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英語に拒否反応が出てしまうという方へ

How are you today?
I hope you are having a lovely afternoon.


ここ最近、
英語に拒否反応が出てしまう、という相談を受けました。

拒否反応が出てしまう。

日本では、英語がなくても生きていけるにもかかわらず、
それでも英会話を習得したいと思う、
この方のバイタリティーを、私は本当に尊敬しています。

しかし、覚えていて欲しいのです。

拒否反応や、苦手意識は、学習の成果を激しく下げるということを・・・

苦手なものは苦手、
嫌いなものは嫌い。


もちろんその気持ちもわかります。


でもこの意識は、あなたが思う以上に
学習効果を下げます。

そうはわかっていても・・


じゃぁ苦手意識を打ち消すには、どうしたらいいのでしょうか?


そう簡単に、人間の苦手意識って消えません。


人間の脳の作りとして、さっき覚えたことや、
昨日の夕ご飯など、
短期的な記憶はすぐに忘れてしまうのに、


一旦頭に刻み込まれた苦手意識という情報は、
頑張ってもなかなか消しきれないのです。

しかし、工夫の仕方でどうにだってなります。


苦手意識を完全に消すのは不可能だとしても、
学習への悪影響を減らす事はできます。

それは、あなたのうまく行った英語体験を口に出すか、
紙に書き出してみるんです。

どんなに苦手意識があろうとも、

テストで少し良い点が取れた、

街で外国人に道を教えてあげた。

コンビニで留学生が荷物を送るのを手伝ってあげた。

外国人に話しかけてコミュニケーションが取れた。

そんな経験は、ありませんか?

私は留学時にホームステイをしました。

初めてのオーストラリア、大きな公園、
広い道路、新しい環境に浮かれて、
一人フラフラと探索に出かけました。

そのホームステイ先は住宅街だったのですが、
似たような煉瓦造りの家ばかりで、
私は道に迷ってしまったんです。


今のようにGPSや、
Googleマップで探すなんてできない時代です。


道を聞くにも、英語わからない
そして、住所のメモさえ持たずに、
出かけてしまっていたんです。

何時間近所をうろうろしたかわかりませんが、
最終的に、
ホームステイマザーが、
庭で水やりをしているところを見つけました。

マザーを見つけた瞬間に走り寄り、
とっさに

I'm lost.

という言葉が口から出ました。

正しい文法だと、もう家に帰り着いたので

I was lost. が正しいです。


でもその時に、えっと時制は・・・
など考えてる場合ではなく、

道に迷ってすごい怖かった!!


その不安をマザーに伝えることで必死だったんですね。


するとマザーは、Oh I'm sorry darling.
I'm glad you are back.
(それはかわいそうに・・ 
戻ってこられて良かったわ)

と言ってくれました。

これが私の最初の英語で
コミュケーションが取れた成功体験です。

なんだかんだで英語って通じるんだ。
と思えた、良い経験です。

私たちは非ネイティブです。

どんなに頑張っても、逆立ちしても、
ネイティブスピーカーにはなれません。


ネイティブのようにも喋れませんし、
一生わからない単語に出くわします。


日本語にだって、読めない、
意味を知らない単語や言葉がありますよね。


英語だって同じです。

英語でコミュニケーションをとるときは、
笑顔で、そして恥ずかしがらず、
はきはきと喋れば、


なんだ、私の英語って通じるじゃん!!


と思えるんです。


そんな成功体験を積むと、


もっとコミュニケーションをとりたくなってくるものなんです。

そして、苦手意識も薄れていくのです。


ブロークンでも良い、
まずは、英語の成功体験を思い出し、
そして、積み上げて行きましょう!!

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