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シュトレン、クリスマスケーキのご予約についてのお知らせです。

こんにちは。
これからシュトレンとクリスマスケーキのご予約について書くのですが、今年は材料費、光熱費、梱包材の価格高騰につき、シュトレン、クリスマスケーキ共に値上げすることになりました。
そして今年は昨年よりも数量限定となります。シュトレンは2週に分けて焼くのでそれほど数は減らさない予定ですが、クリスマスケーキに関しては短期間で一人で全て仕上げる為、今年からさらに「量より質」に専念します。定数に達し次第受付終了となりますので、ご希望の方はなるべくお早めにご予約ください。
すみませんが、ご了承ください。よろしくお願いします。

11月25日(金)から、シュトレンとクリスマスケーキのご予約を受付開始します。
店頭、お電話、インスタグラムDMにて受付します。

※店頭にてオーダー用紙をご用意していますので、ご来店の際に記入して頂くのが一番確実なご予約方法となります。もちろん遠方の方はお電話、インスタDMでも大丈夫ですが、インスタの場合はすぐに確認できないので出来ればお電話の方が確実です。尚、お電話、インスタDM共に営業時間内にお願いします。インスタのコメント欄では受付出来ませんのでご注意ください。
シュトレン、クリスマスケーキ共に受取りに来られる日程や、発送到着日の日程がまだわからない方はその旨お伝えください。

シュトレン、クリスマスケーキの詳細は以下を参考にしてください。
・森のシュトレン 3500円(税別)

森のシュトレン

・12月9日(金曜日)から店頭受け渡し、発送を開始します。
完全予約制となります。
店頭でのご予約の場合はオーダー用紙に記入して下さい。
お電話、インスタグラムでのご予約時に伝えて頂きたいことは以下になります。

ご希望の日にち(発送の場合は到着希望の日時)
・店頭受け取り、または発送のどちらか
・本数
・ご住所
・お電話番号
・お名前をお伝えください。


尚、発送はパンとのセットも可能です。シュトレン一本の送料を考えれば、ご一緒にパンも入った方がお得かと思います。パンの種類等はご相談ください。
クリスマスにワインとスープなどに合わせるには、フランスパン、カンパーニュ、ライ麦パンなどをオススメします。

何年か前から人気となり今やこの時期はどこにでも店頭に並んでいる気がします。作り手として正直、この仕上がりでこの価格!?とびっくりするような品が巷に溢れています。パッと見ただけでは何がどうなのか分からないですよね。

シュトレンとは不思議な食べ物です。そもそもケーキなのか?パンなのか?作業工程は酵母を用いて発酵させて焼き上げるのでパンになります。でも仕上がったシュトレンを好みの厚さにカットして、濃いめのコーヒーと一口食べるとまるで焼き菓子のような味わいです。本場のドイツではクリスマスの1週間前から少しずつカットして楽しむようです。

森のシュトレンは焼き上げた日に一気にバターを塗るのではなく、翌日、翌々日と少しずつバターを浸透させていきます。手間と時間はかかりますが、その分保存も効くし、バターの風味も深くなります。ドライフルーツは鴨川のAMBESSAさんから仕入れたブラックレーズンとグリーンレーズンを。酵母はルヴァン種、ポーリッシュ種、林檎酵母液を使用します。小麦はもちろん国産です。

手作りなので一本一本それぞれの焼き上がりとなります。全く同じ一本はありません。この世に一本のオリジナルになります。そこが巷に溢れている工場生産のシュトレンとの違いだと思います。息子もシュトレンが大好きで毎日少しずつカットして食べます。皆さんの日々でも楽しんでもらえたら嬉しいです。

 この世に一本のオリジナルです


森のクリスマスケーキ
完全予約制となります。受け渡し日は、23日(金).24日(土).25日(日)になります。
店頭でのご予約の場合はオーダー用紙に記入して下さい。
お電話、インスタグラムでのご予約時に伝えて頂きたいことは以下になります。
ご希望の日にち
・ケーキの種類
・サイズ
・お電話番号
・お名前をお伝えください。

・ホワイトショートケーキ  レギュラーサイズ(4〜6人用) 4700円
・チョコレートケーキ    レギュラーサイズ(4〜6人用) 5100円 

ホワイトショートケーキ  ハーフサイズ(2〜3人用)   2700円
・チョコレートケーキ    ハーフサイズ(2〜3人用)   2800円

ホワイト&チョコ     ハーフ&ハーフ(4〜6人用)  5500円
                           (全て税別)

ホワイトショートのレギュラーサイズ

本番はクリスマス仕様にデコレーションします。


・チョコレートケーキのレギュラーサイズ

本番はクリスマス仕様にデコレーションします。
カットしたショートケーキ、スポンジ3段です

白子町でmeleというお店をやっていた頃にクリスマスケーキを始めました。その頃は予約といってもせいぜい5台くらいでした。ところがありがたいことに毎年頼んでくれるお客さんや、新規のお客さんと、じわじわとオーダー数が増えて来ました。昨年がMAXで、全て仕上げたあとは明香が寝込みました。

冷凍スポンジ生地なんてのはもってのほかで、一枚ずつ手作業でスポンジ生地を焼き上げています。焼き上げた後にカットして、クリームとイチゴをサンドして一晩寝かせます。そうする事で生地が馴染んでしっとりとします。翌日にクリームをサッと優しく、そしてデコレーションをして箱に収めて、お客さんに手渡ししてやっとホッとします。箱に収めるのも、そこから冷蔵庫に入れるのも、もちろんクリームを塗る際にもものすごく神経を使います。だって冷蔵庫に入れる際に落としたらそれで終わり!多分ショックで立ち直れないかもってくらいです。

とにかく毎年20日過ぎあたりからピリピリとします。昨年は本当に限界を感じて、このままだと一個ずつのクオリティに影響があると思い今年は定数を少なくすることに決めました。出来ることなら沢山作りたいのですが、一人でやるには、一人でやれるだけの量があると思います。

大切にしたいのは、ここでお金を稼ぐことよりも、オーダーしてくれたお客さんが本当に満足してもらうことです。これからも長年この仕事をやっていくにあたり、大量生産、大量廃棄の時代に少しでもカウンターでありたいと強く思います。そしてそういったスタイルに共感してもらえるお客さんとの繋がりこそ、一番大切にしていきたいのであります。