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村上春樹の小説の生活に憧れる

 ハルキストと呼ばれる人になりたい。村上春樹は「村上主義者」の方が良いと何かで書いていた気がする。記憶違いかもしれませんが。  早寝早起きして、仕事もプライベートも概ね良い感じに進む。そして全体的にお洒落。  間違っても週刊誌の袋綴じを楽しみに生きて、仕事帰りにストロングゼロと半額総菜を買って帰り、灰皿からわかばのシケモクを拾って吸うおっさんが主人公にはならない。  一見、作中のおしゃれ具合はマネができそうに思えてしまう。  パスタも音楽も、早寝は無理でも早起きなら何と

    • 孤独感

       ずっと自分は1人が苦にならない性格だと思っていた。  子供の時は家に誰もいないと落ち着いた気分になれたし、そういう性格だと考えていた。  高校なんかでも休み時間に黙って本を読んでいることが多かったし、大学の学園祭などウェイウェイした環境に置かれると居場所がなくなって、でも部活が屋台を出しており店番のシフトがあったので帰るわけにもいかず、結局、人のいない空き教室で無駄に時間つぶしをしていた。  ところがそんな性格じゃなかったわけですね。  いざ一人暮らしをし始めると、部

      • 夢で見た事。

        *2018/2/26にはてなブログに投稿した記事です。  住宅街の近くを流れるドブ川に沿って歩いている。少し前を中年の男が歩いている。そのまま歩き続けると、いつしか俺は男のすぐ横を並んで歩いていた。  不意に男が「なあ。」と話しかけてきた。  「あれはいっつもどれくらい飛ぶん?」 男の指す方を見ると、曇天の下、パラシュートのような物に摑まった人々が舞い上がっていくのが見えた。  思わず、「あれは、たまに飛んでますね。」と俺は答えた。  すると男は、「俺はどれくらい

        • 就活の一幕

          *2017/3/31にはてなブログに投稿した記事です。 ちょっと微妙な会社に応募した話。 私は今就活中で、関東周辺での仕事を探している。今は関西に住んでいるので交通費などを考えると、チャンスは2、3回。焦っていた。 そこで、なるべく簡単に内定を得られそうな企業ばかりを求人サイトで探していた。 その中の1つが目にとまった。 社員数ギリギリ二桁名、会社の楽しさが強調され、「やりがい」「頑張り次第で」「楽しい」「独立支援」「海外研修」、Tシャツ姿でピースサインの社員の写真

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