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フリマ出品の値付けに悩む

年をとったせいでもないが、最近、身の回りで使わないものを順次処分している。便利なもので、スマホひとつでフリマに売りに出すことができるようになった。一つ売れると、調子に乗って2つ3つと売り出すようになり、短期間に結構な数が売れた。

フリマに売りに出すときに、値段に悩むときがある。本などは同じ書名のものが複数出ているので、その価格を参考にすればよい。困るのは、同じようなものが出ていない時。適当に値段はつけてみるが、それでいいものか気をもむこともある。

出品してから売れるまではそれなりに時間もかかるが、時折、値下げの交渉が入るときがある。端数から1割程度の値下げであれば応じたこともあるが、いきなり2割~3割の引き下げを提案してくることもある。こちらの出方を探る目的もあるかもしれないが、大方は丁重にお断りしている。

値段の決まり方は、需要と供給が一致するところというのは、先刻承知だが、出品の際にかかるコストから値段を求められないかと思いついた。そこで、最も多く売った本を題材にExcelを使って値段を計算してみた。コストは「人件費」、「梱包材」、「送料」の3つとした。結果は次のとおり。

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人件費を欲張ったせいか販売価格が544円と予想よりも高くなった。安くするには、時給を下げるか作業時間を短くするか。あるいは梱包材をけちるか。ちなみに、メルカリでは最低価格を300円としている。これを下回る値段ではコストも賄えないということだろう。ちなみに、上記のExcelで人件費を「0(ゼロ)」にすると、販売価格は267円になる。

フリマで売る作業に値段をつけるか否かはそれぞれの判断だが、値段を決めるときの一つの目安になるのではないか。

安い値段でしか売れそうにないものなら、複数まとめて売るか、フリマで売るのをあきらめて、リサイクルショップに売る方法もあるだろう。

↑画像を貼り付けたExcelファイルです。
ワークシートを保護していますが、パスワードは設定していません。

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