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産業保健師になる人に幸せになってほしい

産業保健師のキャリアについて話した

先日産業保健師さんとして活躍されている仲間とキャリアについて話をする機会がありました。それに関して思ったことを備忘録的に書いていきます。(一発書きであまり読まれることを想定して書いてませんのでご了承ください)(色んな例が出てきますがこれは全て妄想でありフィクションです。私の想像上のことなので、実際「知らけど」なことしか書いてません)

企業とのマッチング

未経験の方は特に「どこでもいいから経験せねば」「求人が出たらとにかく応募」って感じだと思います。その中でもやっぱり企業が求めてることと自分がやりたいことが一致するかは重要だと思いました。
例えば同じ「予防に力を入れていきたい」だとしても

私「これまで糖尿病患者さんの看護に多く携わってきたから、保健指導とかで糖尿病になっていない段階から支援していきたい」
企業「健康経営について考えているから、予防の観点で組織作りや政策を考えられる人に来て欲しい」

全然違うのね。企業が求めていることは何となく求人の業務内容からわかるかなと思うけど、ここを考えないと実際入ってみて「こんなつもりじゃなかったのに」になっちゃうこともあると思う。だからこそ産業保健師になって何がやりたいのか、企業に入って何がしたいかを明らかにしておくって大事だなって思った。
組織作りや政策について求められてるなら、病棟看護師が自己PRするなら何人糖尿病患者を担当したかより、地域医療連携でどんなことしたとか、委員会でどんなことしたかの話の方が評価されそうだよね(知らんけど)

「自分ってどういう人間か」からの志望理由

今自己分析をしたり業務の棚卸しをして、客観的にどんな成果を上げてきているかを抽出していますが。どういう人間かって仕事のやり方にも出てくるなって思いました。
例えば、

私はめんどくさがり・どれだけ注意しても軽率にミスする(現実・自覚)
書類作りしてミスを見つけてもらうことが多いな…(分析)
→書類作成をエクセルで自動でできるようにならないかな?
(現状に合わせてどうにかできないか調べる)
→なんかできそうだな。やってみたら時短になった(課題を克服?)
他の人にも展開したり他の業務にも活用したら、業務の負荷減らせるかも(活用を提案する)
※社内での基本となる書類作りの方法がわかっていてることが前提の話

ってことが何例かあるとして、
この一連の流れから自分を細かく捉えると

私は
・めんどくさがり
・ミスしやすい
・課題は何が原因か考えられる
・どうにかできないかと思える
・克服方法について考えたり調べることができる
・他にも応用できないか考えられる

めちゃ前向きに捉えるとこんな感じね(ミスが多いは事実なので前向きとかないけど)この一つの出来事から自分が持ってる能力や特徴を抽出できたんだけど。例えばここから

・業務をよりよく変化させていきたい
→そういうことが求められる企業にいきたい
・効率よく間違えなく仕事をできるように環境を整えたい
→そういうことができる企業にいきたい

っていう、自分がどんな企業にいきたいのかっていうのも見えてくると思うのよ。例えば、企業の方針として「自ら考え、自ら実践し、提案と挑戦を積み重ねてほしい」的なことが書かれている企業が自分には合っているのかなって思ったり。さらにそういうことを志望理由にできるなと思いました。
(まあ実際「新しい風を吹かせてほしい」とか言われて入社しても、ガッチガチで今のやり方変えないよ?的な企業もありますけど)

例えば産業保健に関しては、企業がどんな方針があるかはわからないけど(健康経営宣言出してる企業もあったりするよ)「何十年も産業保健をやってきている大企業で大所帯で保健師さんが何人もいて〜」みたいな企業は何となく、もうやり方が決まっていてそれ通りにやっていくっていう感じがあるのかな〜とか妄想したりしています(実際には知りません)一人がやり方変えたら足並み揃わないじゃない!ったなることはありそうな気がする(知らんけど)
だからどんな社風や風土がある企業か・何人くらい保健師がいるか・どれくらい産業保健に力を入れてるのかって知りたいなって思うし、企業を志望する理由が出てくるなって思う。

産業保健師になってから

とにかく「産業保健師」になるために、求人が出てたから!志望理由とかないけど!とりあえず応募!って人多いと思います。多分未経験であればあるほどそういう傾向ありそう(知らんけど)
私がここで何を言いたいかっていうと、

産業保健師になれれば幸せなんですか?

産業保健師になるのが夢の人も多いと思います。私も大学時代1時間しかなかった産業保健師さんからの講義を聞いて産業保健を夢見たし、これまで社会に出て色々経験して、今「これからも産業保健やりたい!」って強く思ってます。
どの職業もそうだけど、産業保健師になったらゴールじゃなくて、なってからがスタート。(看護師を夢見て頑張ってきて、国試合格してもゴールじゃない。就職して業務始めてからがスタート。結婚と同じですね。就活も結婚同様考えねばだね。)
だからこそ入社後に生じるかもしれない「ちょっと違ったなぁ」が少なくなればいいなと思います。専門職だけど看護師のようにやることが決まっているわけじゃない場合も多くて。それこそやること(やった方が良いこと・やるべきこと)を自分で見つけていくってことも多いと思います。だから「ちょっと違ったなぁ」が起きやすい職業なのかもしれないと思ったり(知らんけど)
多分企業選んでなんてられないよ!ってパターンが多いと思うけど「ちょっと違ったなぁ。でも〜」って前向きに捉えられる要素を見つけておくのも大事かなって思います。でも〜の後にくるのが、もちろん職業としての「産業保健師」なので年収(稼げる)っていうのが出てくるのもありですよね。

私は産業保健に関わる仕事ってとっても素敵な仕事だと思っていて、今自分がやっていることも誇りに思って仕事をしてます。だからこそ産業保健に携わる人は自分も含めて、他の保健師さんも幸せになれればいいなって思ってます。そのための一つとして幸せなキャリアを築いていってほしいと思います。

実際に会ってお話して

私には産業保健師仲間と言っていいだろう方が多くいます。
先日遠征をして、お茶をしながら3人の産業保健師さんとお話しさせてもらいました。本当にありがとう。直接会って、これまでの就活とか今のお仕事とかこれからのキャリアについてお話を聞いて。みんな産業保健に携わってる共通点はありつつやっていることは全然違って。でもみんな迷いながらも企業と従業員を想って活動している話を聞いて「みんな幸せにな〜れ〜(おまじない)」って思いました。私も自分のやりたいこと・キャリアの実現するために頑張る。改めて自分も産業保健師として幸せになるために、自分のキャリアを真剣に考えて行動していかねばなと思いました。おしまい。

追記

ちらっと読み返してみたら、めちゃくちゃ上からの偉そうな内容になってしまっていた。反省。でも思ったことのメモなので直しません。日本語も全体的に統一感ないし変だけど(時間があったら直すかも)
私自身は産業保健師のヒヨコにもなりきれてない。何もかも足りないだらけ。ぶっちゃけTwitterやnoteにいらっしゃるような諸先輩方が産業保健に関して言ってることを理解できるまでに達していないレベルです。本を読んで「この本仕事で使えそうだな〜」くらいのぱっぱらぱーな感じで、業界の構造とか産業保健師の役割とか考える余裕なくて、今日と明日をなんとか乗り越えてる感じ。
だけど、ただただ産業保健を目指して、産業保健に携わる仲間に、産業保健って思ってたのと違った…って残念がられないで、なんかやりがいあるな・頑張りたいなって思ってほしいだけでした。これを読んでしまって不快に思ってしまったらごめんなさい(落書き読んで暇潰せたわ〜くらいな感じで受け止めてください)