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おかみの覚書

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記事一覧

真正性について、考えていました

「ホンモノって何だろうねえ」 そう私に問いかけたのは、日田リベルテの原さんだったか、日置…

ウズハウス交換留学 6日目

2/21 月曜日 晴れ 前日の日曜はお休みをいただいたので、今やすっかりポルトのおかみ、まほさ…

いまここで、声をあげること

やる人いないからやってるわけであって、言う人いないから言ってるだけであって、誰かやってく…

傘と本は共有資本

どしゃぶりの中を傘もささず走って行く、ブルーハーツのような人がたまにいる。 ​いや私の周…

ワイルドスピード長浜ツアー (上) 海なし県はブルーオーシャンの巻

時代の混沌も、東西文化の分かれ目も静観してきた滋賀のことを、琵琶湖に触れずに説明するとし…

ワイルドスピード長浜ツアー (下) 豊かさは作れる?の巻

滋賀の土地そのものの力強さを思い知らされた1日目。それぞれの宿駅では歴史の残り香に息を飲…

熱伝導性の高い世界に生きる

 宿が再開して1ヶ月が経つ。夜の門司港に連なる明かりも、少しずつ彩度を取り戻してきた。予約カレンダーは決して安心して眺めることはできないけれど、ちょっと足を伸ばしてポルトを覗きに来てくれる人が増えて嬉しい。そういえばかつての夏は、山口でフェス、福岡でライブがあるたびに、会場付近で宿が取れず、門司港にまで人が押し寄せてくるような日もあった。そんな「やむをえず」門司港、という宿泊需要のおこぼれもめっきりなくなった今、「迷わず」門司港、「めがけて」ポルトに来ました、と選んでくださる

ベンジャミンバロックを預かってる話

タンガテーブルの玄関先でくるくると葉を巻いていたこの人は今、ポルトの窓際で相変わらずすこ…

おかみはきっとジムリーダー説

ゲストハウスで働いている人はみんな旅好きで、 バックパッカーの経験があるのかというと決し…

八百屋にある豆腐、宿にいる人々

八百屋はちょっと私たちに似ていると思う。 身近にあるけど、毎日は用がない。 八百屋は野菜…

今はなきあの宿

20歳の春、私の心はかつてなく揺らいでいた。 自由すぎる周囲の環境のせいか、好奇心に溢れ…

1,000

3年目の決意表明

昨年の4月、緊急事態宣言という前代未聞の出来事が訪れて、 誰にとっての緊急なのか、何が不要…

おかみの覚書vol3.「けっきょく言葉に何ができるのだろうか」

言葉を通じて私は何を伝えたいのか。 言葉を通じてあなたは何を知りたいのか。 言葉のさきにあ…

おかみの覚書vol.2 「とこのまセレクトをはじめた話」

どこに向かえばいいのかと迷いながら旅をする人に もちろん門司港の名だたる女将さんやマスターを紹介し、 相談してきなよ!と送り出すことは簡単だけど (門司港の人々には、そういう意味でも大変お世話になっているのです) 果たして自分のたった20数年の経験と知識をもってして、自分の言葉で、思い悩む人々になんと伝えればいいだろうかと、私は思い悩んでいた。 今までポルトは、誰かの「やりたい」「見たい」「知りたい」に火をつけて爆破を試みてきた。コーヒーに、スパイスカレーに、写真に音楽..