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科学的なピッチング

この本は個人的にもう一度学び直す為に読みました。

今回は要約というより紹介する感じで行きたいと思います。テクニカルな部分なので、ここでは伝える限界があるし、本の中の写真を見て読み進めるのが1番いいから。

著者の川村卓さん、いや教授。筑波大の有名な人です。育成年代でこういうのを伝えてもらえばもっと自分自身が考えて野球をやるうえでも深掘りして練習にいかせたかもーー!と思う内容になってます。

まずダルビッシュ選手、田中将大選手、岩隈選手(マリナーズ時代)などの写真を使ってピッチングの各フェーズを解説、練習方法が載ってます。

それ以外にも実際の動き、フォームの各フェーズを切り取ってそれぞれのポイント解説と習得するための練習方法が載ってます。

ちゃんと理論的に説明してくれながら話を進めてくれるので、自分はわかりやすかったです。ただ紙面なのでどうしても感覚的な部分に関しては個人差があると思いますが指導者や経験者なら理解可能な範囲じゃないかと思います。

投げるという一つの動作について大学の教授らしく細かく研究した結果なので説得力がありますよね。

自分がいいなと思ったポイント

・立ち姿、歩き姿から解説がある。それ以外にも基礎から教えてくれる

・コントロールを良くする為にと球速アップの方法がそれぞれ具体的に書かれている

・練習方法が多様に紹介されている。

・選手のコンディショニングについても言及されている。体を壊さないためのウォ―ミングアップ、クールダウンについても。

やっぱり長く続けてきた競技でも、適切な情報や感覚を日々アップデートや復習をしていかないといけませんね。

高校野球の予選も始まりましたし、楽しみな季節になってきました。現状はなにかと厳しい世の中ですが、選手、関係者はできる限りでベストを尽くしてほしいです。




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