見出し画像

アスリートとコンディション

始めにお断りしておきますが、私は医療関係や専門の学校を出ているわけではないので、有益な情報は一切ありません。単なる私的な気持ちを綴っています。

私の推しの一人であるアルバルク東京の田中大貴選手が腰椎椎間板ヘルニアの手術を受け、復帰に向けてリハビリに励んでいます。

https://www.instagram.com/p/CmvvmUGvlzQ/?igshid=MDJmNzVkMjY=



年末年始には自身のインスタグラムでも

全てうまくいきます。
少し時間かかりますが
また戻ってきます。

とファンに向けてポジティブな言葉を投稿してくれています。

冒頭にも書いたように、私は怪我や医療に関しては全くの素人なので、これがどんな怪我なのか?どれくらいの治療期間を要するものなのか?ネットなどの情報で調べることしか出来ませんでした。
どんな『怪我』なのかもわからない、と書きましたが、どちらかというと『病気(疾患)』という記述が多くみられました。症状には、急性と慢性があり、20〜40代の男性がなりやすいとも。保存治療もあれば手術療法もあるようですが、安静では治りきらないので手術に踏み切ったのでしょうか?もしくは出来る限り早く治したいとの思いもあったのでしょうか?どちらにしても想像することしか出来ません。

この症状に打ち勝って現役復帰したアスリートも調べました。多くのアスリート達が復帰を果たしていましたが、一方で復帰したものの調子が上がらずシーズンオフで引退、という方もいました。もちろん症状やそれぞれのチーム・個人の事情があるでしょうから、一概に楽観視したり悲観したりすることはありません。

ただ調べれば調べるほど、大変な病気だと知りましたし、何か突発的な事故(怪我)ではないようです。ご存知の方も多いと思いますが、彼は学生時代に日本代表に招集されてから、ほぼ切れ目なしに大学、NBL、Bリーグなどでの公式戦や練習を、ずっとずっとこなしてきました。休みなく、チームのため代表のため頑張ってきました。当然、本人もそこで優勝すること、日の丸を背負ってバスケットをすることが夢や目標だったと思うので納得済みだとは思います。選ばれることに誇りも持っていたと思います。
チームのエースですから、ディフェンスの当たりも強いです。フィジカルに身体をぶつけてくるディフェンダーもいます。
ディフェンスの時は、スクリーンをかけてくるビックマンと身体をぶつけ合います。
海外の国やチームと対戦する時は尚更です。
そんな事の積み重ねが、もしかしたら今回のことを引き起こしてしまったのかもしれません。
もちろん私の想像です。
本当に本当に、大変だったと思います。代表には選ばれて欲しい、でも身体をゆっくり休めて欲しい、応援しているだけの私でさえ悩ましい時でもありました。

東京オリンピック後、日本男子バスケットはトムホーバスHCの元、世界での1勝を目指して動き始めています。田中大貴選手は日本代表からの引退を表明しました。
2月6日、ワールドカップ予選Window6の代表候補選手が発表されました。
そしてさらに、本日14日に追加招集とコンディション不良による辞退者が発表されました。
東京オリンピック前までは、明らかにわかる怪我や海外のチーム在籍(または海外挑戦)など以外は辞退する選手はいませんでした。少なくとも表向きは。
それはトムさんが取り入れたことなのか、時代の流れ(価値観の多様性)なのか、わかりませんが、とても良い事だと思います。

日本代表という誇り、チームでの優勝、海外挑戦、そして自身のコンディション、今この瞬間、何を優先してプレーするか、どこに身を置くか、それは本人が決めることだと改めて思いました。

そして、もし何かの時、こういう選択が出来ていたら、、、
と思ってしまいます。

誰も後悔していないでしょうし、その時、全力で戦っていたことには変わりないですから。
そしてこれからも後悔してほしくない。
歳を重ねるごとに成長する彼のプレーをもっともっと見ていたいのです。

そんな思いを胸に、田中選手の復帰を、復活を心待ちにしています。

2023.2.14
思いを伝える日に寄せて

#日記
#Bリーグ
#アルバルク東京

この記事が参加している募集

Bリーグ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?