２０１９年の個人的映画ランキング

２０１９年公開映画ランキング
個人的泣ける映画編

１この世界のさらにいくつもの片隅に
２０１６年公開のこの世界の片隅にに追加のシーンを足して満を持して２０１９年の末に登場したアニメ映画
戦争でなくても人は死ぬし悲しいことは起こる
戦争中であっても楽しいことは起こるし笑うこともある
人生は近くで見ると悲劇だが、遠くから見れば喜劇だと思わせられる

２映画すみっコぐらし　とびだす絵本とひみつのコ
全くもってのダークホースこんなメンタルをボコボコにしてくる話をこんな可愛らしいビジュアルで攻めてくる制作陣は本当に人の心が無いとみた
アイデンティティの喪失がこれほどまでに悲しく、救いのないものだということを嫌というほど教えてくれる
エンドロールシーンが唯一の救いだけれど僕には悲しくて悲しくてやりきれずに悔し泣きしてしまった

３バジュランギおじさんと小さな迷子
インド発の社会問題も織り交ぜたヒューマンドラマ
日本人には馴染みが薄い宗教観や文化、国の対立がシーンの端々に仕込まれており見応えのある映画
この映画は日本とは全く違う価値観で作られているけれど
世界では類を見ないほど宗教観が緩く、文化や国といった様々な違いに対して無頓着とも言えるほど寛容な日本人が観ることで気付かされる事は多い

個人的PARTY映画

１アベンジャーズエンドゲーム
１０年かけてパーティー会場を作って数ある映画の中でも類を見ない程金をかけて作った豪華な映画
この映画は３時間程だが見る人が見ればマーベルシリーズ２２作品分、４０時間を超える映画となる
その終着点となれば気分は強制的に最高潮へともっていかれる
見たかったものを叶えてくれる夢のような時間

２ゴジラ　キングオブモンスターズ
ゴジラを筆頭に怪獣が所狭しと暴れる作品
ヒューマンドラマシーンは最小限に、怪獣が暴れるシーンは最大限に
モブのような扱いの怪獣だけで別に１作品作れるだろと思える豪華で贅沢な使い方をやってくれる
監督が気持ち悪いくらいゴジラ好きでそれが痛いくらい感じられる宗教じみた作品

３ヘルボーイ
筋肉ハゲ×筋肉ハゲ＝祭りなワイルドスピードスーパーコンボとキアヌが殺す！ボコボコにされるけれど殺す！なジョン・ウィックパラベラムもヤバいくらいパーティーな作品ですが人間の価値が虫けらのように扱われている度で言えばぶっ飛んで高いのがヘルボーイ
敵味方関係なく楽しいくらい人間は死ぬ
人間バラバラシーン沢山入れたら楽しいやろ！オラァ！と軽快にスナック感覚で人が死ぬのがとても楽しい

個人的熱い映画

１プロメア
問答無用、ストーリー性は無くただただ登場人物全員が熱い
スパロボだと全員魂か熱血持ち
堺雅人が堺雅人
敵なのに堺雅人が一番アツい
堺雅人が叫ぶたびに胸が熱くなり拳を握る
突然解説も脈絡もないパワーワードが飛び交っても理解する暇なく勢いで進んでいくノンストップ映画
終わり方も最初あっけなくてｵｯとなったけど道中の熱が高すぎて正常な判断が出来ないまま映画館を去るタイプの映画

２スパイダーマンスパイダーバース
アカデミー賞も受賞した名作アニメ映画
これがヒーローだと言わんばかりのメッセージ性を詰め込んで、今まで見たことのない映像手法を詰め込んでいる見ごたえのある作品
スパイダーマンしかいないのに皆個性がはっきりしていてかつ全員に見せ場がキッチリあって作品のコミカルな毛色とは違ってとにかく丁寧に作られている
肩ポンって知ってる？でテンションがブチ上がる

３コマンドー４Kニューマスター
誰もが知るアーノルド・シュワルツェネッガーの名作コマンドーが４Kになって帰ってきた！
もはやネタバレなんて無いというくらい予告編からネタバレを出しまくってくる
最初から飛ばしまくってくるアクションの数々
辻褄合わせなんて不要！画面を占める筋肉が説得力につながってくる古き良きアクション
皆好きだよねぇ
コマンドーが２０１９年、令和元年に映画館で観れるってどうなってるんだ

個人的ホラー映画

１ハロウィン
上質な純粋ホラー映画
ホラー映画の様式美を詰め込んできた作品
ウワーッ！殺人鬼が！！後ろ！後ろーッ！！とか画面の明暗が切り替わるにつれ殺人鬼が近づいてくる演出と言ったホラーの定番をやってくれて怖い反面嬉しい、これが見たかったんじゃぁ！
ハロウィンのテーマソングはやっぱり名曲でゾクゾク来る
ラストのババァVSブギーマンはホラー映画ながらアクション映画ばりに熱くなる

２IT　THE　END
2017年に公開されたITの続編
殺意の高いタイプのピエロ、絶対殺すっていう殺意の高さをアピールしてくる愉快じゃないピエロ
ピエロも怖いけどこの街の人間が一番サイコの集まり
主人公陣もなんだかんだで強靭なメンタルでこの世のものじゃないピエロに挑むの大概ヤバい

３スターウォーズEP９スカイウォーカーの夜明け
正直ラストのシーンでえっ・・・としてしまった
スター・ウォーズEP4新たなる希望から４２年かけて所謂スカイウォーカーの物語の結末との謳い文句でこの作品を宣伝してのオチは並のホラー映画を上回る恐怖だった
スターウォーズってそもそもそんな面白くなかったのかなと勘違いするくらいにはシリーズ全てに悪影響を与えるEP7~EP9

上記に上げていない作品はめっちゃあるんだけど今年は群雄割拠だったもんで上げてないからといって面白くないわけじゃないんだ

今年に負けず劣らずのラインナップが既に予定されている来年の映画も楽しみですねぇ