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日本株見通し 2023/12/4~

※ Youtubeの原稿となりますので、ブログ用の編集は特段しておりません。ご参考まで。

前回配信および今週のReview

日経平均:
<前回のおさらい>
ここから34,000円台も無くはない。とはいえ、1週間前よりも上値の重さが感じられる。上値を期待しつつ、利益確定を始めるのが良かろう。
<今週の動き>
- 日経平均そのものは、ある程度予想していた通り上値の重い展開。33,000円こそ切らなかったものの、33,100円台を記録。
- MACDもデッドクロスを見込む動き。
- RSI: 勢いが弱く。
-> 相対的に好調なNY市場とは雰囲気異なる。ドル円の動きも影響ありか。

グロース250(旧マザーズ指数)
<前回>
1週間前の動きで大きく雰囲気変わった。上昇に期待したい局面であった。打診的に買いで入りつつ、補助線のような動きも想定し、下がったところで買う余力を持っておくように、と。
<今週の動き>
結果的には、上値重く、下落に転じる形。金曜日の下がり方は、想定したシナリオに近いもの。やはりこの可能性が大きいと思われ、買うにしても打診的、ということであった。
チャート的には想定通りなので悲観的になる必要無し。一方で100日移動平均線で抑えられる可能性も見せるなど、若干気になる点あり。
買い急ぐ必要も全くない。

来週へのポイント

1) 大きなスケジュール、イベント:
米雇用統計、メジャーSQ
2) 米長期金利:
順調に下がってきている。先週、利上げは終わった見込みが高い一方利下げはしばらく先ということで、長期金利もこの辺りで留まる可能性あるかもしれないと言ったが、一段と低くなった。結構FRBは市場の過熱感を抑えるような発言をするものだが、市場は早期の利下げを織り込もうとしているように見える。債券価格が上昇し、株式市場にも悪い影響ではないので歓迎すべきも、一つのリスクかなという気がしている。
3) ドル円
まさに読み通り。こんなところでロングしちゃダメっていうチャートがそのまんま。長期金利との相関はあるが、しっかりトレンドに乗ること。楽観的な逆張りは痛い目に遭う。それよりも、トレンドをフォローし、違ったら損切りする方が遥かに良い。
4) NY市場:最も元気だったのは、ダウ平均であるが、他も総じて悪くない動き。停滞からの上抜けで、とても強く見える。日経平均との相関係数は依然高いままだが、今後はどうなるか。

来週のスタンス

【日経平均】
先週と変わらず、上昇可能性は無くない。ただ、先週よりも上値余地が限定的になってきている。買いポジションをまだ持っている場合はより一層利益確定、なんなら全部利益確定して売りに転じても良いかもしれない。
もし自分だったら、ここから売りに転じる。そして、33,000円を割ればもっと売る。一方で、33,800円を超えてきたら売りポジションを損切りする。

【グロース250】
- 全く買い急ぐ必要ない。ここからMACDもデッドクロスし、下落に勢い付く可能性が高い。買いたい気持ちを抑えて少なくとも数日は我慢した方が、結果的に良いエントリーが出来るんじゃないかと。
大丈夫かなと思うものの、万が一670を切るようなら買いポジションは損切りを!



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