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マーケティングの本質を考える@もっちゃん

wikipediaによるとマーケティング(marketing)とは

企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。

すなわち、「商品やサービス」「情報」「顧客」にうまくを「届ける」ための概念です。
※ 上記の「情報」は顧客が感じる「価値」を意味します。


いい商品を作れば売れる時代では企業がマーケティングに投入するリソースがわずかでしたが良質な商品やサービスが溢れて、競争が激しい今の時代ではマーケティングが9割といっても過言ではありません。

マーケティングを戦略とPRに分けて考えてみましょう。

①生産コスト10 ✕ 戦略コスト1 ✕ PRコスト3 = 成果30

②生産コスト10 ✕ 戦略コスト3 ✕ PRコスト3 = 成果90

もちろん、その他の要素も沢山ありますし、コストについての見方も色々です。しかしここでは戦略の重要性に着目してほしいです。


なぜ企業は戦略にコストを掛けれないでしょうか?

1.見えない
2.不確定
3.知識不足、客観視できない

生産コスト、プロモーション広告費などは見えるものであり、ある程度はかけるコストに見合った成果もでますが戦略は目に見えないものです。

成果の予想が難しいため、企業内にその責任を担って突き進めようとする責任者が現れないのです。経営者であってもその責任は担いたくないものです。

専門知識を必要とするため、企業内に精通している人材がいないのも現状です。なお、企業内だけでは課題を客観視できないため、戦略を考案する視野が狭く、検討もれが生じてしまいます。


解決策としては

社外取締役など外部から戦略策定に参加できるメンバーを配置する。
利益を共有できるパートナー企業を巻き込んで戦略策定する。
戦略コンサルティングを採用する。

いずれにして、経営者の場合は社内だけの死角を認識し、どの様に解決するかの経営判断をしないといけません。


--  孫子の兵法 --

「兵は国の大事にして、死生の地、存亡の道なり。」

「戦争とは国家にとって一大事であり、国民の生死に関わることだから慎重に検討しないといけない」という意味です。

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