だから私はnoteで綴る
ずっと前から、文筆が好き。書くことが好き。
忘れたくない大事な日のことを書きためてるノートもあるし、辛い時、苦しい時には思いのままにひとまず文字に起こしてみる。そうするとちょっと楽になる。
でも、とにかく文筆が好きだからnoteを始めた!ってわけでもなくて、それもそうだけど、それだけじゃない。
その理由もじぶんでちゃんと整理したくなったから書く。
私がまいにちnoteを書く理由
①芯のある人間になりたい
大学生になってから、特に演劇を始めるようになってから、「言葉」に振り回されるようになった。
人前に出ることで、優しい友達や身の回りの人の言葉だけじゃなくて、色んな人の言葉を浴びる。
特に日本では演技のスタンダード、共通する基礎が曖昧だから、出会う人によって言うことや良しとすることが全く違って、何を信じてどう選択していくのか、自分で自分をちゃんと守って判断しなくちゃいけない。
そして私は気にしいだったりもする。例え100人にいいね!と言われても、1人にズタズタに言われるとその1人のことが気になって仕方なくなる。気にしなくていいのに!ということまで気にして、凹んだりする。
実際に、さいきん、人から言われたことで気にしすぎて自分の表現が何なのか、自分の価値が分からなくなった瞬間があった。自分の好きという気持ちも続けるという気持ちも誰にも譲れない自分だけの感情なはずなのに、これからどうしたらいいのか分からなくなった。
で、それはまずいなと思いまして。
このままじゃブレブレだなと思いまして。
手帳に書いてみたんです。どうしたいのか。
その日のメモはこんな感じ。
誰かの評価が自分の価値とするならば、私の価値はぐっちゃぐちゃになる。他人の評価と自分の評価の総合評価にしようとしても、それまた混ざって分からなくなる。厳しい言葉を、もろに何でもかんでも浴びるのは反省した気になるだけ、要らない苦しみを味わうだけなのでだめだ。 じゃあどうしたら苦しくなくなるのか。たぶん、心の中の泉的なもの、からぶくぶく湧いてくる「言葉」を磨かなくちゃいけない。芯の通った透き通る水を育てなければならない。
なんか改めて書くと恥ずかしいな。
要するに、心の中で渦巻いてる言葉を少しずつ整えようと思った。それができれば、振り回されずに、地に足をつけて自分が自分でいられるように思うから。
誰かの言葉でじゃなくて、自分が自分の言葉で、やりたいこととやってることをちゃんと言葉にできるようになりたい。
②最後の学生生活を記録に残したい
大学生、学生で居られる最後の期間。もう通学路って言えなくなる。登下校中とか言えなくなる。さみしーー!!!
でも、30とか40歳くらいの大人の人と話してると口を揃えてみんなこう言う。
「え、俺が(私が)21の時、なんにも考えてなかったなーーーー。」
いやいやいや、何かしらは考えていたでしょう!おいおい。
いや、覚えてないのはそりゃそうだと思う。うん。
でも、学生って独特の余白がたくさんで貴重な時間だと思うんですよね。だから、せっかく今の私には暇もたくさん作り出せるし、いま体感している感情やみているものを残しておきたいなと思った。
③頭を柔らかくしたい
さいきん思うのですが、子供の発想力は天才だなと。そして、もちろん人にもよるけど、常識を知ってしまった大人は弱いなと。
たまたま部屋を整理してたら小学3年生のころの作文の宿題が出てきて、自分ののくせにそれがめっちゃ面白くてすごい笑った。(笑)
展覧会に行ってすごいなと思った、ドッヂボールをして男子に勝ててよかった、とか、簡単な内容。あと語彙がほぼ無くて、「すごい」「よかった」「すばらしかった」って書いとけば何とかなるだろって思ってるだろこれ、って内心スケスケの文。うける。
大人は、「知識がない→恥ずかしいこと」だし、「変なこと言う→何言ってんの?」って思考になりやすい気がする。
もっと違う、柔軟な矢印の先の考え方があってもいいのになーと思う。
だからその思考もnoteを通じて開拓していきたいです。くだらん妄想ってやつとかで。
③習慣をつける
卒業後の未来を考えたときに、就職をしないと決めてから、お先真っ暗じゃなくてお先真っ白です。何もない。良いように言えば永遠の夏休み的なものが居るのです。あと1年ちょっと向こう側に。やべーー!
そんな未来に対して、立ち向かうのとはちょっと違うけど、ずっと続けていけるもの、味方にできる何かをつくりたかった。
あとnoteを書いてる人たちってほんとに文章うまくて、いろんな人がいて、おもしろい。皆さんすげぇ。
自分の好奇心の刺激にもなるし、面白いものを見つけるアンテナが張りやすくなった、気がする。(まだnote初めてちょっとだけど)
だから来たる永遠の夏休み期間中にも楽しみ続けられるつながりを、今から見つけに行きたい所存でございます。
あ、あと毎日投稿にこだわる理由!
どんな日も心の余白で生きていく練習!!
だって生きてれば、どうしようもなくイライラする日も、しにたくなる日も、何もうまくいかない日もあるわけじゃないですか。
そういう日にどう立ち向かっていくか、存命していくかって興味ある。
もしかしたら大失恋する日がくるかもしれない。
もしかしたら夢を諦める日がくるかもしれない。
もしかしたら立ち直れない挫折をする日がくるかもしれない。
そういう毎日を、どう綴るのか、過ごしていくのか。
辛くなりすぎない程度に、余裕のある学生のうちは、頑張ってみようと思いました。
④自分の言葉の獲得
①で書いたことと重複するけども。
文章を書いたり読んだりすることは好きだけど、言葉を口にする、喋ることにちょっと苦手意識があります。集団でいるときに、口を開く勇気が足りない瞬間がたくさんある。
今年、座談会で雑誌のインタビューを受ける機会があって、色々と聞かれて、話してきた。でもやっぱり、すごい難しかった!!
稽古期間、公演期間に考えてた思考はたくさんあるはずなのに、思うように言葉が出てこない。それがものすごく悔しかった。
当たり前に読んでた芸能人のインタビュー、あれだって、自分の言葉を捻り出す訓練、物事を色んな面から思考することを日々しているから出てくる言葉なんだなと思った。ぼーーっと身一つで飛び込んでも、うまく語れることなんてあんまりない。
だから、少しずつでも訓練していきたい。
私が私の言葉を獲得する練習。
今度インタビューがあったときには、またもっと色んな切り口で楽しく話が出来るようになりたいな。こないだはちょっと緊張しすぎて、楽しむ余裕までなかったから。
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と、まあ、こんな感じです。ながい!
特定の事務所に入っていなくても、フリーランスのクリエイターやアーティストが活躍する時代ですね。
動画配信だったり、いろんな自分の見せ方があるけど、パッと目を引くような絶世の美女でもない、強烈な個性の塊でもない自分がコツコツとこれだけは磨き続けたい、負けたくないと思ったのが文筆でした。
上手くなるよりも、今考えてること、アイディアを素直に豊かに綴れるようになりたい。
かわいいものにかわいい!!
やばいものにやばい!!
すごいものにすごい!!
なんかそれがもったいないような気がした。
もっと内側、細部を引き出して言葉にできるようになりたい。
何事も修行の身です。
毎日更新を心がけるけど、気負いせず、毎日たのしんでいきます。
はあーーーー、たくさん書いた!つかれた!
またまたの長文、読んでいただきありがとうございました。
#毎日note #noteはじめました #私がnoteをはじめた理由
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