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フリーランス妻の自立とは・・・

結婚してパートナーの扶養になっている人って多いと思う。
会社員で育休を取っている方は
育休明けには会社に戻る前提だと思うので
今回は、一旦退職して扶養になり子育てをしている場合・・・
について、考えてみた。

ジュクネンリコンのキモチ

あ。最初に誤解のないように言っておくと
私、フリーランス妻ですが
離婚するつもりはとりあえずないです(笑)

じゃあ、なんでそんなことを考えてみたかと言うと・・・
先日、夫が帰省していました。
3泊ほど。

その時に、
「熟年離婚」っていう気持ちが
ちょっぴりわかったからww


単身赴任になってから1年半ほど経ちますが
我が家は、割と個の家族なので
普段、家族全員・・
何の連絡も取り合っていません(笑)
自立しているって言えばみんな自立している。

私も、一人暮らしに慣れ
自由に暮らしています。

夫に限らず息子でもそうですが
やはり、普段の暮らしに誰かが加わると
ペースが乱れる。
嫌なのではなく、ペースが乱れるのです。
ここ、大事。

子どもではなく夫の場合は特に
生まれてから結婚するまでの生活が別だったわけですから、
どうしても違いがあるわけです。
それを認め合うのが夫婦でもありますが
しばらく別に暮らしていると
どうも違和感が出ることがあります(笑)

やってもらうのが当たり前?

あくまでも我が家の場合ですが
ずっと家事全般を私がやってきたこともあり
夫はあまりやりません。
夫の名誉のために書いておくと
できないわけではありません(笑)

今は、夫も一人暮らしをしているのだから
身の回りのことは大体できると思います。

今回は帰省しただけなので
普段まともなもに健康的なものを食べていないだろうと
美味しいもの、好きなものを作りました。

その時にふと思ったのです。
私は、やってあげることが当たり前だった(過去形)
夫は、やってもらうことが当たり前(現在進行形)

いずれまた一緒に暮らすようになった時
こんな生活を求められたら
あたしゃ、やってらんないなあと(笑)

それは、私が何でもやってきてしまったし
お願いしにくいと感じてきたので
私自身のせいでもあると
わかっていますよ。
夫が悪いとは全く思っていないのです。
ここ、大事。


子どもが大きくなって
やっと自分の時間ができたのに
夫は変わらず・・
やってもらうのが当たり前になっている。
この先、夫が定年退職をして
毎日家にいるとしたら・・・
と考えたら熟年離婚っていうのが多い理由が
少しわかった気がした。

そうならないために
男性は家事などある程度できるようになる必要があるし
妻の"迷惑にならない程度"に(ここ、大事)
どう家事をするのか
といったことを
熟年になるまでに
お互い距離感を掴む必要があると思う。

フリーランスは離婚してもやっていけるのか

一旦退職して出産子育てをした女性の多くは
正社員ではないと思います。

パート、アルバイトが多いのかな。
それも当然だよね。

園や学校のこと、あるいは子どもの急な熱など
正社員として働くってものすごくハードルが高いと
自分も子育てしてみて思いました。
正社員でやっている人すごいと思う。

私の場合は、上の子が4〜5歳の頃に
縁あってフリーライターを始めました。
夫は会社員で、
ずっと夫の扶養で細々とライター業をしてきました。

ある時、うっかり扶養を外れてしまったわけですが
それ以来、確定申告をする自営業者としてやってきました。

でね。
今の収入で、
完全に夫とお財布分けて自立して
やっていけるのか?
と考えてみたのです。

子どもの教育ローンの支払いとかもあるし
人によっては家のローンとかある場合もあるよね
だから
一概にすっぱり分けて考えるのは難しいのだろけれど
生活自体はできるのか考えてみた。

  • 家賃

  • 水道光熱費

  • 交通費(車の維持費)

  • 食費

  • 通信費

  • 医療費

  • 生活用品費

  • その他(被服費、理美容費、交際費、娯楽費など)

主に必要になる費用は
ざっと考えてこんなところだろうか。
あとは、年金税金などと、
車の維持のためなどに貯蓄をしなければならないこととか・・・かな。

ローンの返済を考えなければ
そして、家賃が高額でなければ
やっていけなくはないな・・・

一人暮らしの大きな違いは食費。
自炊できるかどうか。
多くの男性は自炊が得意ではないと思う。
うちの夫も御多分に洩れず・・
残りの人生ずっと一人じゃ体を壊すだろう。
私は、料理が得意な方なので
自炊して健康的な食事はできる。
この点では女性の方が有利な場合が多いかな。

まあ、今の時代、男性でも自炊できたほうが絶対にいい。
だから、お子さんには
最低限の自分のご飯くらい作れるように
してあげるのがいいですよ。
うちの下の息子はかなり料理できます。
逆に上の息子の時は
そこまで考えてなくて・・母として反省です。
ごめんよ〜

話を戻して・・
もしも、今の自分が一人になったとしたら
やれなくはないのか・・・
って思うね(笑)
今は、ある程度フリーランスとしての収入が
安定しつつあるから。
(続く保証はないが・・)

熟年離婚って
妻は収入が確保できればやっていける
夫は身の回りのことができればやっていける
そんな感じなんだろうな。
あとは、精神的に・・というところか。
でも、どちらもできないことも多いんだろうな。

ちなみに・・・
フリーランスだろうとパートだろうと
夫の扶養範囲内で働いている場合
そこから、離婚して自立するのはかなり困難だと思います。

よほどのヘソクリがあれば別ですけど。

扶養でいると大きいのは
保険と年金。
これが夫の方に入っているわけだけれど
もし、フリーランスで扶養を外れて自分で払っていくとなると
この支払いがかなり負担大。

パートでも、
社会保険や厚生年金に加入してもらえるようであれば、
かなり楽になると思う。

フリーランスの場合は、それがないので
全額自分負担。
ここがイタイ。

まあ・・・
そんなもの余裕で払えますよ
ってくらい稼げばいいんです。

もっとも・・・
夫が退職すれば当然、夫の会社でこれまで入っていた
社会保険や厚生年金からは外れます。
二人ともね。
ただし、60歳定年でも再雇用されれば
そのまま社会保険や厚生年金に加入できるはずですね。

あ。あと・・
税金ね。
私の場合は、源泉徴収されて支払われるものも多いので
確定申告で還付されます。
ですが
業種にもよりますが、フリーでやっていると
源泉徴収されない収入っていうのも結構多いと思います。
その場合は、確定申告後に納税書が来ますので
税金を支払わなければなりませんので
この分は貯めておかなければなりません。

結論?

とまあ、経済的に考えると離婚は結構大変です。
よほどのことがない限りしないほうがいいですよね。

もちろん、夫側からの視点でも離婚なんてしないほうがいいです。
そう考えたら
定年退職をした後に夫婦関係が悪くならないよう
家事をできるようになったり
妻が気兼ねなく外へ出かけられるよう
夫自身が趣味を持って外へ出かけるようにしたり
そういったことも大事だなと思います。

これまで家族のために
一所懸命に働いてこられたのですから
ゆっくりしたい気持ちもあるでしょう。

だったら尚更です。

夫婦関係が良い状態でいられるよう
どうしたら妻が離婚したいなんて思わないか(笑)
男性も考えたら良いと思います。

そして、妻である私たちは
どうしたら離婚したいなんて思わないでいられるか
そのために、徐々に家事を手放すようにするとか
家以外の居場所(もちろん良い意味で)を持つようにするとか
お互いにちょうど良い距離感を
保てるような準備をすると良いと思います。

準備は子どもが中学生くらいになったら
考えたほうがいいです。
と、お勧めします(笑)

余談

今回は書いていませんが
夫が退職した後、仮に年金暮らしになっても
税金や保険料って引かれるわけで
知っておいて損はないですよね。
その辺りもまたの機会に書こうかな。

こういうことがあるので
生涯現役で働くことは大事だと痛感しますね。



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