渉で採用するのであればツツジになるかと思いますが、今回の構築では安定してコンボを達成することに注力した為序盤から使用できないツツジは不採用となりました。

ただ先にサイドが3以下に突入するデッキタイプなので、最終盤面で相手のナンジャモやツツジを打たせない為に使用することができない点で、あまり相性は良くないと考えています。

巻き込みも多いデッキの為、採用するのであればともだちてちょうとセットで採用するか使えたらラッキーぐらいの気持ちで採用しましょう。



▼不採用カード


個人的に採用の必要が無いと感じたカードです。
参考にしてください。


▶︎イキリンコex

《イキリテイク》の使用により序盤の安定感を上げる役割がありますが、イキリンコexを採用しなければならないほど不安定な構築にはなっておらず、前述した目指すべき盤面の項からも分かる通り理想の展開をした場合置く場所がなく、後半盤面では役割が無い為不採用となりました。


▶︎ガチグマex

こいつがサイド1のポケモンなら採用してました。
スタートしたら目も当てられないので不採用です。


▶︎マナフィ《なみのヴェール》

主な役割対象がかがやくゲッコウガのわざ《げっこうしゅりけん》とキュレムのわざ《トライフロスト》になるかと思いますが、それらを使用してくるデッキタイプに対してはゼロの大空洞による火力アップの必要がなく、単純な2-2-2の取り合いになるパターンが多いので順当に戦えば問題なく勝利することが出来るため不採用となりました。

また前述した目指すべき盤面の項からも分かる通り理想の展開をした場合置く場所がなく、後半盤面でも役割が薄い為不採用となりました。


▶︎かがやくデンヂムシ

特性《ビリビリブロック》によりダメカンを能動的に増やすことができるが、この構築において《ビリビリブロック》によってダメカンを増やしたい場面がなかったので不採用となりました。


▶︎セレナ

ボスの指令の項でも触れましたが以前より裏を呼び出すことが減ったのと、Vしか呼べないセレナよりボスの方が優先されたので不採用となりました。

もう1つの効果である選んだ枚数トラッシュしながら山札を引く効果ですが、《ほうせきさがし》によって以前より器用に動くことが可能になったため、トラッシュしたくないカードを抱えながら山を引く必要が無くなり採用とはなりませんでした。


▶︎探検家の先導

5枚目の博士の研究のように使用できるカードですが、以前よりコンボパーツが増えてしまい探検家の先導による巻き込みが致命的となる場面が多いので不採用となりました。


▶︎マツバの確信

探検家の先導と同様5枚目の博士の研究として運用が期待できるカードで、相手もテラスタルを採用しているデッキタイプの場合ゼロの大空洞の恩恵を受けている可能性があり、盤面次第では手札を抱えながら大量に山を引くことができます。

ですが上記の盤面が限定的すぎる点、序盤から強く使うことが出来ないサポートだという点、ゼロの大空洞が残っているとヒスイゾロアークVSTARの打点を下げることが出来ないため張り替えられて番を返されることが多い点、などから実際にマツバの確信を強く使える盤面はほぼなく不採用となりました。



▼終わりに



ここまで読んでいただきありがとうございます。
誤字脱字も多く、お目汚し失礼いたしました。



大体のとこはここに書いてしまったので、答えられることは少ないかと思いますが、ご感想、ご意見、ご質問はX(旧Twitter)のDM(‎@sky_pokemoncard)にてお待ちしております。




またいくら投げ銭全文無料とはいえ有料部分に何も書かないのはあれなので、今回は横浜駅付近の美味しいお店を書いておきます。




横浜駅付近は比較的カドショも多くジムバトルの開催も盛んな他、パシフィコ横浜でCL横浜が開催されることもあって関東のプレイヤー以外も立ち寄る機会が多いのではないでしょうか。
その際にご活用いただき、横浜の飯美味いな!!と思って貰えたら幸いです。


横浜と言っても広いので今回は横浜駅付近で紹介しようと思っていますが、いずれは桜木町や関内といった俗に言うみなとみらいエリアの御飯処も別の記事のおまけで紹介できたらと思っています。
今後もご期待ください。




また巷で賛否両論あるXのRPで無料公開の機能ですが、思ったよりも良い印象を持っている方が少ないのと弊鯖代表より使用は控えるようにとの指示がありましたので、すみませんが今回からは投げ銭でのおまけ公開となります。





とはいえ今後のnote執筆のモチベーションに繋がりますので面白かったや参考になった方などがいらしたら、該当ポストのRPでの拡散、いいね、noteへのスキなどよろしくお願いいたします。


↓該当ポスト↓




改めてここまで読んでいただきありがとうございました!!
また次の記事でお会いししましょう!!


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