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雪のイースターホリデー

イースターマンデーの祝日、4月5日。今朝、起きたら雪がうっすら積もっていた。週末は、外でバーベキューができるぐらい暖かかったのに。桜や水仙、パンジーやチューリップはすでに咲き始めている。そんな花々も寒そうだ。

バーベキューの時に使った椅子も雪に覆われて

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変わりやすい天気に慣れているイギリス人

イギリスの天気をひとことで言うと、「変わりやすい」ということ。一日で一年の天候を体験できたりするし、春でも夏でも冬に逆戻りする。晴れてても、突然雨が降ってきたり、また晴れたり、しまいにはアラレが降ってきたり。だから、イギリス人は、変わりやすい天気に慣れている。コロコロ天気が変わるような時には、文句を言うと言うよりも、「Tipical (いつものことだね)」のようなあきらめの言葉を掛け合う。

晴れている日には、「次いつ晴れるかわからない」という気持ちで、最大限に「日差しと陽気」を楽しむのもイギリス流。イギリスは、いまだロックダウン中であまりどこにも行けなということもあるが、うちのご近所さんは、晴れて暖かい日は、必ずお庭やベランダに座って、お茶したりお酒を飲んだり、バーベキューをしたりして、おひさまや陽気を楽しんでいる。

傘を持ち歩かないイギリス人

そんな天気が変わりやすいイギリスでは、いつも律儀に傘を持ち歩くわけにもいかない。なので、雨の日でも傘をささずに歩いている人をよく見かける。私は、カバンに折り畳み傘を忍ばせておくのだけれど、イギリスの強風のせいか、傘の質のせいか、すぐに壊れてしまうので、今や私も「傘なし派」。ちょっとの雨は濡れても気にしないし、傘よりフード付きのジャケットやコートが便利だと思っている。北海道出身の私は、地元では雪の日に傘はささなかったから、もしかしたら、それと一緒かもしれない。

桜も水仙も咲き始めた4月に降った雪だったけど、総じて、誰もが「またか」という感じで、寒いイースターホリデーの一日をやり過ごしたようだ。

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