マガジンのカバー画像

35
小学生の頃から書き溜めている。恥ずかしがりたくないけどやっぱり少し恥ずかしいのカケラ
運営しているクリエイター

2019年11月の記事一覧

人と人

人と人

私が森の木々を見ているとき
あなたは海の魚たちを見ているかもしれない

私が雨のささやかな音を聴いているとき
あなたはクラブのにぎやかな音を聴いているかもしれない

それは隣り合って歩いていたとしても

私が天国だと思って歩いている場所は
あなたからみたら地獄かもしれない

目の前に現れる景色を
全てを共有することなんてできやしない

どう頑張ってもひとつになれない

正しいことなんて何一つない

もっとみる

無題

ぴんぴん はりつめて
つかつか歩く みださず歩く
はみでず 歩く
大人ってそういうことなの?

私は スキップがしたい
私は かくれんぼがしたい
私は ドッキリがしたい
私は 人を笑わせたい
私は 笑っていたい

なのに何で走れないの
ブランコに乗ったらいけないの?

あーーーーー、全ー然
笑ってないなあって思ったの
きゃらきゃらきゃっきゃと
全てを忘れて
遠くの方まで飛んでいきたいのに

そんな

もっとみる

今日のよるのこと

18時半のちょいさむ新宿駅

駅構内での待ち合わせ迷路

人避けのための白いマスク

やっと見せてくれた久しぶりの笑顔

7階に続く横座りの居酒屋さん

カシスソーダと梅酒ソーダ

窓から青い電灯の木が見えて

おもろいなあと相槌に乗る

あたたかいより熱い店内

ひとしきり話しを終えて

再び泳ぐ人波のなか

あっという間の2人の時間を

あっという間が過ぎていった

次は3人で会おうと

約束

もっとみる
無題

無題

花を見たら蜂がいた

路地を歩いたら猫がいた

川を覗いたら鴨がいた

空を仰いだら蜘蛛がいた

お墓を通ったらトカゲがいた

同じ空気の中で
同居をするいつかの私

もしくは

いつかのあなた

またねと言えない
私とあなたに

何度でも
ふと、目が合っている

気がする
#詩 #創作

無題

みずがのみたい
さらさらしたみずがこいしい
ぼあぼあとなるくうきのなかで
あたしはあたしのために
みずがのみたい

あーあーとか
わーわーとか
どうやってかんがえても
ちがうばしょのおとだから

ともだちになりましょう
てをたたいて
みんなでせーの

きゅるきゅるとした
みずをのみましょう

・○・○・○・

(2018/8/14に書いたやつ。公民館で演劇してたら隣の部屋が謎の宴会をしていて、

もっとみる