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NO.5 | crossroads |決意する散歩道

1歳の次女が信じられないくらいよく食べて、その食欲に毎晩驚いている彫金作家でコーチのぐっちです。

7月は、1つずつ丁寧に彫金作家として制作した指輪たちをお披露目していこうと思う。今日は第一弾、最近のデザインした指輪をご紹介したい。

NO.5 |  crossroads |決意する散歩道

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|製作方法|

金属はシルバーと真鍮の2種類。基本サイズは12号。前後3号程度の調整は可能だ。クロス×のようなデザインで、上下左右様々な付け方で全く違う表情が楽しめるデザインだ。左右非対称であり、全体的にまっすぐ平坦ではなく、少し凸凹したりスルッとしたり、手触りが微妙に異なる。ワックス製法で製作され、大きな円柱のワックスの塊を少しずつ削り出す手法で製作している。腕の太さを極力均等にしながら、バランスを見て細くしたり太くしている。どの部分をトップにするかで身につけた印象が大きく変わることが、この指輪の大きな特徴だ。1つの指輪でたくさんの印象を楽しめるようにしたい、という遊び心を加えてデザインしている。

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|デザインの着想|

crossroadsと名付けたこの指輪。まさに岐路に立っていた時に手帳に落書きのように描いたのがこの指輪の始まりだ。

長く勤めていた会社を辞めてやりたい道に飛び込んでみるか、このまま安定を重視して以前と同じ自分に戻るか。右か、左か。さあどちらがいいんだろう、と悩み悩んでいたときに、ふと浮かんだデザインだった。

右か左…どっちに進もうか…と思っている時点で、ほとんど自分の中で答えは出ている気がする。でもそれを言葉にしたり、誰かに話してしまうと、もう後に引けなく気がするから、なんとなく勇気がなくてそれもできない。
こっちに惹かれてるけど、覚悟が決まらないんだな…

そう思っていた時、今がまさに一つの帰路、右か左の分かれ道だなと思った。でもこの分かれ道は今までも幾度とあって、その度に選択をしてきた。そしてどちらも、私自身が覚悟さえ決まれば、どんな道は繋がってて、また次の何かの岐路につながっている。そうやって選択をし続けるんだ…とハッとした。

 右と左、どちらに進んだことが問題というよりは、そこを決めた時の覚悟と、どうなるんだ!という強い気持ちを忘れずに持ち続ければきっと選んだ方向は正解になるんだろう。
 私は右と左のどちらを選んで、どうなりたいと思ったのか、その時の気持ちをずっと忘れないでいたい。

私は、結局「会社を辞めてフリーランスでコーチとジュエリーをライフワークにする」と決めた。私はあの時、岐路にいたこと、決意してこの道を選択したんだということを忘れないぞと思った。そして、たくさんの楽しみを自分で作るぞ、工夫するぞ!そんな遊び心を大切にし続けたいぞ!そんなことを思って、デザインしたのがこの crossroadsだ。

|こんな人に届いてほしい|

□今、何かを決めるときだと思う人
□決めたことを後悔したくない人
□大切な選択をしたことを忘れたくない人
□決断した自分が大好きであり続けたい人
□今このタイミングで新しい何かに挑戦する人

|指輪に込めた願い|

右か左か。どちらに進むべきか。
時にどちらから一つの“選択”して、その道を進むと“決意”しなければならない時がある。決めたら突き進め。決めた方向に突き進め。

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あっちだったらどうだろう…こっちでよかったかな…とか思う必要はない。選んだ道は、たくさんの出会いと豊かな発見に溢れた素晴らしい道になるだろう。もしかしたら、始まりはうまくいかないことや認められないことがあるかもしれない。ひとりぼっちで寂しいと思うかもしれない。でも、大丈夫。決断した時の自分がずっといる。あの時の勇気を忘れてはいけない。この道は違ったかな…なんて思う必要はない。

このまま突き進めば、必ずまた次の岐路がやってくる。その時も自分の直感を信じて進め!人生は選択の連続だ。選択して決意して、腹を括って突き進め!必ずその道は豊かな発見に溢れた素晴らしい選択になる。

さぁ決断した自分を信じて進め!遊び心を持って、突き進め!

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|パーソナルコーチとしての問い|

道に迷いそうになった時、どんな言葉が道標になりますか?
突き進んだ先は、どうなっていると思いますか?

この指輪を眺めながら、この問いについて思い巡らし、忘れないようにノートに書いて、あなたの決断をいつまでも封印させてほしい。

願いを言語に、決意を形にして、日々身につける指輪に…




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