手数料で残高が減っていく銀行預金
我が家には6歳の長男、4歳の次男がいます。
長男が産まれた翌年から、ジジババや親族に「お年玉」を頂くようになりました。
私たち夫婦にはそれぞれ妹とその子供がいますが、「親の兄弟(叔父・叔母)間ではお年玉はナシにしよう」という取り決めをしているので、そこまでお年玉をくれる人は多くありません。
それでも、ジジババが毎回1万円とか多めな金額をくれるため、気づけば結構な金額になっていました。
私自身、結婚をする時に母親から私名義の銀行通帳を貰ったので、子供にも節目にまとめてあげたいなと思い、子供名義の銀行口座を開設することにしました。
長男の口座開設時に銀行から千円のプレゼント
夫婦二人ともメインバンクが「みずほ銀行」のため、長男も一緒にしたいなぁと思っていた所、2017年か2018年頃の1月に
「はじめての口座キャンペーン」みたいな、子供の口座開設キャンペーンをしていました。
その内容は「子供名義の口座を開設すると、開設時に銀行から千円入金してもらえる」という、「千円もらえるキャンペーン」だったのです。
低金利な時代に凄いサービス!と大興奮して、しばらくネタにして色んな人に話し、皆で大騒ぎをしました(笑)
次男の口座開設はなかなかできず
長男の口座開設後、次男が誕生しました。
次男も生まれた翌年から早速お年玉を頂いていたので、「また同じようなキャンペーンがあれば口座開設しよう♪」と、年末年始になると各銀行のHPなどチェックするようにしていましたが、中々長男の時のようなキャンペーンに出会えず、そうこうしているうちに、我が家のメインバンク「みずほ銀行」が新規口座開設分から「紙の通帳有料化」となってしまいました。
中々口座開設できないまま4年が経過しましたが、子供とお金の話をする機会も増えてきたので、きちんと整理しよう!と思い立ち次男の口座を開設する事にしました。
子供の口座なのでやはり紙の通帳が良いなと思い、15歳未満は紙の通帳が無料かつ、メインバンクであるみずほ銀行の隣に店舗がある三菱UFJ銀行で口座開設をする事に決めました。
衝撃!お金がどんどん減る口座になってしまうかも
口座開設当日、HPから来店予約をしていたし、次男の身分証明書として次男のマイナンバーカードを持参していたため、手続きはとてもスムーズでした。
「こんなに簡単なら早く開設すれば良かった♪」等と思っていると、口座開設について説明してくれたお姉さんから衝撃のセリフが
「入出金が2年以上ないと1,320円の手数料が残高から引かれます」
えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!
子供の口座なんて頻繁に出し入れする事もないし、2年位ウッカリしてしまいそう。
思わずその場でスマホのリマインダーに
「2024年1月 口座へお年玉入金」と入れてしまいました(笑)
口座開設前にHPを見ても気づきませんでしたが、HPの手数料一覧にもしっかり掲載されていました。
「お金は銀行で貯めておくもの」という教育は非常識になるのかもしれない
調べてみると、殆どの銀行が昔では考えられないような「手数料」を新設していました。
結局紙の通帳ではなく、アプリ通帳のようなものへ促す措置ですが、これだと「リアル店舗」である必要ないですよね。
私は15年位前にネット銀行を開設し、周りの人に「何か怖い」「紙の通帳がないと…」と心配されましたが、これから子供達が大きくなる頃には「紙の通帳」の方がレアな存在になりそうです。
こうなってくると、「お年玉の半分は銀行に入れておきましょう」なんてマネー教育は成立しなくなりそう。
だからと言って全ての人が投資の方に目を向けるかは分かりませんが、常識が大きく変わろうとしている事を肌で感じた出来事でした。