おっちゃん

家族から「おっちゃん」と呼ばれています。所有資格は、中小企業診断士、全国通訳案内士(英語)、公認内部監査人(CIA)

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家族から「おっちゃん」と呼ばれています。所有資格は、中小企業診断士、全国通訳案内士(英語)、公認内部監査人(CIA)

    最近の記事

    「海外M&A 新結合の経営戦略」by 松本 茂

    自分の勤めている会社も将来海外でM&Aを行う可能性もあることから、この本を読んでみた。 日本の企業も積極に海外でM&Aを行ってきているが、確率的に成功している会社は少ない。しかし昔に比べると成功の確率は上昇しているとのこと。 そういう中で、海外M&Aで成功しているグローリー、ダイキン工業、DMG森精機、日本板硝子、堀場製作所、村田製作所の例に成功の秘訣を解説している。 その上で、著者は「新結合」という言葉で、海外M&Aの戦略を説明している。新結合とは、自社の持っている技

      • 「Die with Zero ゼロで死ね」by ビル・パーキンス

        多くの人は亡くなった時にたくさんの資産を残してしまうが、それをできる限りZEROにして、亡くなろうという趣旨の内容。貯蓄に回す分を自分の人生にとって良い思い出作りのために消費しようというのがこの本のテーマである。 確かにお金を貯めて老後に備えるというのはある年齢までは大事だが、それ以降になると自分のために積極的に消費した方が良いという意見に賛成できる。折角たくさんのお金を貯めてもそれを使うだけの体力や興味がなくなってしまっているかもしれないからである。 自分は、この本を読

        • 「企業変革(CX)のリアル・ノウハウ」by 木村尚敬/小島隆史/玉木彰

          CXをどのように進めていったら良いかをまず2つの会社について小説風のストリーで状況を説明する。その後、その内容を踏まえた上でノウハウ的な解説を行うという組立てになっている。 本のボリュームは、2つのストーリーが2/3以上を占めて、残りがノウハウの解説となっている。ストーリーは小説としては物足りないが、CXを進めるとどういうことが発生し問題になるかを身近に感じやすくなっている。 この本のコアになる部分は、本の1/3程度の解説部分だと思った。 評価は、ストーリー部分が少し長い

          • 「徳川家康の決断」by本多隆成

            今年の大河ドラマは、「どうする家康」で、家康が天下を取るまでの間に、どのような決断をしたのかというのがドラマのテーマであるが、それに合わせたと思われるが、同趣旨で書かれたのがこの本である。 著者は、歴史学の先生で、既に家康の伝記を書かれているが、今回はその出版以降に出てきた新解釈も踏まえて、新しい切り口でもう一度家康伝を書いたということらしい。 新書ということで、詳しい学問的な論争等は省略したとのことであるが、それでも素人にはそれなりに細かい人物や事実関係の記述があり、少

            「弘兼流 60歳から、好きに生きてみないか」by 弘兼憲史

            弘兼さんは、これまでこの本と内容的には同じような本を書いていて、自分はそれらも読んできているので、目新しさはなかったが、読んで自分に言い聞かせる価値はあると思う。 この本で、言っていることは、今の60歳過ぎの人はまだまだ若いので、 ぜひ「何かをやってみよう」、「何かを始めよう」、そしたら「人生で今が一番楽しく、面白い」と言えるようになるということである。 「60歳からは、気楽に好きに生きて行こう」と励まされる。 これまでの本の内容と大きく変わらないが、読んで気持ちが良く

            「リスクマネジメント 変化をとらえよ」by デロイト・トーマツ・リスクアドバイザリー

            内部監査を行っている立場として、リスクマネジメントを包括的に書いた本を読んでみたかったので、この本を購入した。 内容的には、対象をグローバルに事業を展開している大企業を想定しているように思った。従って、書かれている内容全てを理解できた訳ではなく、とりあえずサラッと一読したので、今後は必要に応じて読み直そうと思っている。 具体的な内容は、まず戦略リスク、事業リスク、サイバーセキュリティリスクといった分野ごとのリスクとそのマネジメントを説明し、その後リスクテイクの考え方及び情

            「射精道」by 今井伸

            泌尿器科の先生が書いた射精に関する真面目な本である。 昨年9月に発行されて10月には4刷になっているので、それなりに売れているのかもしれない。これまで、あまりこういう切り口で書かれた本がなかったため、新鮮なのかもしれない。 中身としては、 ①なぜ今、「射精道」が必要なのか ②射精道ー思春期編 ③射精道ー青年期編 ④射精道ー妊活編 ⑤射精道ー中高年編、その他という内容である。 男性であれば、一読の価値はあると思う。 評価は、5/5です。

            「希望の糸」by 東野圭吾

            最近、何冊東野圭吾の作品を読んだのだろう。外れ作品は1つもなかった。 この作品も単なる殺人事件を解決するというストリーではなく、家族や人間の悲しさや迷い、そして希望について考えさせられる内容だった。 人生を歩んでいく過程において、様々な苦しみを抱えながら、それでも前に向かって進んでいくことの大切さを感じることができた。 文庫本で464ページあったが、あっと言う間に読み終えた。それだけ飽きさせない内容だったということなのだろう。 評価は、5/5です。

            「行動経済学の処方箋」by 大竹文雄

            基本的に行動経済学の考え方を使って、現在の問題点を考察する内容となっているが、伝統的な経済学の考え方も所々活用している。 本の前半では、新型コロナに関係する感染症対策とかテレワークの生産性と言ったテーマを行動経済学の考え方で説明している点は、なかなか新鮮でおもしろかった。 後半はあまり行動経済学からの分析ではない内容だったのは少し残念だったが、社会のいろいろな事象を経済学理論を使って説明するという点は、興味を引いた。 自分も経済学部出身だが、昔は「経済学は役に立たない」

            「三流シェフ」by 三國清三

            「オテル・ド・ミクニ」のオーナーシェフの三國さんの伝記。 昨年末をもって「オテル・ド・ミクニ」は閉店されたらしい。 現在三國さんは67歳だが、70歳で新しい店「三國」(7~8席程度の小さい店を予定しているとのこと)を開店させ、自分が本当に作りたい料理を作るために、グランメゾンの「オテル・ド・ミクニ」を閉店したとのこと。 この本でも少しコメントしていたが、やはりミシュランの星を取れていない点は、本人にとっても何かやり残したものがあると考えているのではないかと思う。ミシュランの

            「87歳ビジネスマン。いまが一番働き盛り」by 郡山史郎

            以前、同じ著者の「定年前後のやってはいけない」を読んだことがある。 この本の中での著者の主張は、「歳をとっても働くことが重要。但し、高齢者の就職は決して甘くないので、何でもする覚悟が重要。そうすれば新しい展開の可能性もあるということ」である。 この本で、書かれていることを以下列挙する ①AOA(あせらず、おそれず、あきらめず)の精神が大切 ②定年後の再就職は、「とにかく働く」ことが一番大切 ③お金や仕事の内容は後回し ④「何でもやります」を口癖にし、命じられた仕事はどんな

            「海の見える理髪店」by 荻原 浩

            長い間、自分の本棚にあって、「いつ読んでくれるんだ」と言われている気がしていたが、2016年に買ってからもう6年も放置していた。 第155回直木賞受賞作のこの本だが、年末に読む本としてふさわしいかどうかはわからないが、収められている作品1つ1つが、何か心に沁みるような内容だと思う。 本の帯に「誰の人生にも必ず訪れる、喪失の痛みとその先に灯る小さな光」と書かれているが、まさしくそういう作品集になっている。 いろいろ苦しいことや悲しいことがある人生であるが、小さい光を頼りに

            「小さいノート活用術」by 髙橋拓也

            今自分はコクヨの測量野帳を使っているが、最近使い始めたばかりで、使い方について試行錯誤の状態なので、何かヒントが見つからないかなあと思って、この本を読んでみた。 ノートの1ページ目は、最後に目次を書くというアイデアに対しては、「なるほどなあ」と思ったので、トライしてみようか。 著者は、ノートに書くという抵抗やハードルを高くしないよう、あまり制約や決まり事を作らず、自分が思うように書いていくことが長続きするという。 いろいろな事例が紹介されていて、大変参考になります。

            「白鳥とコウモリ」by 東野圭吾

            東野圭吾の新たな最高傑作と言われている作品だが、実際非常に面白かった。結末は予想できないことがいくつも重なっているが、無理のないストリー仕立てになっており、読んでも納得感がある。 何が正義で何が罪なのかと考えさせられる内容となっていると感じた。 東野圭吾の作品は、まだあまり読んでいなくて、評判の良い「白夜行」「手紙」「秘密」「幻夜」等はこれから読む予定で、楽しみにしている。 この本は、500ページを超えた大作だが、あっという間に読めたので面白い作品なのは間違いないと思う

            「My Life in Full, work, family, and our future」by Indra Nooyi

            元PepsiCoのCEOであるMs. Indra Nooyiの自伝です。昨年アメリカで出版され、今回Kindleで読んだ。英語は難しい単語も少なく、読み易く、内容も面白かった。 彼女のインドでの生活や学生時代の話から始まって、米国エール大学ビジネススクールへの留学、そして米国での就職と、時代に沿って記載されている。 ビジネススクール卒業後、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、モトローラ、ABB、そしてPepsiCoに就職し、PepsiCoではCFO、社長、最後

            「続けるほど、毎日が面白くなる。もっともっとマイノート」by Emi

            マイノートをどのように、何を書くのか、そしてそれがどのように役に立つかについて、丁寧に解説・説明している。写真も多く載せられていて、具体的で、大変読み易かった。 自分は、現在仕事関係は、無印良品のA5サイズのゴムのバインダーが付いたノートを使っていて、プライベートではコクヨの測量野帳のスケッチブックを使っている。測量野帳には、このnoteの読書感想の下書きや自分が考えていること等いろいろ雑多なことを書いている。 Emiさんは、この本で仕事関係もプライベートも1つのノートに