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「ハゲタカⅡ」by 真山 仁

シリーズ第一作を読んで面白かったので、二作目のこの本を読んだ。この本の元々の題名は、「バイアウト」ということで、MBOを巡るファンド、同業他社、及び経営陣が入り乱れて、生き残りをかけて戦うというストーリーである。

内容的には、第一作の方がエンターテイメント性は高いと思うが、ストーリーにやや大味感があったような気がした。この本は少し地味ながら、ハラハラ、ドキドキしながら楽しんで読めた。第一作もこの第二作も両方面白かったが、個人的にはどちらかと言えば第二作のこの本の方が好きかもしれない。

冒頭元部下が、地下鉄で電車にひかれて死亡しているが、自殺なのか、それとも他殺という事件なのか、はっきりしないまま終わっており、少しスッキリしないが、次の本で判明するのだろうか?

これら2冊の本をベースとしてNHKのドラマについて、DVDを買ったので、見るのを楽しみにしている。中身は小説とは違う内容のようだが…?

評価は、5/5でした。

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